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【株学習】だまし注意!チャート分析「はらみ線」の事例

こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。

コロナショック真っただ中、日経平均株価で「はらみ線」が発生しています。「上昇するのか?」「下落するのか?」がわかりにくくなっていますが、「はらみ線」の“だまし”の例を紹介します。

伝えたいことは、チャート分析は100%の答えを提示してはくれないということです。
※チャート分析が100%の答えを出してくれるのであれば、損失を出す投資家はいなくなります。

日経平均株価では「はらみ線」が発生中

2020年3月31日現在の日経平均株価の日足チャートを以下に示します。

黒線で示しているとおり、3月25日に発生した大陽線の価格帯で日経平均株価は持ち合っている状態です。典型的な「はらみ線」です。

チャート分析での「はらみ線」の解釈は、「大陽線の高値を株価が上抜ければ上昇、大陽線の安値を株価が割れれば下落」です。

したがって、大陽線の高値を株価が上抜ければ買いのサインですし、大陽線の安値を株価が割れれば売りのサインと言えます。

チャート分析には“だまし”がある

「はらみ線」の“だまし”の例として、2019年9月12日~11月14日のZOZO(3092)を紹介します。ZOZOの日足チャートをご覧ください。9月12日につけた大陰線の価格帯(黒線)で、長い期間、株価が持ち合っているのがみてとれると思います。

そして、11月13日に大陰線の価格帯(黒線)を株価が上抜けています。これは、チャート分析でいうところの“買いのサイン”です。ZOZOの株価は上昇する可能性が高かったです。ところが結果は見てのとおり、11月14日から株価は下落へと転じました。

このように、チャート分析で予測した「こうなるだろうな」とは逆に株価が動くことを“だまし”と言います。「はらみ線」からどのくらいの確率で“だまし”が発生するかはわかりませんが、現状の日経平均株価の「はらみ線」でも“だまし”が発生しても何もおかしくはありません。

“だまし”が発生したら損切りするだけ

結局のところ株式投資は確率のゲームでしかないので、チャート分析どおりに株価が動けば株を保持し続けますし、“だまし”が発生した場合は損切りするということになります(^^♪

それでは~!

注意
本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。個人投資家かまくら


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