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組織を守るか、人を守るか。A LIFE ~愛しい人~第2話

お疲れさまです。k-zmaです。

「A LIFE ~愛しい人~」第2話の内容をまとめました。
「A LIFE~愛しい人~」第1話を見逃した方はまず、記事「まだ間に合う!A LIFE ~愛しき人~ 第1話まとめ」を参照ください。

>>まだ間に合う!A LIFE ~愛しき人~ 第1話まとめ

対立!患者を守る医者 vs 病院を守る経営者

壇上記念病院院長虎之介(柄本明)の知人で和菓子職人の森本(平泉成)が入院した。
オペを担当するのは、沖田一光(木村拓哉)にライバル心を燃やす井川颯太(松山ケンイチ)。
沖田も森本のオペを見学するが、別オペで苦しんでいる壇上深冬(竹内結子)の手伝いをすることに・・・。
森本のオペは成功したかに思えたが、退院後、森本の右手はシビレ、森本は自殺をはかり、医療ミススキャンダルとしてメディア取り上げられてしまう。
沖田は右手のシビレの原因をつきとめ、オペ方法を見つけるにいたるが、オペに踏み切るということは医療ミスを認めるということになる。
医療ミスを認め再手術で患者を守ろうとする沖田と、医療ミスを認めず和解(お金)で病院を守ろうとする壇上壮大(浅野忠信)は対立した。
結局、虎之介が沖田にオペの許可を出し、手術は成功。医療訴訟にまで発展することはなくなった。
しかし、虎之介・深冬の好感度が急上昇する沖田と、経営者としての判断をせねばならない野心家壮大の間の溝は深まるばかりである。

過去と現在のはざまで揺れる2人の想い

記事「まだ間に合う!A LIFE ~愛しき人~ 第1話まとめ」では「むかしばなし」がキーであることを記載しましたが、今回は昔のオペシーンが引き合いに出されていました。

昔は背中越しに沖田がオペする姿をみていた深冬が、今回は沖田の正面に立ってオペしていました。深冬は「変な感じだな」と、言っていましたが、そんなこと言われても沖田はどうリアクションしたらいいのかわからず。そして、端から見ていた柴田由紀(木村文乃)にも「息がぴったり合っていた」と告げられ、深冬もどうリアクションしたらいいのかわからず。

これからも、「むかしばなし」を注視し、2人の距離を測っていきましょう。

組織を守るか、人を守るか

「A LIFE ~愛しき人~」第2話の見どころは何といっても、医者沖田と経営者壮大の言い争いでしょう。

医療ミスを認め再手術で患者を守ろうとする沖田と、医療ミスを認めず和解(お金)で病院を守ろうとする壮大は対立しました。

大きな組織の中では、人はただのN=1です。N=1はとにかく無視されやすい。所詮N=1なので、大きな組織としてはN=1で起きたことを課題としてみません。その最たる例が電通の過労死事件だと私は思っています。1990年代に一度「電通事件」として、男性社員が自殺しているにもかかわらず、2015年にはまたしても過労死事件が発生しています。

組織が人をただのN=1とみなし、事態を重く受け止めない姿勢を貫く限り、この手の事件は絶対になくなりません。組織には組織の論があることもわかりますが、それでもN=1が集まって組織が成り立っているという原点にもう一度立ち戻るべきです。N=1を手荒く扱うのではなく・・・。

最後は、イチ意見をぶつけてしまいましたが、記事「さんタク対決?キムタクドラマの裏番組で踊るさんまさん」でも紹介したように、第2話の視聴率は第1話の視聴率よりも上がると予想しています。

>>さんタク対決?キムタクドラマの裏番組で踊るさんまさん

引き続き、「A LIFE~愛しい人~」を楽しんでいきたいと思います。

k-zma


まだ間に合う!A LIFE ~愛しき人~ 第1話まとめ

お疲れさまです。k-zmaです。

本ブログでは、投資を身近に感じてもらうために、旬なネタと投資を結びつけた記事を書いてきました。
ところが、「投資よりもドラマ論を!」という要望も頂いています。
そんな要望にお応えして、今、個人的に注目している「A LIFE ~愛しき人~」のダイジェストを書きました。
楽しんで読んでもらえれば、幸いです。

10年ぶりの帰国。天才外科医沖田一光(木村拓哉)

10年前に当時交際していた壇上深冬(竹内結子)と別れ、単身シアトルへと武者修行に出かけた沖田。恩師でもある壇上虎之介(柄本明)が重い病気を患い、虎之介の希望もあって、沖田は10年ぶりに日本に帰ってくることになりました。

深冬(壇上虎之助の娘)は、沖田の幼馴染である壇上壮大(浅野忠信)と結婚している状態。だからといって、どうのこうのないという雰囲気を沖田は出しているが、10年前から愛用している深冬との思い出の手術練習機材を使い続けている。

