鎌倉新書の業績／株価の見通し

僕が教えているミクロ投資法では、過去1年間の高値を更新した企業から投資先を選択しています。

株を買うタイミングは、過去1年間の高値を更新した日の翌営業日の始値です。

鎌倉新書（6184）は、2022年12月12日に過去1年間の高値を更新しています。

翌営業日の同年12月13日の始値が、ミクロ投資法の買うタイミングなります。

ただ、鎌倉新書はミクロ投資法のファンダメンタルズ（数値）のルールを満たしていません。

したがって、今回は鎌倉新書の株購入は見送らせて頂きます。

本記事では、鎌倉新書の業績／株価の見通しについて解説します。

1.鎌倉新書の事業内容
鎌倉新書は、高齢者、ヤングファミリー、一人暮らし／単身赴任者向けに、終活事業を展開しています。

葬儀／お墓／資産・相続／病気・介護など幅広いサービスを手掛けています。

鎌倉新書の終活事業のキーワードは、「お客様のライフステージに合わせたサービス」です。

つまり、高齢者、ヤングファミリー、一人暮らし／単身赴任者など、さまざまな年齢層のニーズを捉えたサービスを提供しています。

終活ビジネス研究会の調べによると、2023年の葬儀業界の市場規模は2.1兆円と言われています。

【終活ビジネス研究会、2023年の葬儀業界の市場規模を2.1兆円、一般葬から家族葬へのシフト加速を予測】
https://www.ending-biz.org/info/press-release/#:~:text=%E7%B5%82%E6%B4%BB%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A%E3%80%812023%E5%B9%B4%E3%81%AE%E8%91%AC%E5%84%80%E6%A5%AD%E7%95%8C,%EF%BC%85%E5%A2%97%EF%BC%89%E3%81%A8%E4%BA%88%E6%B8%AC%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

これはかなりの額であり、終活分野での成長の可能性が十分にあることを示している。

また、鎌倉新書の国内のお客様から高い評価を得ています。これによって、同社は収益と利益を拡大することができています。

鎌倉新書は一貫して黒字経営を続けている。

2022年3月期の純利益は3億6000万円で、2021年3月期の純利益1億8000万円から2倍も増加している。

全体として、同社は長年にわたり利益を出し続けており、毎年コンスタントに利益を増やしている。

鎌倉新書は、1984年の創業以来、順調に売上を伸ばしています。

同社は終活事業に引き続き注力し、業績を向上させていくと思われます。

さらに、鎌倉新書はバイセル（7685）と業務提携するなど、さまざまなパートナーシップを模索しています。

バイセルのシニア層をターゲットにしたリユース事業は、鎌倉新書の既存事業と強い親和性があるように思われます。

このように、鎌倉新書は将来も成長を続けることができる体制を整えています。

鎌倉新書の株価は、この1年で大きく伸びています。

2022年1月4日の鎌倉新書株の始値は、613円です。
2022年12月12日の鎌倉新書株の終値は、995円です。

約1年で、鎌倉新書株の株価は、62.3%も上昇しています。

今後も鎌倉新書の株価上昇は、期待できると思います。

Tweet