知識

株の勉強効率を最大限に高めるには?【必ず投資スタイルを1つに決定する】

「ネットや書店では株の情報が溢れかえっていて、何から勉強すればよいのか困っています」

「YouTubeなどで株の勉強をしていますが、誰の言っていることを信じたらよいのかわかりません」

という方向けにこの記事を書いています。

こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。

“株の情報の渦に巻き込まれて混乱する”

これは投資初心者あるあるで、誰しもがぶつかる壁と言えます。

そんな情報の渦に巻き込まれないようにするために

まずは自分自身の投資スタイルを決めるようにしましょう。

投資スタイルを決めると・・・

「この書籍の著者は自分と同じ投資スタイルだから、参考にしてみよう」

「このYouTuberは自分と同じ投資スタイルではないから、参考にするのはやめよう」

という判断ができるようになります。

このような判断ができるようになると、情報の渦に巻き込まれる確率が低くなり

株の勉強効率が飛躍的に高まります。

本記事では、投資スタイルを決めるための判断材料をまとめました。

ぜひ本記事内容を参考にして、あなたの投資スタイルを決めてみてください。

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本記事の内容は「株式投資を始める高効率6ステップ」の「ステップ2:投資スタイルを決定する」に該当します。

株式投資を始める高効率6ステップ」の概要を知りたい方は、

記事「『株_本_おすすめ』で検索する前に知っておくべきこと【初心者向け】」を参照ください。
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記事の信頼性

・2015年8月より、株式投資を始めました。

・2019年7月より、副業で株式投資の個別セミナーを運営しています。

・2021年12月現在、75名の個別セミナーの受講生を受け持たせて頂いております。

投資スタイルとは?

「あなたの投資スタイルは何ですか?」

という問いに対して即座に回答することはできますか?

“投資スタイル=投資家の種類” と言い換えることもできます。

投資スタイル(投資家の種類)は3つです。

・デイトレーダー

・スイングトレーダー

・中長期投資家

「あなたの投資スタイルは何ですか?」と聞かれたら即座に、

「デイトレーダーです」「スイングトレーダーです」「中長期投資家です」のいずれかを応えられなければなりません。

この記事を読み終える時には、自分自身の投資スタイルを必ず決定してください。

僕がなぜ「“株式投資を始める高効率6ステップ”の第2ステップに“投資スタイルを決定する”を設定しているか」

には理由があります。

それは、投資スタイル(株式投資の種類)によって、株式市場での戦い方(分析手法)が違うためです。

分析手法が違うということは学習する内容も違うということです。

それでは、みなさんに投資スタイル(投資家の種類)を決定して頂くために、

“デイトレーダー”“スイングトレーダー”“中長期投資家”について解説したいと思います。

デイトレーダー

テレビやYouTubeなどで、パソコンの画面を6つぐらい並べて、一日中株の売買をしている投資家を見たことはありませんか?

彼らはデイトレーダーです。

デイトレーダーは“投資家”というより“投機家”です。

売買する株の会社がどんな事業を展開していて、業績がどうかなど全く関係ありません。

“買い”と“売り”のタイミングのみで利益を出していきます。

このタイミングだけで利益を出すことを“投機”と言います。

デイトレーダーのその他の特徴は以下のとおりです。

売買方法

1日の間に1回もしくは複数回、株を買い、その日のうちに売ってしまって利益を得ています。

投資期間

日中

分析方法

テクニカル分析(チャート分析)

※テクニカル分析とは、企業の株価の動きを表すチャートをみることで、今後の株価の動き(上昇、下落、持合)を予測することを意味します。

日中サラリーマンをやっている方は、デイトレーダーになることはできません。

「スマホがあれば、デイトレーダーになれるのではないか?」

という方がいます。

確かに、スマホでも簡単に株の売買は可能です。

が、日中6つの画面で株価をずっと監視しているデイトレーダーに、スマホ1台で勝てると思いますか?

