日経平均株価は正念場です。17,000円を割れずに踏ん張れるか

11月2日の日経平均株価は、前日比307円72銭(1.76%)安、1万7134円68銭で終えました。下落の原因は、トランプ氏の支持率が上昇、ヒラリー氏の支持率が低下したことにより、アメリカ大統領選挙の結果が不透明になったことです。為替相場は円高ドル安に振れ、日経平均株価を構成する企業の株価は幅広く下落しました。

【きょうの国内市況(11月2日):株式、債券、為替市場】 httpss://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-02/OG02ML6K50XX01

日経平均株価は、17,000円を割れずに今週を終われるか

チャート的には、日経平均株価は、日足チャートで空をつけて大幅に下落しました。52週移動平均線(約17,000円)に支持されてなんとか踏ん張ってはいますが、2日、3日のNYダウの株価の下落により、52週移動平均線を割れて下落していく可能性もあります。本日の日経平均株価の終値が17,000円より上で終われるかが上昇のポイントです。

投資家は、12月利上げというより、アメリカ大統領選挙に注目しています

NYダウの株価は、0.2%安、17930.67ドルで終えました。下落の原因は、アメリカ大統領選挙におけるトランプ氏優位のニュースが投資家心理を悪化させたためです。NYダウの株価は、ヒラリー氏優位を織り込ん上昇していただけに、トランプ氏優位のニュースはNYダウの下落を引き起こしています。

FOMCではイエレン議長により12月利上げが示唆されましたが、それはすでにNYダウの株価に織り込まれています。

したがって、今はFOMCのニュースよりもアメリカ大統領選のニュースの方がNYダウの株価に与える影響は大きいです。 【米国株:下落、前例のない大統領選は株式市場にも異変もたらす】 httpss://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-11-03/OG31HC6VDKHS01

チャート的には、NYダウの株価は18,000ドルを割れてしまいました。5日移動平均線に上値をおされる形で下落していく可能性が非常に高いです。 11月8日のアメリカ大統領選挙まで、NYダウから目が離せません。

注意
本ブログの内容はあくまで、NYダウの株価、NYダウの株価の変動、日経平均株価、日経平均株価の変動、短期投資家、中期投資家、長期投資家の投資家心理に対する、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

個人投資家 k-zma


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