素早く撤収!防衛銘柄~東京計器~

お疲れさまです。個人投資家 k-zmaです。

4月1日にアップした記事「逃げるが勝ち!日経平均株価下落の予想~ディストリビューション・デーからの考察~」で予想したとおり、日経平均株価がじわりじわりと下落してきています。このような相場では、株を買ったところで利益を上げられる可能性は低いです。したがって、今は“開店休業”状態を続けている投資家も多いのではないでしょうか。

私自身も全く株を買う気はなかったのですが、目を引くほどの活況に満ちた銘柄群が存在していました。それは、「防衛銘柄」です。そのあまりの活況ぶりに魅了されて、4月11日に東京計器(7721)の株を購入、4月13日の寄りで売却しました。

防衛銘柄とは何か、なぜ今防衛銘柄の株価が上昇したのか、その中でもなぜ東京計器を選択し、短期で売買したのかを紹介したいと思います

防衛銘柄とは

防衛銘柄とは、軍事産業に関わる銘柄(企業)を指します。防衛銘柄といっても幅は広く、戦闘機に搭載するレーダーを製造・販売する企業から、防毒マスクを製造・販売する企業まで多種多様にあります。具体的な銘柄は、以下のとおりです。

コード 銘柄
4274 細谷火工
6208 石川製作所
6203 豊和工業
6751 日本無線
6946 日本アビオニクス
7721 東京計器
7963 興研
7980 重松製作所

なぜ今、防衛銘柄の株価が上昇しているのか

防衛銘柄が注目され始めたのは、トランプ氏がアメリカ大統領選挙に勝利してからです。本ブログでは、2016年11月22日の記事「絶対注視!トランプ銘柄58選」で、防衛銘柄を紹介させて頂きました、ではなぜ、2017年4月現在、一部の防衛銘柄の株価が急上昇しているのか。それは、地政学的リスクが高まったためです。

ある特定の地域が抱える政治的・軍事的な緊張の高まりが、地理的な位置関係により、その特定地域の経済、もしくは世界経済全体の先行きを不透明にするリスクのこと。

参照)野村證券証券用語解説集

地政学的リスクを高めた具体的な例は、以下のとおりです。

【シリアの化学兵器使用「疑いない」=IS掃討優先は維持-米国防長官】
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017041200352&g=int

【米国、シリアへの空爆開始-アサド政権の化学兵器使用に対抗措置】
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-04-07/OO0N256JTSE901

そして、これらの地政学的リスクの高まりに便乗する形で、仕手筋が防衛銘柄を買い漁り、株価が急騰したと考えられます。

仕手筋とは、「巨額の資金を投じて株価を吊り上げるグループ」

参照)仕手株でしっかり儲ける投資術(中原圭介著)

出遅れ防衛銘柄は?それが、東京計器だった

私が防衛銘柄を調べてみようと思ったのは、4月10日です。すでに複数社の防衛銘柄の株価は上昇していました。4月10日時点における、石川製作所(6208)、日本アビオニクス(6946)の株価チャートは以下のとおりです。

2017年4月10日、石川製作所の株価チャート(日足)。

2017年4月10日、日本アビオニクスの株価チャート(日足)。黒線はボックス圏を示しています。

石川製作所、日本アビオニクスの株価が急上昇していたので、これから防衛銘柄に手を出すことに、“出遅れ感”を抱きました。しかし、これから株価が上昇する防衛銘柄も存在するのではないかとも感じていました。記事「さんタク対決?キムタクドラマの裏番組で踊るさんまさん」でも紹介しましたが、同業他社の中には出遅れて株価が上昇する銘柄が存在する可能性があります。

そこで、防衛銘柄の株価チャートを1つひとつ調べた結果、東京計器(7721)が出遅れていると判断しました。ボックス圏の上限と考えられる263円を超えてくれば、株価は急上昇すると予想しました。

2017年4月10日、東京計器の株価チャート(日足)。黒線はボックス圏を示しています。

4月10日の夜に264円で逆指値注文を出し、翌11日には自動的に取引が成立しました。

素早く撤収!決め手はPTSでの株価上昇率

4月12日、東京計器の株価は、264円から296円まで12%上昇しました。ボックス上放れで、まさに予想通り、株価は急上昇しました。石川製作所(6208)や細谷火工(4274)のように、ボックス上放れからの株価2倍以上の跳ね上がりを期待しました。

が、すぐに現実に押し戻され、13日の寄り付きで東京計器株を売却することを決定しました。それは、PTS取引(夜間取引)で、防衛銘柄の株価が下落しているのを発見したためです。PTSでの株式ランキングは、モーニングスターのHPで確認できます。

【モーニングスター PTS株式ランキング】 http://www.morningstar.co.jp/StockInfo/pts/ranking

4月13日、寄り付き前のPTS株式ランキング(値下がり率)の結果は以下のとおりです。日本アビオニクス-6.44%、興研-6.03%、重松製-5.98%、細谷火工-5.45%、石川製-4.10%、東京計器-2.36%、株価は下落していました。

結局、272円で売却、3営業日で+3%の利益という少し残念な結果で終わりました。しかし、4月13日、東京計器の株価は終値ベースで-13.9%下落したので、うまく逃げきれてホッとしているというのが正直な気持ちです。

2017年4月13日、東京計器の株価株価チャート(日足)。黒線はボックス圏を示しています。

自分の思惑通りに株価が動かなかったら即撤収。このルールは徹底していきたいと思います。

感度は高く、攻めるときに攻める

石川製作所の株価がボックス上放れして、急上昇し始めたのは4月4日です。そのときから、防衛銘柄全体を注視しておくべきでした。そうすれば、日本アビオニクスの株を、4月7日に274円で購入、4月12日には最大47%の利益をとれたかもしれません。同じような思考プロセスを踏むと、細谷火工では最大100%以上の利益をとれる計算になるのですが、この領域に到達するには、まだまだ知識と経験が不足しています。

日々、精進していきたいと思います。

注意
本ブログの内容はあくまで防衛銘柄に対する、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

個人投資家 k-zma


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