ミクロ投資法では“新高値更新銘柄”から株価が上昇しそうな銘柄を探していく様ですが、“新高値更新銘柄”の一覧の出し方を教えてください。
という方々向けに記事を書いています。
こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。
僕は毎日“新高値更新銘柄”を75社程度見ています。
これは、日々のルーティンです。
なぜ、“新高値更新銘柄”を見ているかと言うと・・・新高値を更新した銘柄は株価が上昇しやすいためです。
よく「新高値更新銘柄はすでに株価が高値圏にある銘柄なので、投資対象とするべきではないと思うのですが・・・?」という疑問を投げかけられます。
が、新高値を更新した後の銘柄の株価はさらなる高値をつける可能性を秘めています。
というもの、“新高値を更新した銘柄”の株を保有している投資家はみんな“含み益”を得ている状態だからです。
「もっと株価は上がるかも・・・」と思い、株を手放す(売却する)投資家が少なくなります。
こうなると、株価の上値は“軽く”なり、場合によっては“ポンポン”と株価が上昇するようになります。
直近では遠州トラックやGAテクノロジーズが良い例です。
※詳細は記事「【株学習】コロナショックで株価上昇が期待できるAmazon銘柄」を参照ください。
・GAテクノロジーズは新高値更新後、2営業日で、GAテクノロジーズの株価は+30.0%も上昇しています。
※詳細は記事「【株価上昇】注目するべき不動産銘柄【GAテクノロジーズ】」を参照ください。
“新高値更新銘柄”から投資先銘柄を選択していくメリットを感じて頂けたでしょうか?
この“新高値更新銘柄”は、Kabutan(https://kabutan.jp/)でリスト化が可能です。
本記事ではKabutanによる“新高値更新銘柄”のリスト化方法を紹介します。
※本記事のKabutanでの“新高値更新銘柄”リスト化方法は、書籍「1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術」を参考にしております。
僕自身の投資ルールを確立する上で非常に参考になった書籍が「1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術」ですので、ぜひ、読んでみてください。
※新高値ブレイク投資術とミクロ投資法の共通点は、テクニカル分析とファンダメンタル分析の両方を活用します。
”テクノファンダ派”の投資家向きの投資法と言えます。
※新高値ブレイク投資術とミクロ投資法の大きな違いは、銘柄選択する際にテクニカル分析から入るのが新高値ブレイク投資術であり、ファンダメンタル分析(主に企業の業績)から入るのがミクロ投資法です。
※もちろん、新高値ブレイク投資術とミクロ投資法では投資ルールが結構違います。
ミクロ投資法の投資ルールを知りたい方は、記事「株式投資教えます!無料相談実施中!」に記載されている連絡先か、本記事のコメント欄でお問い合わせください。
1.“新高値更新銘柄”のリスト化方法
それでは、“新高値更新銘柄”のリスト化方法を解説していきます。
まずは、Kabutan(https://kabutan.jp/)を開いてください。
トップページの「株価注意報」をクリックします。
次に、「本日、年初来高値を更新した銘柄」をクリックします。
次いで、「前日比」欄の下にある「↓」をクリックします。
年初来高値を更新した銘柄が、「前日比での株価上昇率が高い順」に並びます。
証券コードを1つひとつクリックして、各銘柄の「基本情報」を確認していきます。
「基本情報」の「業績推移」のみを確認するので、1銘柄に対して5秒もかかりません。
「1~5」ページまでを確認していきます。
※当日に年初来高値を更新した銘柄が少ない場合は「1~5」まで表示されない場合があります。
※「1~5」ページには、「前日比での株価上昇率が高い」上位75社が表示されます。
2.過去日付の“新高値更新銘柄”を見ることはできますか?-できません
よく塾生に「過去日付にさかのぼって“新高値更新銘柄”を確認することはできますか?」という質問を受けます。
答えはNOです。
過去日付にさかのぼって“新高値更新銘柄”を確認することはできません。
上記の“新高値更新銘柄”は、あくまで“当日”の新高値更新銘柄です。
したがって、毎日“新高値更新銘柄”を確認することをおすすめします。
慣れれば、75銘柄(1~5ページ分)見るのに15分もかかりません。
3.毎日“新高値更新銘柄”を見ていると同じ銘柄が表示されるのですが・・・
毎日“新高値更新銘柄”として、同じ銘柄がリストに上がってくることはあります。
前日に新高値を更新し、当日の高値が前日の高値を超える場合は、同じ銘柄が“新高値更新銘柄”として表示されます。
前日に新高値を更新していて、当日に株価が大暴落したとしても、当日の高値が前日の高値を超えている場合は、同じ銘柄が“新高値更新銘柄”として表示されます。
※この場合、当日に株価が大暴落しているので、「1~5」ページに銘柄が表示されなくなることが多いです。
4.日々のルーティンに落とし込む
本記事の冒頭でも述べましたが、僕は毎日“新高値更新銘柄”75銘柄を見ています。
これは日々のルーティンです。
毎日“新高値更新銘柄”を見ていると、自分の投資ルールを満たす銘柄がストックされていきます。
コロナショック時にストックしていた銘柄の株価が暴落した際は・・・
「こんないい銘柄の株が、こんなに安く買えるのか!」
と、ウハウハな気分で日々を過ごしていました。
その時にストックされていた銘柄が「チェンジ(3962)」「レーザーテック(6920)」「ホロン(7748)」です。
チェンジ/レーザーテック/ホロンの結果は以下の記事で詳細をまとめていますので、ぜひ、読んでみてください。
チェンジ:【株価急上昇】DX銘柄チェンジの完全解説【結果つき】
レーザーテック:【株学習】レーザーテック株価の完全解説【売買タイミング付き】
ホロン:【株学習】ホロン株価の完全解説【売買タイミング付き】
また、日々のルーティンに関しては、記事「【株学習】株式投資では日々何をするか?」で解説しているので、こちらも併せてご確認ください。
毎日コツコツと新高値更新銘柄を見ていくことが非常に重要になります。
毎日新高値更新銘柄を見ることで、”投資家の目”が養われるためです。
具体的には・・・
・株価がどのように動く傾向にあるかがわかるようになります(新高値更新後の株価の動きを日々観察していきます)
・最終的には、投資関連サイトの掲示板に記載されている情報や大手証券アナリストの意見に振り回されることなく、自分で銘柄を選び、自分で売買タイミングをはかれるようになります。
それでは。
注意
本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。個人投資家かまくら