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日本駐車場開発の株価が上昇している理由を解説

僕が教えているミクロ投資法では、過去1年間の高値を更新した企業から投資先を選択しています。

株を買うタイミングは、過去1年間の高値を更新した日の翌営業日の始値です。

日本駐車場開発(2353)は、2022年9月12日に過去1年間の高値を更新しています。

翌営業日の同年9月13日の始値は、183円でした。

2022年12月11日現在、日本駐車場開発の株価は最高で266円(同年10月20日の高値)をつけています。

25営業日で株価の最大上昇率は、45.4%です。

本記事では、日本駐車場開発の株価の上昇要因と今後の業績見通しについて解説します。

※日本駐車場開発は、ファンダメンタルズの数値がミクロ投資法のルールを満たしていないため、実際に取引はしておりません。

記事の信頼性

・2015年8月より、株式投資を始めました。

・2019年7月より、副業で株式投資の個別セミナーを運営しています。

・2022年12月現在、98名の個別セミナーの受講生を受け持たせて頂いております。

1.日本駐車場開発の事業内容

日本駐車場開発は、駐車場・パーキングコンプレックスに特化した不動産事業を行っている企業です。

1991年に設立され、大阪府に本社を構えています。

日本全国で事業を展開しており、近年はタイ/中国/韓国/インドネシア/台湾にも事業を拡大しています。

2023年7月期第1四半期の決算によると、国内の運営物件数は1,296物件(運営総台数44,557台)、海外の運営物件数は70物件(運営総台数16,959台)となっています。

【決算短信@2023年7月期第1四半期】
https://n-p-d.co.jp/wp-content/uploads/2022/12/2023071Q_tanshin.pdf

同社は、駐車場の所有・運営に加え、バレーパーキング、イベント用駐車場、駐車場管理などの専門サービスも提供しています。

2.日本における駐車場サブリースの概要

駐車場サブリースは、日本では都市部を中心に普及が進んでいる。

駐車場のサブリースは、不動産オーナーにとって、新たな駐車場建設に投資することなく、追加収入を得ることができるというメリットがあります。

日本駐車場開発株式会社が保有する駐車場スペースや、豊富なノウハウを活用し、不動産会社が提携するケースが増えています。

現在、日本では6,000以上の駐車場がサブリースされており、さらに多くの駐車場が必要とされています。

その結果、日本における駐車場サブリースの市場規模は近年順調に拡大しており、2026年には6兆5,000億円に達すると予想されています。

このため、日本駐車場開発にとっては、魅力的な成長市場であるといえます。

3.日本における駐車場サブリースの市場規模

日本駐車場開発株式会社は、日本における駐車場サブリースの需要増加の恩恵を受けることができる立場にあります。

前述の通り、駐車場サブリースの市場規模は順調に拡大しており、2026年には6兆5,000億円に達すると予測されている。

このことは、日本駐車場開発株式会社にとって、魅力的なエントリーポイントを提供することになります。

4.日本における駐車場サブリースの将来性と成長性

日本の駐車場業界は、2020年代以降、政府が強力な支援を表明し、過去10年間で大きな成長を遂げました。

そのため、駐車場インフラ整備への投資が増加し、以前よりも多くの駐車場が利用できるようになりました。

また、駐車場の管理・運営形態も変化しており、多くの企業が駐車場の管理やサブリースを専門に行う企業のサービスを利用するようになっています。

日本駐車場開発もその一つで、日本の駐車場業界を代表する存在となっています。

5.日本の駐車場サブリース市場における日本駐車場開発のシェア

日本駐車場開発は、日本の駐車場サブリース市場において最大手の一社となっている。

駐車場の管理、メンテナンス、リースから公共エリアの自動駐車まで、さまざまなサービスを提供しています。

その成長の結果、日本の駐車場全体に占める日本駐車場開発のシェアは、2016年の約10%から2020年に約25%に上昇していると言われています。

6.日本駐車場開発の業績

日本駐車場開発の成功は、その財務実績にも表れています。

同社の総資産は過去4年間で着実に増加し、NPDは2020年から純利益は右肩上がりになっています。

この好調な業績は同社の株価にも反映されている。

2020年の1月6日の始値154円から2022年12月9日の終値238円にかけて、株価は54.5%も上昇している。

7.日本駐車場開発の業績見通し

日本政府が駐車場産業の発展を支援し続けているため、日本駐車場開発の見通しは明るい。

同社は今後も業界の成長から恩恵を受ける可能性が高く、その恩恵を受けるための体制が整っている。

さらに、同社の好調な業績から、株価は今後も上昇し続ける可能性が高い。


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