月別アーカイブ: 2017年5月

今が買い!AI銘柄~イー・ガーディアン~

お疲れさまです。個人投資家 k-zmaです。

記事「AI関連の銘柄は買うなら今。決算前には売る」で紹介したイー・ガーディアン(6050)の株価が、出来高を伴って急上昇しています。絶好の買いタイミングだと思いますので、イー・ガーディアンについて紹介したいと思います。

AI色強いイー・ガーディアン

イー・ガーディアン自体は、投稿監視サービス、カスタマーサポートサービス、広告オペレーションなど幅広いサービスを展開していますが、市場ではAI関連銘柄として認識されています。5月24日の相場では、AI関連銘柄が幅広く買われましたが、イー・ガーディアンの株価も出来高を伴って上昇しました。

プラス材料も出ており、今期の業績も期待できるのではないでしょうか。

【総合ネットセキュリティ企業イー・ガーディアン 特定物体検知率98.36%の画像内物体検知システム 『Kiducoo AI』 2017年5月23日(火)提供開始~SNS画像やアドバナーから特定物体を検知し、企業のマーケティングをサポート~】
http://www.e-guardian.co.jp/info/2017/0523

業績、ROEは悪くはない

記事「ガンガン伸びる!有機EL関連銘柄~ブイ・テクノロジー~」で紹介しましたが、銘柄選択の際は、以下の数値を確認しています。

・予想を含めた直近1,2年の売上上昇率 ・予想を含めた直近1,2年の経常利益の上昇率
・直近4半期の経常利益の上昇率
・予想ROE

イー・ガーディアンの各数値は、以下のとおりです。

2016年2月期、2017年2月期における売上の上昇率:26%
2017年2月期、2018年2月期(予想)における売上の上昇率:18%
2016年2月期、2017年2月期における経常利益の上昇率:58%
2016年2月期、2017年2月期(予想)における売上の上昇率:25%
直近4半期の経常利益の上昇率:64.9% 予想ROE:16.5%

先細り感が出てきていますが、今後の業績予想の上方修正に期待したいです。

高値圏での「W」をブレイク

記事「ガンガン伸びる!有機EL関連銘柄~ブイ・テクノロジー~」でも紹介しましたが、「高値圏でのW型」かつ「出来高をともなう上昇」は、買いのサインです。すでに、4月3週の高値を抜けてきているので、強気に買っていいと思います。

2017年5月24日、イー・ガーディアンの株価チャート(週足)。赤線は10週移動平均を示しています。

 

上昇を後押しするか?機関投資家の買い

機関投資家の買いも入っています。2月20日、ルネッサンス・テクノロジーズ・エルエルシーが3.82%保有しています。大量保有報告書が公開されてから3カ月経っているので、すでに売り抜けている可能性もあります。日々、株価を確認して売り抜けるタイミングをはかる必要があります。

【大量保有報告書(2月20日)】
http://www.kabupro.jp/edp/20170220/S1009R4H.pdf

結論、強気で買い、利益は少なめ狙いか

絶好の買いタイミングです。出来高を伴って新高値を更新するようであれば、強気で保有してもいいと思います。今後の株価の動向を注視していきたいです。

注意
本ブログの内容はAI銘柄に対する、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

個人投資家 k-zma


もう一山あるか?電子書籍銘柄~メディアドゥ~

お疲れさまです。個人投資家 k-zmaです。

記事「市場拡大中!電子書籍銘柄~メディアドゥ~」で紹介したメディアドゥ(3678)が、調整局面に入っています。そろそろ上昇へと転換してもいいタイミングだと考えています。 2017年5月20日現在のメディアドゥに関する情報を整理し、買うタイミングについて考えてみたいと思います。

業績、ROEは悪くはない

記事「ガンガン伸びる!有機EL関連銘柄~ブイ・テクノロジー~」で紹介しましたが、銘柄選択の際は、以下の数値を確認しています。

・予想を含めた直近1,2年の売上上昇率
・予想を含めた直近1,2年の経常利益の上昇率
・直近4半期の経常利益の上昇率
・予想ROE

メディアドゥの各数値は、以下のとおりです。

2016年2月期、2017年2月期における売上の上昇率:38%
2017年2月期、2018年2月期(予想)における売上の上昇率:119%
2016年2月期、2017年2月期における経常利益の上昇率:19%
2016年2月期、2017年2月期(予想)における売上の上昇率:52%
直近4半期の経常利益の上昇率:63.5%
予想ROE:16.5%

