知識

【必然です】前澤友作氏が株式投資で44億円損失

「株式投資ってやっぱり損をするものなのでしょうか?」

と、落胆してしまっている人向けに本記事を書いています。

こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。

“株式投資=損する”

というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。

まー、メディアでは「株で儲けました!」という話より「株で損しました・・・」という話の方が多く取り上げられますし、人間の記憶にはネガティブイメージの方が残りやすいとも言われています。

2020年9月6日には、衝撃的なニュースが世間をにぎわせました。

【前澤友作氏 株式投資で44億円損失「44億円あったら…どれほどの人を救えたのか」と無念の思い吐露】
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a714f68dd2367c6558daf35ea24d9ee858a0247

44億円の損失・・・想像できないくらいものすごい金額ですね。
運用資金の20%の損失を出したと考えると、想定される運用資金は220億円・・・。
どんだけお金をもっているのやら・・・。

こういうニュースが流れると

「株式投資って危ない」
「やっぱり、株式投資は損をする」

というネガティブな感情を抱いてしまってもしょうないですよね。

ただ、僕から言わせると前澤友作氏の株式投資44億円の損失は“必然”と言え、避けることができました。

この避けることができた持論をベースに、“株式投資=損をする”のイメージを少しでも払拭したいと思います。

前澤友作氏の株式投資で44億円損失は必然でした

前澤氏はツイッターで、以下のようなコメントを発表しています。

【猛省】このコロナ禍で乱高下する株式市場に目が眩み、慣れない短期売買を繰り返した結果 #株式投資で44億円の損失を出してしまったことをここに報告します。44億円もあったら、いったいどれほどの人にお金が配れ、どれほどの人を救えたのか。悔やんでも悔やみきれません。事業で絶対に取返します。
(2020年9月6日、前澤友作氏のツイッターより引用)

注目するべきは“慣れない短期売買”という文言です。

「前澤さん・・・短期売買していたのですか???」

と、びっくりしてしまいました。

というのも、上述したように前澤氏の運用資金は数百億円単位です。
数百億円単位で“短期売買”するのは現実的ではありません。
なぜなら、短期売買で利益を出すには少額資金で細かく売買注文を入れる必要があり、手間がかかってしまうためです。
(細かく売買注文を入れないと株価が急上昇してしまい、高値で株を買ってしまうケースが生じます)

そしてこの手間こそが、株の売買のスピード感を鈍らせ、自分を不利な状態へと追い込みます。
損失が膨らんで、売りたくても素早く売れないのがよくあるケースです。
(一気に株を売ろうとすると、それだけで株価が急落します)

トレーダーを雇って手間を省いたとしても、数百億円単位の短期売買に集中できる投資家って・・・機関投資家くらいでしょうか。
とりあえず、個人投資家では日本に数名しかいないと思います。
(それでも、前澤氏の資産と人脈があれば敏腕トレーダーを雇えそうですが、結果は出せなかったと・・・)

株式投資を始める前に“投資スタンス”を明確にする

この前澤友作氏の株式投資44億円の損失から、僕たちは学べることが1つあります。それは・・・

株式投資を始める前に“投資スタンス”を決めましょう!

ということです。

ここで言う投資スタンスは3つあります・・・

デイトレーダー:日中株を売買する投資家
スイングトレーダー:保有期間1日~2週間で株を売買する投資家
中長期投資家:保有期間3週間~数年で株を売買する投資家

です。

注意:保有期間に厳密な定義はありません。書籍によって保有期間の定義が異なるので、“1日~2週間””3週間~数年”というのはあくまで参考値としてください。

前澤氏は「短期売買を繰り返した」とコメントしていることから、投資スタンスをデイトレーダーもしくはスイングトレーダーと設定したのでしょう。

ただ、上述したとおり数百億円単位の資金を“短期”で運用するのには無理があります。
無理があるというより、自分に不利です。

自分に不利な投資をする・・・ここに株式投資で44億円損失の”必然性”があるわけです。

もし僕が数百億円単位の資金を運用するのであれば、迷わず投資スタンスを“中長期投資家”とします。
200億円の資産で配当金狙いですね。
配当利回り5%の優良企業の株を買い、コンスタントに年10億円の利益を得られるようにします。

アダストリアとユナイテッドアローズへの投資は成功するのでは?

実は前澤氏・・・中長期投資家としても活動しています。

2020年8月13日時点では・・・

アダストリア約39億円、ユナイテッドアローズ約35億円の株式を保有しています。

【ZOZO創業者の前澤氏がアダストリアとユナイテッドアローズ株を大量取得】
https://www.wwdjapan.com/articles/1109324

【大量保有報告書】(前澤友作氏 アダストリア)
http://www.kabupro.jp/edp/20200813/S100JIWY.pdf

【大量保有報告書】(前澤友作氏 ユナイテッドアローズ)
http://www.kabupro.jp/edp/20200813/S100JJ76.pdf

アダストリアの予想配当利回り1.67%、ユナイテッドアローズの予想配当利回り2.05%を考慮すると・・・
※予想配当利回りは四季報を参照

アダストリアからの配当金:約39億円×1.67%=約6,500万円
ユナイテッドアローズからの配当金:約35億円×2.05%=約7,200万円

という計算となります。

年間で約1億3000万円の利益を出しに行く。

これが中長期投資家の戦い方になります。

ちゃっかりZOZO株も保有中

そして、ZOZO(旧スタートトゥデイ社)の株も17.51%(5,455万株)保有しています。

【大量保有報告書】(前澤友作氏 旧スタートトゥデイ 現ZOZO)
http://www.kabupro.jp/edp/20200403/S100IDS0.pdf

これはZOZOの株価を約2,800円と仮定すると・・・

株価約2,800円×5,455万株=約1,500億円

となり、約1,500億円分のZOZO株を保有していることになります。

ZOZOの予想配当利回り1.36%を考慮すると・・・

ZOZOからの配当金:約1,500億円×1.36%=約20億円

という計算となります。

何もしなくても年間で約20億円の利益が得られます。

さすがZOZO創業者・・・創業者としての苦労が年20億円の不労所得に変わるわけです。

尊敬の念しか生まれませんね。

今回、株式投資で44億円の損失が出てしまったかもしれませんが、2年でだいたい回収できてしまう計算です。

株式投資を始める前に読んでもらいたい記事

前澤友作氏の失敗も成功も垣間見れる記事となりましたが、僕たちが株式投資を始めるときは必ず“投資スタンス”を明確にするようにしましょう。

投資スタンスが明確にならないと、株式投資での利益の出し方(値上がり益を得る?配当金を得る?)が定まりませんし、参考にする指標(業績?PER?PBR?)もわからなくなってしまいます。

この投資スタンスを決定するだけでも、株式投資による損失を減らすことができます。

投資スタンスの詳細は、記事「【まず知るべきこと】株の始め方【おすすめ】」にまとめています。
ぜひ、読んでみてください。

【まず知るべきこと】株の始め方【おすすめ】

 

それでは~。

注意
本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

個人投資家 かまくら


-知識
-

Copyright© ミクロ投資法~個別株特化投資法~ , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.