正直言って勝てません。ほぼ確実に負けます。

したがって、日中サラリーマンをやっている方にはデイトレーダーはおすすめしません。

メリット

・日中で取引が完結するので、夜間に海外市場の動向が気になりません。

デメリット

・日中株価を見る必要があります。

・特に取引が集中する9:00~9:30、14:30~15:00の時間帯は株価の動きを注視します。

スイングトレーダー

スイングトレーダーは、株を買ってから1日~2週間保有した後、株を売る投資家です。

投資資金が10万~5000万円で、日中株価の動きを見ることが難しい方々にはスイングトレーダーをおすすめします。

スイングトレーダーは“主に値上がり益” で利益を得ていきます。

>>株式投資の利益である“値上がり益”と“配当金”に関しては、

>>記事「株のメリット/デメリットをちゃんと比較!【マイナス要素に流されない】」を参照ください。

売買方法

日を跨いで株を保有/売買して、利益を得ています。

投資期間

1日~2週間

>>投資期間に厳密な定義はありません。

>>書籍によって投資期間の定義が異なるので、”1日~2週間”というのはあくまで参考値としてください。

注意してほしいのは、「●●日間株を保有したら売る」というような期間を用いたルールで株を売買している投資家はほとんどいません。

利益確定や損切りのタイミングは、以下の2パターンのいずれかで決めます。

1、株価が買値から何パーセント上昇したら利益確定する、何パーセント下落したら損切りする。

2、テクニカル分析(チャート分析)で売りサインが出たから売る。

僕自身は「1」を推奨しています。

「1」を推奨している理由や、具体的なパーセンテージの決め方は、

記事「もう迷わない!株の利益確定/損切りのルール【何パーセント?】【株学習】利益確定/損切りのタイミング」を参照ください。

分析方法

ファンダメンタル分析、テクニカル分析(チャート分析)

>>ファンダメンタル分析とは、社会情勢、為替相場、時価総額、企業業績、財務状況などをみることで、

>>今後の株価の動き(上昇、下落、持合)を予測することを意味します。

メリット

・日中株価を見る必要はありません。

・細かく利益を確定していくので、株の保有リスクを低減できます。

(コロナショックなどで大損するリスクを低減できます)

・1日30分程度で完了できます。

デメリット

・1日30分程度とは言え、細かく注文を入れる手間が発生します。

・利益確定/損切りの頻度が多く、精神(メンタル)が不安定になりやすいです。

>>利益確定とは株を買った価格よりも高く売ること(利益がでること)を意味します。

>>損切りとは株を買った価格より安く売ること(損失がでること)を意味します。

中長期投資家

中長期投資家は、株を買ってから3週間~数年保有した後、株を売る投資家です。

投資資金が5000万円~数億円で、細かな注文など入れず、

気長に利益を出していきたい方々には中長期投資家をおすすめします。

中長期投資家は、デイトレーダーやスイングトレーダのように「安く買って高く売る」というよりは、

配当金で利益を上げています。

また、現在投資にあてられる資金が少ない方は、つみたてNISAでの中長期投資を検討しましょう。

書籍「バビロン大富豪の教え」的な(教科書的な)話をすると

月々の収入の10分の1を投資にまわせば良いと思います。

売買方法

3週間以上長い期間で株を保有/売買して、利益を得ています。

投資期間

3週間~数年

>>投資期間に厳密な定義はありません。

>>書籍によって投資期間の定義が異なるので、”3週間~数年”というのはあくまで参考値としてください。

分析方法

ファンダメンタル分析

メリット

・日中株価を見る必要はありません。

・配当金で年率3~5%の利益を安定的に出すことができます。

>>もちろん、株価が買った価格より下がった状態で株を売れば、差額分だけ損失が出ます。

デメリット

・デイトレーダーやスイングトレーダーに比べて、利益を出しにくいです。良くて年率5%の利益です。

・3~5年後を見据えた社会情勢や企業業績を予測することになるので、とにかく分析が難しいです。

今ここで投資スタイルを決定する

ここまで、デイトレーダー/スイングトレーダー/中長期投資家について紹介しました。

それぞれの投資スタイルのイメージはつきましたでしょうか?