業績、ROEともに悪くはありません。

調整完了?10週移動平均線への1回目の押し

上昇トレンドの調整が終わり始め、買う時期が近付いていると考えられます。

2月27日週でブレイク(急上昇)してから、5月8日週で10週移動平均を初めて割れています。出来高も少なくなってきているので、下落の勢いは小さくなってきています。

2017年5月19日、メディアドゥの株価チャート(週足)。赤線が10週移動平均を示しています。

※基準とする移動平均線として、10週移動平均線もしくは13週移動平均線のどちらを採用するかには賛否両論あります。本記事では、「オニールの成長株発掘法」で採用されて10週移動平均線を基準としています。

反応薄・・・プラスに思えた2つの材料

5月15日週に、メディアドゥから以下2つの材料が出ました。

①IRIグループとの資本業務提携に関するお知らせ(5月17日発表)
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1475436

②メディアドゥ、「comico PLUS」に電子書籍配信ソリューションの提供を開始(5月18日発表)
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1475895

どちらも株価上昇のプラス材料と思われましたが、株価は上昇しませんでした。このことから、株価の上値が重いと言えます。

株価上昇のエンジンとなるか。機関投資家の買い

機関投資家の買いにより、今後メディドゥの株価が上昇する可能性は高いです。

2017年5月19日、三井住友信託銀行から大量保有報告書が提出されています。計5.52%の株式を保有しています。

【大量保有報告書(5月19日)】
http://www.kabupro.jp/edp/20170519/S100A8ZB.pdf

2016年4月21日にも三井住友信託銀行から大量保有報告書(5.07%保有)が提出されており、その週の始値から3週かけて、株価は30.6%上昇しています。 このことからも、2017年5月22日週以降、メディアドゥの株価は上昇する可能性が高いです。

結論、10週移動平均線を超えたとこで買い

総合的に考えて、プラスに思えた材料に対して株価が上昇しなかったことに若干の不安がありますが、業績・ROEの悪くなさ、チャートの形、機関投資家による買いを考慮すると、メディアドゥの株価は上昇する可能性が高いです。

買いのタイミングは、10週移動平均線を上回ってきたところではないでしょうか。

注意
本ブログの内容はあくまで電子書籍市場、電子書籍銘柄に対する、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

個人投資家 k-zma


これだけ確認すればOK!投資スケジュール(5月22日週)

お疲れさまです。個人投資家 k-zmaです。

5月15日週の日経平均株価は、293.14円(1.5%)下落しました。NYダウの下落が響いた1週間となりました。NYダウの下落の原因は、「トランプ大統領のロシアへの機密情報漏洩」疑惑による投資家心理の悪化です。

【米大統領のFBIへの圧力疑惑、議会で独立調査求める動き】
http://jp.reuters.com/article/usa-trump-idJPKCN18D2KF

私自身、日経平均株価の下落が続くとは思っていません。

記事「これだけ確認すればOK!投資スケジュール(5月15日週)」において、

私自身、日経平均株価20,000円へのポイントは、主導株に投資資金が流れるかにかかっていると思います。
主導株とは、活気づいている業界における上位2~3銘柄のことを指します。

と記述しました。

主導株の1つと考えられるブイ・テクノロジー(7717)にも投資資金が流れてきており、日経平均株価の急落はないと考えています。ブイ・テクノロジーの詳細に関しては、記事「ガンガン伸びる!有機EL関連銘柄~ブイ・テクノロジー~」をご覧ください。銘柄選びの参考にもなると思います。

>>ガンガン伸びる!有機EL関連銘柄~ブイ・テクノロジー~

今週の“注目”投資イベント!

24日(水)、アメリカ:コミー氏、公聴会出席(予定)

ロシアへの機密情報を漏洩疑惑に関して、コミー前FBI長官に公聴会への出席が要請されています。内容次第では投資家心理が刺激され、NYダウが大きく変動する可能性があります。要注意です。

以下、投資スケジュールの詳細です。

5月22日(月)

○国内
貿易統計速報(2017年4月)
QUICK外為月次調査(2017年5月)
西川自工会会長、記者会見
榊原経団連会長、記者会見
主要コンビニエンス売上高(2017年4月)

○海外
特になし

23日(火)

○国内
閣議
毎月勤労統計確報(2017年3月、2016年度)
食品スーパー売上高(2017年4月)
全国百貨店売上高(2017年4月)

