こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。
「株式投資に興味があり、株式投資を始めてみたいと思っていますが、一歩踏み出せる勇気がありません。というのも、性格面で株式投資に向いているか向いていないかがわからないためです。株式投資に向いている性格とはどういうものでしょうか?」
という質問にお応えします。
結論
が株式投資に向いています。
勝てる株式投資=性格(メンタル)×方法
実は、勝てる投資には方程式があります。それは・・・
です。
勝っている(利益を出せている)投資家は何をしているかというと、自分の性格(メンタル)に合った方法を見つけ、その方法を変えることなく株式投資を続けているだけです。もちろん、自分の性格(メンタル)に合った方法を見つけるのも大変と言えば大変なのですが、これは書籍を読んだりして自分自身で模索していくしかありません。一番手っ取り早いのは、実際に利益を出せている投資家から学ぶことです。
そして、行動を繰り返すことで、利益を出せる方法・・・いわゆる“投資ルール”が見えてきます。しかも、自分の性格に合った自分オリジナルの投資ルールを確立できます。大変そうに見えますが、無料ゲーム「トレダビ」で練習することで、投資ルールを磨き上げることは可能です。
いきなりお金を使って投資をしてもほぼ確実に損することになるので、まずは無料ゲーム「トレダビ」で練習することをおすすめします。ゲームで勝てるようになったら、実際のお金を使って株を売買すればよいです。
※無料ゲーム「トレダビ」で勝てても、実際の株式投資で負けるケースもあります。ゲームでは気軽に売買できますが、実際にお金を使うと緊張感が高まるためです。ここにも、性格(メンタル)がきいてきます。
そして、この投資ルールができてからが本当の戦いになります。「投資ルールを守る」これが本当に難しいのです。
投資ルールを逸脱してしまう理由
「ルールを守る」ことがなぜ難しいのか・・・それは、僕たちが人間だからです。人間と言うのは“創意工夫する生き物”です。創意工夫できてきたからこそ、厳しい環境下でも生き延び、進化することができたわけです。
そんな創意工夫する性格をもつ人間は、必ず投資ルールを破ろうとします。正確には、投資ルールを修正しようとします。「もっとこうすれば、より完璧な投資ルールになるはず」「この銘柄に関しては、投資ルールに当てはめなくても大丈夫そうだ」と言った具合に、投資ルールから逸脱しようとします。
僕の経験上、3回は逸脱します。そして、逸脱のたびに「なんだ最初の投資ルールで良かったのではないか」と感じるわけです。
投資ルールを守れる人間かを知る方法
「自分は堅実な人間なので、投資ルールを守れるはずだ」と思っている人でも注意が必要です。というのも、「自分が株式投資に向いている性格(投資ルールを守れる)かどうかは、実際に株式投資をやってみないと分からない」からです。
人間というのは、他人より自分のことの方がわからない生き物です。なんか哲学的っぽい話になっていますが、言いたいことは簡単です。「自分は堅実な人間なので、投資ルールを守れるはずだ」と思っていたとしても、いざ株式投資で“お金”が絡みだすと・・・「損したくないから、早く利益確定してしまおう」と、投資ルールを守れなくなります。
※投資ルールの1つに「利益確定価格の厳守」があります。株を買う前に利益確定価格を決定し、その価格で必ず利益確定します。利益確定価格の決定方法は、記事「【株学習】利益確定/損切りのタイミング」を参照ください。
“お金”が絡みだすと、基本的に人間の性格は変わります。その変化する性格は、実際に株式投資を経験してみないと把握できません。
※株式投資などの副業で稼げるようになると、急に本業である会社で態度がデカくなる人がいますが、それは「ここで稼げなくても、私はやっていける」という自信の現れです。基本的に人間はお金を手に入れると気持ちが大きくなります。これも、“お金”が絡む人間の性格の変化です。
もう一つ、人間の性格に反する行動をしなければならない
「創意工夫をしない(投資ルールを変更しない)」は人間の性格に反する行動です。
そして、「ちょっとでも含み益が出たらすぐに利益確定したい」や「損したくないから損切りしたくない」という人間の性格にも反した行動をとらなければなりません。なぜなら、株式投資で利益を出し続けることはできなくなるためです。
株式投資の勝率は一般的に3勝7敗と言われています。これが何を意味するかというと、「大きく利益を出して、小さく損をする」に徹しないと継続的に利益を出せないということです。
では、人間の性格に反した行動をとるためにはどうするか・・・
結論、「投資ルールを守る」です。人間の性格に反する行動をとるために、投資ルールを設けているようなものです。この投資ルールをしっかり確立し厳守できていないと、性格からくる感情に流され、大きな損失を被ることになります。
ここら辺の「投資ルールを守る」ことや、「性格からくる感情に流されない」ことの重要性は、書籍「デイトレード」で詳しく解説しているので、ぜひ、読んでみてください。
※その他のおすすめ株式投資本は、記事「【必読】株式投資おすすめ本-投資方法によって読むべき本は違います」を参照ください。
まずやってみる。投資ルールを確立する。そして、投資ルールを厳守する
ここまで本ブログ記事を読んでくださり、ありがとうございます。
株式投資に向いているのは、「投資ルールを守れる人」とお伝えしました。
最後に、「じゃあ、投資ルールをどう確立しすればいいのか」について補足させてください。
これは、株式投資に限らずの話だと思いますが・・・
「行動⇒問題発見⇒問題解決⇒行動」の繰り返しが、成功の最短ルートです。
よく、勉強してから行動に移す人が多くいますが、それでは遅いです。行動して、問題にぶつかって、問題を解決するための勉強をして、行動する。これが最速で成果を出す方法です。
最初に勉強しても、その勉強はほとんど身に入りません。人間は問題にぶつかって初めて真剣に勉強するものです。勉強の質が、行動前と行動後では断然に違います。
堀江貴文(ホリエモン)さんの書籍「多動力」でも、「見切り発車は成功のもと」を記載されています。行動することから見えてくる世界を、ぜひ株式投資でも体験してみてください。
>>マンガで身につく 多動力
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そして、株式投資で動くのは非常に簡単です。潤沢な投資資金を貯める必要はありません。証券会社に口座を開く必要なんてありません。無料ゲーム「トレダビ」で即練習できます。練習してみて問題にぶつかってから勉強してみましょう。勉強の質が格段に上がり、投資ルール確立のスピードが一気に上がります。
※「とにかくやってみる」重要性は、YouTube動画でも解説していますので、興味がある方はご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=Yk68OO5JzMo
それでは。
注意 本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。個人投資家かまくら