お疲れさまです。個人投資家 k-zmaです。
3月27日週の日経平均株価は353.27円下落しました。31日(金)、日経平均株価は19,000円を終値で割れ、“安値引け”という極めて締まり悪い形となってしまいました。
記事「逃げるが勝ち!日経平均株価下落の予想~ディストリビューション・デーからの考察~」で解説しましたが、私自身、日経平均株価はもう一段下落すると予想しています。26週移動平均線近辺である18,700円まで下落するのではないでしょうか。
>>逃げるが勝ち!日経平均株価下落の予想~ディストリビューション・デーからの考察~
ディストリビューション・デーの他にも、以下の下落サインが出ています。
・25日移動平均線と75日移動平均線がデッドクロスしそうである。
・13日週移動平均線が下向きになってきており、日経平均株価の上値をおさえてきている。
・一目均衡表で、“三役逆転”している。
「新年度入りで、株式市場も活気づくだろう」という感覚的な根拠に頼ることなく、4月3日の週は様子見していた方がよさそうです。
今週の“注目”投資イベント!
4月3日(月)、日銀短観(2017年3月)
日銀短観では、以下3点を確認することをオススメします。2017年初、つまりは、トランプ政権発足後初の調査結果が提示されます。数値の変動に注目しましょう。
1.業況判断指数(景況感が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」の割合を引いた数値)
2.想定為替レート
3.設備投資額
【日銀短観】
https://www.boj.or.jp/statistics/tk/gaiyo/2016/index.htm/
7日(金)、アメリカ:雇用統計(2017年3月)
3月利上げ決定がなされ、市場関係者の次の焦点は「6月利上げ」「年内利上げ回数」に移っています。利上げを決定するFRBは、雇用統計を重視する傾向にあるので、毎月初に発表荒れる雇用統計には注意を払っておきましょう。
以下、投資スケジュールの詳細です。
4月3日(月)
○国内
日銀企業短期経済観測調査(2017年3月)
新車販売(2017年3月、2016年度)
軽自動車販売(2017年3月、2016年度)
○海外
EU:ユーロ圏失業率(2017年2月)
アメリカ:新車販売台数(2017年3月)
アメリカ:ISM製造業景況感指数(2017年3月)
4日(火)
○国内
企業の物価見通し(2017年3月日銀短観分)
財政資金対民間収支(2017年3月)
ファーストリテイリング、国内ユニクロ売上高の発表(2017年3月)
○海外
EU:ユーロ圏小売売上高(2017年2月)
アメリカ:貿易収支(2017年2月)
アメリカ:製造業受注(2017年2月)
5日(水)
○国内
日銀当座預金増減要因見込み(2017年4月)
国庫短期証券、入札(6カ月物)
○海外
アメリカ:ADP全米雇用リポート(2017年3月)
アメリカ:ISM非製造業景況感指数(2017年3月)
アメリカ:FOMC議事要旨(2017年3月14~15日開催分)
6日(木)
○国内
車名別新車販売(2017年3月、2016年度)
消費者動向調査(2017年3月)
マザーズ上場:テモナ
2月期決算:セブン&アイ
○海外
中国:財新中国製造業PMI(2017年3月)
フィリピン:消費者物価指数(2017年3月)
7日(金)
○国内
毎月勤労統計速報(2017年2月)
景気動向指数速報(2017年2月)
2月期決算:オンワード、高島屋
○海外
EU:非公式財務相会合(~8日)
EU:ユーロ圏財務会合
アメリカ:雇用統計(2017年3月)
注意
本ブログの内容はあくまで、投資スケジュールに対する個人的見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。
個人投資家 k-zma