○海外
フランス:PMI速報値(2017年5月)
ドイツ:PMI速報値(2017年5月)
ドイツ:Ifo企業景況感指数(2017年5月)
EU:ユーロ圏PMI速報値(2017年5月)
アメリカ:製造業購買担当者景気指数速報値(PMI、2017年5月)
アメリカ:新築住宅販売件数(2017年4月)
アメリカ:トランプ大統領、予算教書を議会に提出

24日(水)

○国内
黒田日銀総裁、国際カンファレンスにて挨拶
景気動向指数改定値(2017年3月)
月例経済報告(2017年5月)

○海外
アメリカ:中古住宅販売件数(2017年4月)
カナダ:中銀が政策金利を発表
アメリカ:FOMC議事要旨(5月2~3日開催分)
アメリカ:コミー氏、公聴会出席(予定)

25日(木)

○国内
対外・対内証券売買契約
3カ月物国庫短期、入札
40年物国債、入札
外食売上高(2017年4月)

○海外
南アフリカ:中銀が政策金利を発表
オーストリア:OPEC総会
ベルギー:NATO首脳会

26日(金)

○国内
閣議
全国CPI(2017年4月)
都区部CPI(2017年5月)
企業向けサービス価格指数(2017年4月)
シャープ、中期経営計画説明会

○海外
アメリカ:実質国内総生産改定値(2017年1~3月期)
アメリカ:耐久財受注額(2017年4月)
アメリカ:消費者態度指数確報値(2017年5月)
G7:シチリア・サミット(~27日)

注意
本ブログの内容はあくまで、投資スケジュールに対する個人的見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

個人投資家 k-zma


ガンガン伸びる!有機EL関連銘柄~ブイ・テクノロジー~

お疲れさまです。個人投資家 k-zmaです。

記事「2017年は有機ELまつり!有機EL関連銘柄まとめ」で紹介したように、2017年は有機EL関連銘柄の株価上昇が予想されます。

直近では、ブイ・テクノロジー(7717)が新高値を抜けて、着々と株価が上昇しています。この上昇は本物です。

私自身、ブイ・テクノロジーはもちろん購入の検討をしていたのですが、ポートフォリオの関係上、今回は泣く泣く見送らせて頂きました。ブイ・テクノロジーを検討していた際の観点を本ブログで紹介したいと思います。

申し分なし!売上、経常利益、ROEともに絶好調!

株を購入する際は、予想を含めた直近1,2年の売上上昇率と経常利益の上昇率、直近4半期の経常利益の上昇率を確認しています。ブイ・テクノロジーの各数値は、以下のとおりです。

2015年3月期、2016年3月期における売上の上昇率:138%
2016年3月期、2017年3月期(予想)における売上の上昇率:173%
2015年3月期、2016年3月期における経常利益の上昇率:112%
2016年3月期、2017年3月期(予想)における売上の上昇率:142%
直近4半期の経常利益の上昇率:241.3%
予想ROE:23.7%
※ブイ・テクノロジー株購入検討時(5月15日の決算発表前)の数値をもとに算出しています。

機関投資家による買いは入っているか?

株価の急上昇には、機関投資家の買いが必要です。前四半期に機関投資家が買いを入れているか確認します。「株主プロ」を利用すると、機関投資家が大量保有報告書を提出しているか(買いを入れているか)を確認できます。

【株主プロ】 http://www.kabupro.jp/

ブイ・テクノロジーの場合は、バークレイズ・キャピタル・セキュリティーズ・リミテッド、アセットマネジメントone、ルネッサンス・テクノロジーズ・エルエルシーが買いを入れているのがわかると思います。

嗚呼、美しい!チャートの形

極めつけは、チャートの形が非常に良かったです。高値圏でW型を形成し、株価が出来高を伴って上昇しています。チャートは日足・週足の両方をみることをオススメします。週足の方がダマシは少ないです。

2017年5月19日、ブイ・テクノロジーの株価チャート(週足)。黒線で記したような高値圏での「W」は、買いのサインです。

 

タラレバ妄想。もし買っていたら?

