お疲れさまです。個人投資家 k-zmaです。
記事「安い手数料、ほったらかし注文で選ぶならライブスター証券!」では、株式投資を始めるには、ライブスター証券の口座を開設することをオススメしました。
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読んでいて気づいた読者も多いかと思いますが、株式投資を始めるにはまず、「金融・投資用語」を理解する必要があります。
そこで、この記事では「金融・投資用語」をわかりやすく解説したいと思います。
前回記事「口座開設前におさえておきたい金融・投資用語まとめ」では、内容をわかりやすくするために、「買い注文」目線で「金融・投資用語」を解説しました。本記事では「空売り注文」目線で「金融・投資用語」を解説します。
約定(やくじょう)
買い手の購入希望額と売り手の売却希望額が一致して、取引が成立することを指します。約定したときにかかった代金を約定代金と言います。基本的に、約定代金に応じて手数料が決まります。
ライブスター証券の手数料に関しては、以下のリンクを参照ください。他の証券会社の手数料とも比較できます。
現物取引(げんぶつとりひき)
株式そのものを取引することを指します。
信用取引(しんようとりひき)
信用のもと株式を取引することを指します。証券会社から信用を得るためには、株式投資経験が3年以上であり、一定額に相当する以上の資金や株価を担保する必要があります。 ※証券会社によって規定が違いますので、注意が必要です。
証券会社からの信用取引の許可が得られる(信用される)と、口座に入れた現金以上の額の株式を取引することができます。現金取引よりも大きな利益を狙える半面、大きな損失を被るリスクもあります。
空売り(からうり)
信用取引では、「空売り」することができます。「空売り」では、「買い」とは逆で株価の下落で利益を得ることができます。「買い」で利益を上げるには、「安く買って高く売る」が鉄則ですが、「空売り」で利益を上げるには、「高く売って安く買い戻す」が鉄則になります。
なぜ、「空売り」、つまり「高く売って安く買い戻す」ことで利益が生まれるかが理解しにくいと思うので、わかりやすく説明したいと思います。
まず株ではなく身近な商品でたとえてみます。友人A氏から1万円のレンタル料でパソコンを借りましょう。あなたには1万円の損失を発生しています。次に、借りたパソコンを10万円でヤフーオークションで売りましょう。あなたの手元には10万円が入りました。時間が経ってヤフーオークションを除いてみると、同じ機種のパソコンが6万円で売られているのを発見しました。その同じ機種のパソコンを6万円で買い戻します。あなたの手元には4万円が残ります。そして、最後にヤフーオークションで手に入れた同じ機種のパソコンを友人A氏に渡します。結果的に、あなたは3万円(4万円-レンタル料1万円)の利益を得たことになります。
上記の友人A氏を証券会社に、ヤフーオークションを株式市場に、パソコンを株式に置き換えると、「空売り」でどうして利益が生まれるのかが理解できると思います。
逆日歩(ぎゃくひぶ)
上記のたとえ話でいうところの“レンタル料”に当たります。証券会社から株式を借りる際に発生する料金です。“いつ”“どの銘柄”によって、料金が異なります。
ザラバ
日中の取引可能な時間帯を指します。東京証券取引所の場合は、9:00~11:30(前場、ぜんば)、12:30~15:00(後場、ごば)にわかれています。
寄付(よりつき)
前場、後場で最初に成立した取引のことを指します。
成行(なりゆき)
売りたい価格を指定せずに、空売り注文を入れる方法です。注文を入れた瞬間の価格で約定します。
指値(さしね)
売りたい価格を指定して、株の空売り注文を入れる方法です。株価が指定した価格にまで上昇してきた際に約定します。ただし、指定した価格より上で株価が寄り付いた場合、寄り付いた価格で約定します。
逆指値(ぎゃくさしね)
売りたい価格を指定して、株の空売り注文を入れる方法であることは「指値」と変わりません。ただし、指値は「この価格より株価が上になったら約定する」という狙いで注文するのに対し、逆指値は「この価格よりも株価が下になったら約定する」という狙いで注文します。
「高く売って安く買い戻す」という空売りの鉄則から考えたら、逆指値は気持ち悪く感じるかもしれません。しかし、「この価格より下に抜けてきたら、株価は急降下するだろう」と、予想して空売りする投資戦略もあります。
また、約定しない(約定できない)ケースもあります。株の売買は、買いたい人が指定する価格と売りたい人が指定する価格が一致したときに成立します。したがって、自分が指定した価格で買ってくれる人がいない場合、約定されずに株価が下落していくこともあります。
板画面(いたがめん)
価格帯別で、買い注文、売り注文が何枚(何株)入っているかをみることができます。
デイトレーダー
1日の間に1回もしくは複数回、株を売り、その日のうちに買い戻してしまって利益を得ているトレーダーを指します。超短期投資家とも呼ばれています。
スイングトレーダー
日を跨いで株を保有、売買して利益を得ているトレーダー(投資家)を指します。短期投資家とも呼ばれています。一般的に、スイングトレーダーが株を保有する期間は1日~2週間とされており、それ以上長い期間で株を保有して売買するトレーダーは「中長期投資家」と分類されます。 デイトレーダー(超短期投資家)、スイングトレーダー(短期投資家)、中長期投資家の定義は、投資サイトや書籍によって異なるので注意が必要です。
テクニカル分析
チャートや表をもちいて、株価の値動きを分析する手法です。私がブログの記述でよく「チャートでは・・・・」という表現を使いますが、「チャートでは・・・・」以降は、テクニカル分析の結果を提示していると思ってください。
チャートや表は具体的に、日足チャート、週足チャート、月足チャート、一目均衡表、ボリンジャーバンドなどを指しますが、これらの説明は口座開設時に必要な用語ではないので、割愛させて頂きます。また日を改めて一つひとつ説明していきたいと思います。
OCO注文
指値注文と逆指値注文を同時に出すことができる注文です。持っている株式を「○○円以上になったら買い戻す」または「△△円以下になったら買い戻す」と注文できます。「○○円以上になったら、損失に耐えられない」「○○円以上になったら、株価は急上昇してしまうだろう」というのにもそなえつつ、「△△円以下になったら、もう満足」「△△円以下になったらもう下落することはないだろう」というのにもそなえることができます。
IFD注文
空売り注文を入れると同時に、空売り注文で約定した後の買い注文(買い戻し注文)を自動で入れることができます。もちろん、買い注文(買い戻し注文)は指値でも逆指値でも入れられます。
IFDO注文
空売り注文を入れると同時に、空売り注文で約定した後のOCO注文を自動でいれることができます。私は、IFDOを頻繁に使っています。つまりは、空売りしたい株式を決めた(銘柄を選択をした)後に必ず、以下3つの価格を決めています。
1、いくらで空売りするか(空売り注文)
2、いくらに到達したら買い戻すか(指値注文)
3、いくらまで上がったら買い戻すか(逆指値注文)
以上が口座開設前に最低限おさえておくべき金融・投資用語の空売り編になります。 それではつぎに、私がオススメするライブスター証券について説明したいと思います。
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