パチンコ／パチスロもスマート化へ！マミヤ・オーピー

こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。

2024年3月24日、小型割安株の長期保有（1～3年）を目的に銘柄を調査した結果、マミヤ・オーピー（7991）の業績向上／株価上昇が期待できると判断しました。

本記事では、マミヤ・オーピー（7991）の調査結果を共有したいと思います。

トレーダーズウェブの銘柄スクリーニング機能で、銘柄を絞り込んでいます。

絞込み条件は以下のとおり。

業種：機械、電気機器、輸送用機器
時価総額：500億円以下
PER：10倍以下
PBR：1倍以下
売上高成長率：20%以上
経常増益率：20%以上

まずは、時価総額、PER、PBR、売上高成長率20%以上、経常増益率で絞り込みました。

しかし、機械／輸送用機器／電気機器／不動産業／化学／建設業／金属製品／卸売業／小売業という幅広い業種から銘柄候補が20件も出てきてしまいました。
そこで、市場規模の増加率が高い業種である「機械」「電気機器」「輸送用機器」を絞込条件の中に入れました。

絞込みの結果、マミヤ・オーピー（7991）が浮上してきました。

同社は、パチンコ／パチスロ向け電子部品や紙幣識別機などを製造販売しています。

マミヤ・オーピーは、1931年に創業した老舗企業です。創業以来、一貫してアミューズメント機器関連事業を手掛けてきました。

現在の主力製品は、パチンコ／パチスロ向け電子部品と紙幣識別機の2つです

マミヤ・オーピーの直近の業績予想を見ると、2024年3月期の売上高予想は前期比63.4%増の260億円、経常利益予想は同2.1倍の45億円です。

予想ROEは18.8%で高水準です。

PERは5.2倍、PBRは0.89倍という割安な水準です。

売上高予想／経常利益予想の高い増加率や高ROEに比べ、PERとPBRが低すぎるのが特徴と言えます。

2024年3月24日時点の株価1,725円からの急上昇に期待します。

PERとPBRが割安な理由は、パチンコ／パチスロ業界の先行き不透明感にあると考えられます。

パチンコ／パチスロ業界は、ギャンブル依存症対策として規制強化が進められており、市場規模の縮小が懸念されています。

マミヤ・オーピーの業績は、パチンコ／パチスロ業界の動向に左右されやすいため、株価の割安感が強まっているのでしょう。

バリューマトリクスで同社の割安度を確認すると、星5つ（最高評価）となっています。

バリューマトリクスは、事業価値、財産価値、有利子負債、株主価値、市場価値の5つの指標をもとに、割安度を5段階で評価するツールです。

マミヤ・オーピーは割安度が星5つと評価されており、現在の株価水準は割安と判断できます。

マミヤ・オーピーの売上構成比は、電子機器66%、スポーツ33%、不動産1%です。

したがって、電子機器の売上増加が、マミヤ・オーピーの業績向上／株価上昇につながると判断できます。

電子機器の中でも、パチンコ／パチスロ向け電子部品の売上が伸びています。

背景にあるのが、「スマパチ」「スマスロ」への台替え特需です。

「スマパチ」「スマスロ」とは、玉やメダルを使用しないパチンコとパチスロを意味します。

コロナ蔓延の予防や業務効率化をはかるため、パチンコやパチスロも非接触化が進んでいます。

【グローリーナスカ】
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マミヤ・オーピーは、「スマパチ」「スマスロ」向けの電子部品を供給しており、今後の売上増加が期待できます。

パチンコ／パチスロ業界の市場規模自体は縮小する傾向にありますが、「スマパチ」「スマスロ」への台替え特需には期待したいところです。

マミヤ・オーピーのもう一つの主力製品が、紙幣識別機です。

2024年7月3日に新紙幣が発行されることから、紙幣識別機の改刷需要が本格化しています。

マミヤ・オーピーは、パチンコホール向けに紙幣識別機を納入しており、2024年3月期の売上増が見込めます。

新紙幣の発行は、20年に1度の大イベントです。

マミヤ・オーピーの紙幣識別機の売上増／株価上昇に期待しましょう。

以上、マミヤ・オーピー（7991）の調査結果をまとめました。

同社は、「スマパチ」「スマスロ」への台替え特需と紙幣識別機の改刷需要という2つの追い風を受けており、今後の業績向上／株価上昇が期待できます。

加えて、PERとPBRが割安な水準にあることから、中長期的な投資対象として有望と考えられます。

注意
本ブログで紹介している銘柄はあくまで、一個人投資家の推奨銘柄です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

個人投資家 かまくら

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