5月16日の決算発表後に始値19,130円で100株(単元株数)買っていたい場合、5月19日の終値21,460円の段階で233,000円の含み益が出ていることになります。「買っておけば・・・」とは思うものの、購入には190万円かかります。信用取引でいけなくもなかったのですが、ポートフォリオがブイ・テクノロジーに大きく偏るので、今回は見送らせてもらいました。

とはいえ、ブイ・テクノロジーの株価はまだまだ伸びていくと思います。保有している投資家は“強気”で保有することをオススメします。

ブイ・テクノロジーのような銘柄に出会うと、「リバモアの投資術」(ジェシー・ローリストン・リバモア著)の文章を思い出します。

そもそもやるべきトレードは年にたったの数回、おそらく4~5回しかないということである。 参照)リバモアの投資術(ジェシー・ローリストン・リバモア著)

ブイ・テクノロジーはおそらく、4~5回のうちの1回だったと思います。

残り3~4回のトレードに備えて、上記の観点に見合った銘柄を、日々粛々と探すのみです。

注意
本ブログの内容はあくまで、有機EL関連銘柄に対する、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

個人投資家 k-zma


これだけ確認すればOK!投資スケジュール(5月15日週)

お疲れさまです。個人投資家 k-zmaです。

5月8日週の日経平均株価は、438.2円(2.3%)上昇しました。記事「これだけ確認すればOK!投資スケジュール(5月1日週)」で予想したとおり、GW期間中、海外投資家による“仕掛け”はありませんでした。8日に高く寄付き、値動きが少ないまま8日週を終えました。日経平均先物が20,000円にタッチする場面がみられ、「日経平均株価もいよいよか」といった雰囲気がでてきています。

私自身、日経平均株価20,000円へのポイントは、主導株に投資資金が流れるかにかかっていると思います。主導株とは、活気づいている業界における上位2~3銘柄のことを指します。個別銘柄の値動きを見る限り、5月8日週の日経平均株価の上昇は“万遍なく個別銘柄に投資資金が流入した”ため、という印象を受けました。立役者は、5週連続で買い越している海外投資家です。

【投資主体別売買動向】 http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp

3月期決算が出揃いつつあるこの時期、主導株に投資資金が流入していくかに注目していきたいと思います。

今週の“注目”投資イベント!

18日(木)、対外・対内証券売買契約(週間)

海外投資家の6週連続買い越しがあるかに注目したいと思います。日本市場における投資家の7割は、海外投資家です。海外投資家が買い越せば上昇、売り越せば下落とは一概には言えませんが、メインプレイヤーの動きには注意が必要です。

【投資主体別売買動向】 http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp

以下、投資スケジュールの詳細です。

5月15日(月)

○国内
企業物価指数(2017年4月)
ESPフォーキャスト調査(2017年5月)

1~3月期決算:アサヒHD、電通、DIC
3月期決算:味の素、出光興産、日本郵政、かんぽ生命、ゆうちょ銀、三菱UFJ、三井住友トラスト、三井住友FG、みずほFG、オリックス、第一生命HD、T&D、NTT

○海外
中国:工業生産高(2017年4月)
中国:小売売上高(2017年4月)
中国:固定資産投資(2017年1~4月)
中国:不動産開発投資(2017年1~4月)
アメリカ:ニューヨーク連銀製造業景況指数(2017年5月)
アメリカ:住宅建設業協会(NAHB)、住宅市場指数(2017年5月)
アメリカ:対米証券投資(2017年3月)

16日(火)

○国内
5年物国債、入札
第3次産業活動指数(2017年3月)

3月期決算:住友化学

○海外
イギリス:消費者物価指数(CPI、2017年4月)
EU:ユーロ圏域内総生産改定値(2017年1~3月期)
アメリカ:住宅着工件数(2017年4月)
アメリカ:鉱工業生産(2017年4月)
アメリカ:設備投資稼働率(2017年4月)

17日(水)

○国内
機械受注(2017年3月)
1年物国庫短期証券、入札 鉱工業生産確報(2017年3月)

○海外
アメリカ:エネルギー省、石油在庫統計(週間)

2~4月期決算:シスコシステムズ

18日(木)

○国内
国内総生産速報値
対外・対内証券売買契約(週間)
3カ月物国庫短期証券、入札
20年物国債、入札
首都圏近畿圏のマンション市場動向(2017年4月)

○海外
中国:主要70都市、新築住宅価格動向(2017年4月)
オーストラリア:雇用統計(2017年4月)
アメリカ:フィラデルフィア連銀製造業景況指数(2017年5月)
アメリカ:新規失業保険申請件数
アメリカ:景気先行指標総合指数(2017年4月)

2~4月期決算:ウォールマートストアーズ

19日(金)