最終的に虎之介の手術は成功、シアトルに「やり残したことがある」と言って帰る予定であったが、深冬の脳に重い病気があることを壮大から告げられる。 虎之介の「君みたいな医者が必要」という言葉もあり、沖田は壇上病院ではたらくことを決意した。

負けられない。なんでも自分の上をいく壮大に対する沖田のプライド

沖田と幼馴染の壮大は、昔から沖田の上を行く存在。野球をやらせても、壮大はエースで4番、沖田は補欠でした。沖田は、父親である沖田一心(田中泯)に「壮大の爪の垢を煎じて飲め」と言われて育ちました。

「結婚おめでとう。言えてなかったから」と沖田が壮大に言ったのは、「もう、未練はない」という意思を壮大に伝えるためのものでもあったが、真意は確かではありません。明らかに、壮大を敬遠している素振りもある。

虎之介の手術後、「あのときシアトルに行ってよかった」と、沖田は深冬に告げたが、それは、「壮大にはできないことを自分にはできた」という優越感でもある。正直なところ、いつも壮大に負け続けてきた沖田だが、深冬を捨ててまで得た手術スキルだけは壮大に負けたくはない。医者としては負けたくないという意思が沖田からは感じられる。

壮大の野望。なんでも自分の思い通りにしたい

何をするにも沖田の上を行っていた壮大。それでも10年前、壮大には持っておらず、沖田が持っていたものがたった1つだけあった。それが、深冬である。10年前、手術練習機材で仲良くコミュニケーションをとっていた沖田と深冬。それを眺めている壮大のシーンが、壮大がどれだけ深冬を欲していたかを伺い知ることができる。といっても、壮大が欲しかったのは、深冬ではなく、深冬の父親虎之介がもつ壇上病院である。

10年前、沖田がシアトルへと武者修行へと出かけるきっかけを与えたのも壮大。当時沖田には学歴がなく、手術のチャンスも十分に与えられていなかった。そこを突いて、虎之介に沖田をシアトルへ向かわせてはどうか打診しました。壮大としては、沖田が深冬と別れるきっかけをうまくつくり、結果的に、壮大は深冬と結婚、副院長の座にまで上り詰めることができました。

沖田から深冬を奪い、院長の座にまであと一歩のところまできた壮大。名実ともに沖田の上の存在で在り続けている。しかし、深冬の沖田に対する想いと、虎之介の沖田への溺愛ぶりに不安と焦りは隠しきれてません。病院の壁を殴り穴をあけてしまう始末である。

過去と現在で揺れる深冬の想い

壮大は壇上病院が欲しかっただけ、自分は壮大に愛されてはいない、そんなことを感じながらも、明るく過ごしてきた深冬。壮大と虎之介が対立しながらも病院を大きくしてきたのを影ながら支えてきました。

夕食を外で食べてくるなど、壮大からの愛情をあまり感じなくなっているが、娘を溺愛する壮大は父親としては申し分ない。経営者として、一人の父親として尊敬はしているが、夫としてはどうなのか?そこに、沖田が戻ってきたことで、昔の恋愛を思い出したかのように、深冬の心も揺れ動きつつある。

深冬が一外科医として戻ってきた沖田と再会したのは、虎之介の病室。難しい病気にもかかわらず「大丈夫」と言い放つ沖田に、深冬は頼もしさを感じる。しかし、沖田の手術は失敗。虎之介は意識が戻らなくなり、沖田に対する深冬の信頼は失墜しました。

虎之介の治療の突破口を探す沖田に対して、「シアトルに帰って!」という深冬。それでも沖田は粘って粘って虎之介の手術法を見つけ出しました。敗色濃厚、「もう虎之介は意識が戻らない患者」として扱われている中、沖田が見つけ出した手術法を深冬が承認しました。深冬は、沖田の医者としての情熱に感化された瞬間でした。

結果的に、沖田は虎の介の再手術に成功。手術中モニターで見守る深冬に、壮大は、両肩を抱きかかれたり、手を握ったり・・・、壮大なりに深冬を励ましていました。しかし、いざ手術が終わると、深冬は握られていた手を振りほどき、沖田のもとへと走り出しました。心も体も壮大から沖田へと流れていった瞬間でした。

ここに注目!2人の距離を測るものさしは“むかしばなし”

手術後の沖田は腹痛で苦しみました。深冬はその原因は「野菜ジュースの飲みすぎ」と指摘しました。昔の話には意識的に触れていなかった深冬が、昔話に振れるシーンはドラマの終盤にかけて少しづつでている。1つ目は昔から整理整頓が苦手な沖田の話。そして、野菜嫌いの沖田の話。ドラマの最終話にかけて、昔話が手術練習機材にまで触れられるか。昔話の“深度”によって、沖田と深冬の“心の距離”を示唆しているのが、このドラマの魅力でもあります。

ここから、沖田、深冬、壮大の関係はどのように進展していくのか。1月22日よる9時からの第2話にも期待しましょう!

k-zma