こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。
「株式投資の投資効率を向上させるために、トレード記録を残したいと思っています。トレード記録はどのようにつけるべきでしょうか?項目などあれば教えてください」という質問にお応えします。
本ブログ記事では、トレード記録の付け方を解説します。
トレード記録の重要性
株式投資では、「どの銘柄」の株を「いつ」売買するかを判断し続けます。したがって、「どの銘柄」「いつ」は振り返られるように、必ずトレード記録を付けましょう。トレード記録を振り返り続けることで、「自分の投資ルール」が見えてきます。
トレード記録で付けるべき項目
トレード記録には以下の項目が最低限必要になります。紙ノートでもエクセルでもなんでもいいので、必ずトレード記録を付けましょう。
2、銘柄
3、いつ買ったか
4、いくらで買ったか(株数×株価)
5、なぜ買ったのか
6、いつ売ったか
7、いくらで売ったか(株数×株価)
8、その売りは、利益確定の売りか?損切りの売りか?
9、利益、損失の額
10、なぜ売ったか
投資初心者は「9、利益、損失の額」の結果に目がいきがちですが、「利益や損失の額」以上に重要なのが「なぜ買ったのか」「なぜ売ったのか」です。「なぜ買ったのか」「なぜ売ったのか」までトレード結果を深堀りできていると、次のトレードにつなげやすくなります。
ただし、「なぜ買ったのか」「なぜ売ったのか」を記録する際には注意事項があります。
トレード記録を付ける際の注意事項
「なぜ買ったのか」「なぜ売ったのか」の理由には、感情面の理由も記録する様にしましょう。
取引前、取引中、取引後の感情面の描写も大切になってきます。
感情の記録の例として、以下のようなものがあります。
・この企業を応援したいから株を買った
・日経平均株価が下落して、怖くなったから売った
・損したくなかったので塩漬けして、結果大損失につながった
なぜ、感情面の理由を記録するべきなのでしょうか?
それは、「勝てる株式投資=性格(メンタル)×方法」であり、感情が含まれるメンタル面の記録が次のトレードに活かせるためです。
感情は刻々と変化しつづけるもので、前回トレード時の精神状態が次回トレード時の精神状態と一致するなどまずありえません。
そんな感情に流されてトレードすると痛い目に遭います。
だから、株式投資には厳格な「ルール」が必要になるわけです。
ルールは“数値化”されてナンボです。
ミクロ投資法はほとんどのルールが数値化されています。
数値化されていないルールでも、“決算ギャンブルはしない”(決算前には全て株を売る)など、感情に左右されず行動できるように設定されています。
ここまで本記事を読んでくださった方々の中には・・・
「厳格なルールさえあれば、感情に左右されない行動をとれるようになれますよね?
そしたら、メンタル面の記録は必要ないですよね?」
と、疑問を抱いた方々がいるかと思います。
確かに厳格なルールさえあれば、全てがまるくおさまるような気がします。
ところが、ルールを設定できたとしても、ルールを破ってしまうのが人間です。
「ルールを守りましょう!」
と言われると、逆に破りたくなるのが人間なのです。
これは、心理学で言うところの”カリギュラ効果”と呼ばれるものです。
このカリギュラ効果を防止するために、トレード記録への感情面の理由の記述が不可欠になります。
もし同じような感情面の理由でルールを破ってしまう傾向が出てくる場合は、”アファーメーション”などの手法を用いてメンタルの強化に取り組むようにしましょう。
※アファーメーションについては、動画「ルールを守るためのルーティン(アファーメーション)」を参考にしてみてください。
ぜひ、トレード記録を付け、トレード結果を振り返り、自分の投資ルールをみつけてください(^^♪
【追伸】僕の教えているミクロ投資法に興味がある方は、記事「株式投資教えます!無料相談実施中!」に記載されているお問い合わせ先にまでご連絡ください。
宜しくお願い致します。
注意
本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。
個人投資家 かまくら