こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。
「株式投資で銘柄選定はできているが、売買タイミングが難しい!」と悩んでいる方、必見です!5G関連銘柄(半導体関連銘柄)で注目されているホロン(7748)をもとに、売買タイミングについて解説します。
※同じ5G関連銘柄レーザーテック(6920)の売買タイミングは、記事「【株学習】レーザーテック株価の完全解説【売買タイミング付き】」を参照ください。
※なぜ、レーザーテックやホロンの株価上昇が期待できるかは、記事「【株学習】コロナショック後に株価上昇が期待できる銘柄」を参照ください。
それでは、僕の実際の結果をもとに、ホロンの株価の売買タイミングをみていきましょう。
これがミクロ投資法!ホロン株の実際の結果
まずは、実際の結果をトレダビの画面で提示します。
トレダビの結果画面
ホロン株では100株売買すれば、95,685円(+15.95%)の利益が出せていることになります。後ほど買いのタイミングについては解説しますが、2020年4月16日の始値5,030円で成行買いをして、2020年4月30日に6,000円で売却しています。10営業日で+19.3%の利益を出せているので、投資効率としては非常に良いです。
※トレダビの結果では若干の誤差があるかと思いますが、これはトレダビの仕様の問題です。
14営業日で79,675円(+12.85%)の利益を出せたレーザーテックより、投資効率としては良くなりました。レーザーテックの売買タイミングは、記事「株学習】レーザーテック株価の完全解説【売買タイミング付き】」を参照ください。
ホロン株急上昇の背景
実はホロン株急上昇の背景には、レーザーテックの好決算があります。
本日2020年4月30日のホロンの株価は終値5,980円であり、前日比+640円(+11.99%)も上昇しています。また、同日のレーザーテックの株価は終値7,210円であり、前日比+940円(+14.99%)も上昇しています。
ホロンの日足チャート(2020年4月30日)
レーザーテックの日足チャート(2020年4月30日)
レーザーテックの株価が急上昇したのは、2020年4月28日に発表された決算の業績結果が投資家の期待を上回ったためです。
【2020年6月期 第3四半期決算短信】
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6920/tdnet/1820774/00.pdf
そして、レーザーテックと同じ5G関連銘柄であるホロンの株価も急上昇しました。「レーザーテックの業績が良かったのなら、ホロンの業績も良いだろう」という風に投資家心理が働きました。
ちなみに、ホロンの次回決算日は、2020年5月12日です。非常に楽しみですね。
なぜ、本日2020年4月30日に利益確定したか-ただ単に投資ルールに従っただけです
「ホロンの業績に期待がもてるのであれば、保有し続ければよかったのではないですか?」と疑問に思う方もいるかと思います。
確かにそうなのですが、理由は簡単で「投資ルールに従った」ただそれだけです。僕は株を買う前に利益確定の価格と損切りの価格を必ず決定しています。そして、決めた利益確定の価格と損切り価格を必ず守るようにしています。そうしなければ、投資ルールを磨き込むPDCAをうまく回せなくなるためです。
「レーザーテックの業績が良いから、ホロンの業績も良いだろう。ホロンの株価は今よりももっと株価が上昇するはずだ」という考えには“希望”という名の“感情”が含まれてしまっています。この“感情”こそが投資効率を低下させ、投資ルールをあやふやにしてしまうわけです。
株を買う前に利益確定の価格と損切りの価格を決定して、守る。投資ルールを磨き込むのにとても重要です。利益確定の価格と損切りの価格の決定方法を知りたい方は、ぜひ、記事「【株学習】利益確定/損切り価格の決め方」を読んでみてください。
ホロン株を買うタイミングは、レーザーテック株のデジャブ!
それでは、「実際にいつホロン株を買ったのか」「なぜ、そのタイミングでホロン株を買ったのか」について解説します。
上述したとおり、ホロン株は2020年4月16日の始値5,030円で成行買いしています。理由は、2020年4月15日にホロンの株価が75日移動平均線を超えたためです。この買いのタイミングの計り方はレーザーテックの時とほぼ同じです。
ホロンの日足チャート(2020年4月30日)
2020年4月16日から一旦株価は上昇しましたが、上昇トレンドの調整と言える下落も観測されました。とはいえ、ホロン株を買う前に決めていた損切りの価格を株価が割れることがなかったので、ホロン株を保持し続けました。
そして本日2020年4月30日、ホロン株を買う前に決めていた利益確定の価格に到達したので、無事、売り抜くことができました。
ホロン株でもダウ理論の上昇トレンドがみえていた
もう一点補足すると、ダウ理論の観点からホロン株は“持合”から“上昇トレンド”へと転換していました。以下のホロン日足チャートの黒線をご覧ください。
ホロンの日足チャート(2020年4月30日)
①~④では、上値が切り下がり(①>③)、下値が切り上がっています(②<④)。この状態の株価のトレンドは“持合”です。
②~⑤では、上値が切り上がり(③<⑤)、下値も切り上がっています(②<④)。この状態の株価のトレンドは“上昇トレンド”です。
①~⑤で何が起こっているかと言うと、ホロンの株価は“持合”から“上昇トレンド”へと転換しているわけです。
※ここら辺はレーザーテック株と完全にデジャブです。
ただ、ダウ理論で株価が“持合”“上昇トレンド”へ転換した⑤のタイミングでホロン株を買うのは避けました。なぜならば、株価のすぐ上に75日移動平均線が存在していたためです。75日移動平均線が“抵抗線”として機能し、ホロン株の株価上昇にストップをかける可能性がありました。
もう一度、なぜ、2020年4月16日にホロン株を買おうと思ったかをまとめると・・・
・株価が75日移動平均線を越えた
・ダウ理論で株価が“持合”から“上昇トレンド”へと転換していた
ためです。
上記2つの観点から、「ホロン株は今が買いだ!」と判断しました。
今後もホロンを投資対象とするべきか?-今後のチャートをみないとわかりません
今後もホロンを投資対象とするかは、今後のチャートでホロン株の値動きをみてみないとなんとも言えません。
ホロンは2020年5月12日に決算発表を控えているので、それまでは「業績が良いのではないか」という思惑で株価は上昇していくと予想しています。ただ、その上昇の強さやGW中の値動きによっては、投資対象とするべきではないという判断もありえます。
そして、1番やっかいなのが自分の“感情”ですね。直近でチェンジ/レーザーテック/ホロンと立て続けによい結果を出せているので、気持ちが“浮ついて”います笑。このような精神状態では冷静な判断はできないので、僕自身は気持ちがおさまるまで一旦相場からは距離を置こうかと思っています。(といっても、相場を見続けることには変わりはありません)
※チェンジの結果詳細は、記事「【株学習】コロナショックで株価上昇が期待できるAMAZON銘柄」を参照ください。
本記事の内容が、みなさんの投資ルールの確立に役立てたのであれば幸いです。
それでは~。
注意 本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。個人投資家かまくら