日銀の新しい枠組みのポイント

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お疲れ様です。k-zmaです。

日銀が長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)付き量的・質的金融緩和を発表しました。

【日銀緩和、量から金利へ 長期金利0%に誘導】
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK21H2G_R20C16A9000000/

【長期金利操作と「時間軸」 日銀の新手法】
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGF21H0T_R20C16A9EA1000/

日銀が提示した新手法(金融政策の新しい枠組み)の2つのポイントを整理します。

①イールドカーブ・コントロール
イールドカーブとは、「債券の利回り」(縦軸)、「債券の残存期間(満期日までの期間)」(横軸)の関係を示す曲線のことです。現状、イールドカーブがフラット化してきており、金融機関としては利鞘がとりにくくなっています。日銀が実施したマイナス金利の副作用により、金融関連団体(特に、年金機関や保険会社)が運用難に陥っています。イールドカーブを立つような施策を打っていくことが、イールドカーブ・コントロールです。

②オーバーシュート型コミットメント
現状、日銀は金融政策で掲げている2%の物価上昇(インフレ)の目標を達成できていません。日銀はいつまでに目標達成するかを提示することをやめて、
「2%以上になったとしても、金融緩和(マネタリーベースの拡大)をやめない」
という宣言しました。これが、オーバーシュート型コミットメントです。

オーバーシュート型コミットメントすることが、2%の物価上昇につながるのか疑問が残る読者もいるかと思います。2%の物価上昇に到達できない原因の1つに、消費者のデフレマインドにあるようです。日銀としては、2%の物価上昇に到達しても金融緩和をやめないとコミットメントすることで、消費者に安心感が生まれ、デフレマインドが改善されると考えているようです。

上記の内容を念頭において、以下の記事を読んでみると、日銀、金融機関、財務省、金融庁の視点から株式市場を俯瞰できると思います。

【日銀、マイナス金利温存の深謀遠慮】
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO07519460S6A920C1000000/?dg=1

今後も、日銀の金融政策に注目していきたいと思います。

注意
本ブログの内容はあくまで、株式市場、日銀の金融政策、金融情勢に対する個人的見解です。ブログの内容を踏まえた取引により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

k-zma


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