そして今この瞬間に、デイトレーダー/スイングトレーダー/中長期投資家のうち、どの投資スタイルをとるのかを決定してください。

投資スタイルを決定することで、学習するべき分析手法を絞ることができます。

デイトレーダー:テクニカル分析(チャート分析)

スイングトレーダー:ファンダメンタル分析とテクニカル分析(チャート分析)

中長期投資:ファンダメンタル分析

この投資スタイルを決めて学習するべき分析手法を絞ることは、学習効率を高めるために非常に重要なのです。

というのも、株式投資の無料相談を受けているときに、以下のケースがよくみられるためです。

1、デイトレーダーを目指している人が、なぜか“ピーター・リンチ”や“ウォーレン・バフェット”などの中長期投資家の書籍を読んでいる。

2、中長期投資家を目指している人が、なぜか“テクニカル分析(チャート分析)” の書籍ばかりを読み漁っている。

上記2つのケースは、間違った学習方法の典型ですね。

デイトレーダーを目指すのであれば“テクニカル分析”の書籍を読むべきですし、

中長期投資家を目指しているのであれば、“ピーター・リンチ”や“ウォーレン・バフェット”などの中長期投資家の書籍を読んでください。

投資スタイルを決める・・・それだけで書店の株式投資関連書籍の本棚を見たときに、

「これはデイトレーダー向けの書籍だから、読むのはやめよう」

「これは中長期投資家向けの書籍だから、買って読んでもいいかもしれない」

など、書籍(情報)の取捨選択ができるようになります。

自分の投資スタイルの決め方-性格に合わせる

「デイトレーダー」「スイングトレーダー」「中長期投資家」のうち、どの投資スタイルかを選ぶうえで重要なのが・・・

利益を出せる株式投資=性格(メンタル)×方法

を念頭に置くことです。

株式投資で利益を出すためには、「自分の性格にあった株式投資法」を見つける必要があります。

では、「デイトレーダー」「スイングトレーダー」「中長期投資家」それぞれに向いた性格とはどういったものでしょうか?

デイトレーダー向きの性格:感情の切り替えが早く、ちょっと失敗したくらいでは心が乱れない性格

スイングトレーダー向きの性格:世の中のトレンドに敏感であり、フットワークの軽い性格


中長期投資家向きの性格:冷静沈着に物事を分析でき、のんびりと待てる性格

実は、自分にあった投資スタイルを選ぶのはとても難しいです。

なぜなら、人間はお金が絡むと性格が変わる傾向にあるためです。

例えば普段のんびりとした人でも、ちょっと含み損がでれば「やばいやばい」とすぐに損切りしてしまう人がいます。

普段の自分とお金が絡んだときの自分は別人と思った方がいいです。

自分の性格は、実際に株式投資をやってみないとわからない部分でもあります。

もし、実際に株を売買してみて、投資スタイルと自分の性格が合っていないと感じた場合は、

すぐに投資スタイルを切り替えたが方がよいです。

自分の性格に合わない投資スタイルを貫いたとしても、損失が増えていくだけです。

※そもそも自分が株式投資に向いているか向いていないかを知りたい方は、記事「【株学習】株式投資に向いている性格とは?【ルール厳守】」で解説しているしているので、ぜひ、読んでみてください。

必ず”1つ”に投資スタイルを絞る

投資スタイルはどれか1つに必ず決定しましょう。

投資スタイルを複数もとうとすると、損失を出してしまう確率が高まります。

なぜなら、デイトレーダーの戦い方(ルール)、スイングトレーダーの戦い方(ルール)、中長期投資家の戦い方(ルール)が、

ゴチャゴチャになってしまうためです。

よくある例が、スイングトレーダーと中長期投資家の両方になってしまうパターンです。

スイングトレードではファンダメンタル分析とテクニカル分析(チャート分析)の両方を行い、株価の今後の動きを予想します。

最初「自分はスイングトレーダーだ!」と決めたにもかかわらず、株価が下落してくると・・・

「保有株の株価が下落してきた。

そろそろ損切りするタイミングかもしれない。

でも、ファンダメンタル分析の結果は良いから株価は上昇してくるはずだ。

もうちょっと、株を保有し続けてみよう」

と判断してしまい、結果、株を塩漬けして大損します。

>>株の塩漬けとは、株価の下落で評価損が大きくなっているにもかかわらず、株を保有し続けてしまう状態を意味します。

>>塩漬けの危険性と対処法は、記事「塩漬けは絶対にしない。ロスカットを徹底する」を参照ください。

ファンダメンタル分析に対する執着から、

自分の投資スタイルがスイングトレーダーから中長期投資家に変わってしまっているのです。

このように、断固とした投資スタイルを1つに決定しないと、

自分自身の戦い方(ルール)を逸脱した投資判断をしてしまい、損失が生まれてしまうことになります。

注意
本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

個人投資家 かまくら


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