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決定版!日経平均株価の“底”の見分け方

こんにちは。ミクロ投資法を教えているかまくらです。

投資家にとって、いつマーケット全体の流れが下落、上昇に転じるかを察知することは非常に重要です。
損失の最小化、利益の最大化のためには、マーケット全体の流れを読み解く必要があります。

2017年3月下旬から4月下旬にかけて、日経平均株価は最高値、最安値ベースで7.3%下落しました。
いつマーケットの流れが下落するかを察知する方法は、記事「逃げるが勝ち!日経平均株価下落の予想~ディストリビューション・デーからの考察~」にまとめましたので、ご覧ください。

そして、2017年4月下旬から5月上旬(5月12現在)にかけて、日経平均株価は最安値、最高値ベースで9.7%上昇しました。

本記事では、いつマーケット全体の流れが上昇に転じるのか(いつ日経平均株価は底をつけるのか)を見分けるポイントを、事例をあわせて解説したいと思います。
※2020年4月11日、コロナショック時の上昇ケースを追記しています。

じっくり待とう!フォロースルー!

フォロースルーとはオニールの空売り練習帖 (ウィザードブックシリーズ)で以下のように定義されています。

これ(フォロースルー)は通常の反発の4日目から10日目の間に起こり、主要な株価指数の少なくとも1つが前日よりも出来高の増加を伴いながら、1.7%以上上昇する。

参照)オニールの空売り練習帖 (ウィザードブックシリーズ)

>> オニールの空売り練習帖 (ウィザードブックシリーズ)

日本市場の主要な株価指数には、日経平均株価、TOPIX、2部指数、日経JQ、マザーズなどがあります。
これらの主要な株価指数のうち、少なくとも1つが前日よりも出来高を伴いながら、1.7%以上上昇するかが、マーケット全体の底を見分ける1つのポイントになります。

2017年4月の日経平均株価上昇のケースでは、4月17日に日経平均株価が底をつけました。
私自身、毎日主要な株価指数をモニタリングしていたのですが、“マザーズ”でフォロースルーを確認し、そろそろ日本のマーケット全体が底をつくのではないか(上昇に転じるのではないか)と感じておりました。

マザーズでは、4月17日に大陽線、4月18日に空をつけた上昇がみられたため、4月17日を上昇の1日目と判断しました。
これらは下落のリバウンドによる“ダマシ”の可能性が高いので、フォロースルーとは見なしませんでした。
案の定、4月21日、24日ともに大陰線をつけました。

勝負は上昇の4日目以降です。
上昇の7日目(4月25日)には終値ベースで1.6%上昇し、「これはフォロースルーではないか?」と疑いました。
そして、上昇の8日目(4月26日)には終値ベースで1.7%上昇し、「底をついたな」と確信しました。
厳密に1.7%以上ではありませんでしたが、1.7%に近しい数値であり、フォロースルーと判断しました。

※オニールが提唱している投資手法“CAN SLIM”は、アメリカ市場での株価の値動きをベースに確立されています。
したがって、日本市場とは若干のズレが生じてもしょうがないと考えています。

2017年5月12日、マザーズの株価チャート(日足)

26日以降、日経平均株価が力強く上昇していったのは、日経平均株価の株価チャートを見て頂ければ確認できると思います。

2017年5月12日、日経平均株価の株価チャート(日足)

全体の流れを把握して、素早くポジションを調整する

記事「逃げるが勝ち!日経平均株価下落の予想~ディストリビューション・デーからの考察~」と本記事により、マーケット全体の流れ(いつ下落し、いつ上昇するのか)を察知することできるようになると思います。

そして大事なことは、下落、上昇を察知したら、素早くポジションを調整することです。
私自身、3月下旬に保有株を全て売却し、4月中は買いポジションの構築を控えました。

全体の流れの把握は、チャートを読み解くのがベストです。
「4月は海外投資家の買いが入りやすいシーズンだから、日経平均株価は上昇する」と平気でコメントする証券アナリストや、「4月下旬にかけて、北朝鮮の地政学リスクで日経平均は下落し続ける」と意気揚々と話すエコノミストなどの話は、なんの参考にもなりません。
チャートが全てを教えてくれます。

本記事がみなさんの投資活動に役立てたのであれば幸いです。

コロナショック時にもフォロースルーが発生していた!

(2020年4月11日追記)
2020年2月より、コロナショックにより日経平均株価が大暴落しました。
2020年2月6日の高値が23,995.37円で、2020年3月19日の安値が16,358.19円であり、29営業日で31.8%も下落しました。

では、このコロナショックはいつ下落トレンドから上昇トレンドに転換したと判断するべきでしょうか?

実はマザーズ指数でフォロースルーが確認され、フォロースルーが確認された日から日経平均株価は上昇トレンドに転換しています。
3月24日にマザーズ指数でフォロースルーが確認されました。

1、3月13日のローソク足が「底」とみなせた
2、3月13日から7営業日目の3月24日に1.7%以上のマザーズ指数の増加が観測された
(3月24日のマザーズ指数は+8.07%も上昇した)

マザーズ指数の日足チャート(2020年3月24日現在)

上記2点はフォロースルーの定義に該当します。

では実際に、3月24日以降に日経平均株価はどうなったでしょうか?
以下の日経平均株価の日足チャートを見て頂ければわかると思いますが、しっかりと上昇トレンドに転換しています。

日経平均株価の日足チャート(2020年4月11日現在)

実際には、フォロースルー後にも日経平均株価下落のサインがありました。
しかし、そんな下落サインもものともしない上昇サインがフォロースルーであると言えます。
日経平均株価の下落サインの詳細は記事「【株学習】今後の日経平均株価の推移を予測する@コロナショック」を参照ください(^^♪

それでは~

注意
本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

個人投資家かまくら


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