○国内
訪日外国人客数

2017年3月期決算:SOMPO、MS&AD、東京海上

○海外
特になし

注意
本ブログの内容はあくまで、投資スケジュールに対する個人的見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

個人投資家 k-zma


決定版!日経平均株価の“底”の見分け方

お疲れさまです。個人投資家 k-zmaです。

投資家にとって、いつマーケット全体の流れが下落、上昇に転じるかを察知することは非常に重要です。損失の最小化、利益の最大化のためには、マーケット全体の流れを読み解く必要があります。

2017年3月下旬から4月下旬にかけて、日経平均株価は最高値、最安値ベースで7.3%下落しました。いつマーケットの流れが下落するかを察知する方法は、記事「逃げるが勝ち!日経平均株価下落の予想~ディストリビューション・デーからの考察~」にまとめましたので、ご覧ください。

そして、2017年4月下旬から5月上旬(5月12現在)にかけて、日経平均株価は最安値、最高値ベースで9.7%上昇しました。

本記事では、いつマーケット全体の流れが上昇に転じるのか(いつ日経平均株価は底をつけるのか)を見分けるポイントを、今回の上昇ケースで解説したいと思います。

じっくり待とう!フォロースルー!

フォロースルーとは、オニールの空売り練習帖(ウィリアム・J.オニール著)で以下のように定義されています。

これ(フォロースルー)は通常の反発の4日目から10日目の間に起こり、主要な株価指数の少なくとも1つが前日よりも出来高の増加を伴いながら、1.7%以上上昇する。

参照)オニールの空売り練習帖(ウィリアム・J.オニール著)

日本市場の主要な株価指数には、日経平均株価、TOPIX、2部指数、日経JQ、マザーズなどがあります。これらの主要な株価指数のうち、少なくとも1つが前日よりも出来高を伴いながら、1.7%以上上昇するかが、マーケット全体の底を見分ける1つのポイントになります。

今回の上昇ケースでは、4月17日に日経平均株価が底をつけました。私自身、毎日主要な株価指数をモニタリングしていたのですが、“マザーズ”でフォロースルーを確認し、そろそろ日本のマーケット全体が底をつくのではないか(上昇に転じるのではないか)と感じておりました。

マザーズでは、4月17日に大陽線、4月18日に空をつけた上昇がみられたため、4月17日を上昇の1日目と判断しました。これらは下落のリバウンドによる“ダマシ”の可能性が高いので、フォロースルーとは見なしませんでした。案の定、4月21日、24日ともに大陰線をつけました。

勝負は上昇の4日目以降です。上昇の7日目(4月25日)には終値ベースで1.6%上昇し、「これはフォロースルーではないか?」と疑いました。そして、上昇の8日目(4月26日)には終値ベースで1.7%上昇し、「底をついたな」と確信しました。厳密に1.7%以上ではありませんでしたが、1.7%に近しい数値であり、フォロースルーと判断しました。

※オニールが提唱している投資手法“CAN SLIM”は、アメリカ市場での株価の値動きをベースに確立されています。したがって、日本市場とは若干のズレが生じてもしょうがないと考えています。

2017年5月12日、マザーズの株価チャート(日足)

26日以降、日経平均株価が力強く上昇していったのは、日経平均株価の株価チャートを見て頂ければ確認できると思います。

2017年5月12日、日経平均株価の株価チャート(日足)

 

全体の流れを把握して、素早くポジションを調整する

記事「逃げるが勝ち!日経平均株価下落の予想~ディストリビューション・デーからの考察~」と本記事により、マーケット全体の流れ(いつ下落し、いつ上昇するのか)を察知することできるようになると思います。

そして大事なことは、下落、上昇を察知したら、素早くポジションを調整することです。私自身、3月下旬に保有株を全て売却し、4月中は買いポジションの構築を控えました。

全体の流れの把握は、チャートを読み解くのがベストです。「4月は海外投資家の買いが入りやすいシーズンだから、日経平均株価は上昇する」と平気でコメントする証券アナリストや、「4月下旬にかけて、北朝鮮の地政学リスクで日経平均は下落し続ける」と意気揚々と話すエコノミストなどの話は、なんの参考にもなりません。チャートが全てを教えてくれます。

本記事がみなさんの投資活動に役立てたのであれば幸いです。

注意
本ブログの内容はあくまでマーケット全体の流れに対する、一個人投資家の見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

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