お疲れさまです。個人投資家 k-zmaです。
「業績向上の可能性は非常に高いが、ここで株価が急落すれば精神的ダメージが強い。だから手仕舞おう」
利益確定するか。保持し続けるか。決算前は悩みに悩みます。どんなにファンダメンタル分析、テクニカル分析を深めようとも、“確実”なことは何もない。これは、世の中の不確実性からくるもので、どうしようもなく、ただ、受け入れるしかない事実です。
不確実性があるが故に悩み、最終的に儲けられるかの判断をしなければならないところに、「株式投資はギャンブルである」と言われてしまう所以があるのだと思います。
本記事では、記事「株価のロケット上昇なるか。推奨銘柄~VOYAGE~」で紹介したVOYAGE(3688)の取引内容を報告します。
今回の判断は、非常に難しかった。
記事「ダメ絶対!決算発表のギャンブル投資」で紹介したとおり、基本的に決算を跨いだ株式保有は推奨していません。ただ、中には例外があるわけで、記事「不動産もオークション!エスクローAJ」で紹介したエスクローAJでは、20%以上の利益を出すことができました。
なまじ決算跨ぎの株式保有で大きな利益を出せてしまうと、次の取引でも調子に乗って決算跨ぎの株式保有を決行してしまうものです。しかし、今回のVOYAGEでは、決算前に利益確定し、結果、決算後の株価急落による損失を避けることができました。
2017年7月27日、VOYAGEの株価チャート(日足)
なぜ、調子に乗らない決断ができたのか、それは、以下のパワークエスチョンに対する自分の答えが「Yes」だったためです。
もし決算を跨いで株式を保持し、損失を被った場合、精神的ダメージは大きいか?
株式投資はメンタルスポーツ。そしてまた、自問自答を続ける日々
VOYAGE株の取引は、10%以上の含み益が出ていたから利益確定に踏み込めたとも言えます。ここでふと疑問が生じます。
もし、含み益が出ていなかったらどうしていただろうか?
たぶん、保持し続けたと思います。結果、損益が生じていたでしょう。
ここが、株式投資の難しいところです。投資家の保有銘柄が含み益になっていようがなかろうが、株価の値動きには全く関係ないという事実を私自身まだ腹落ちしきれていないようです。
決算跨ぎの株式保有は絶対にやめるべきか、それとも例外はあるのか。この謎を解くために、まだまだ日々の研鑽(仮説検証)が必要です。
注意
本ブログの内容はあくまでVOYAGEに対する、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。
個人投資家 k-zma