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1ドル130円突破の超円安!ついに日本の不況が表にみえてきちゃいましたね。

こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。

「20年ぶりに1ドル130円に到達しました。今後の投資戦略に何か影響はでてきますでしょうか?」

という質問を頂きましたので、回答します。

結論は、円安になろうともやることは同じ。ルールを守るだけです

記事の信頼性

・2015年8月より、株式投資を始めました。

・2019年7月より、副業で株式投資の個別セミナーを運営しています。

・2022年4月現在、84名の個別セミナーの受講生を受け持たせて頂いております。

結論:円安になろうともやることは同じ。ルールを守るだけです

ミクロ投資法は、株式の短期投資(スイングトレード)です。

かっちりとしたルールのもと、投資銘柄を選び、決められたタイミングで株を売買しています。

そのルールの中には、為替は含まれていません。

「1ドル〇〇円なら円安とみなし、輸出関連株を買い漁ろう!」

などというルールは存在しません。

したがって、円安であろうと円高であろうとやることは同じです。

決められたルールを守るだけです。今後の投資戦略に円安はなんの影響も与えません。

円安で現在の日本経済について感じること

結論は上記のとおりです。

ここから先は僕の今の円安と日本経済について感じることを書いていきますので、気になる方だけ読み進めていってください。

※「感じること」いわゆる感想によって、投資ルールを破ることはありません。

将来的にはみなさんの生活にも直結するかもしれない内容でもあります。

ドル円の為替相場は、20年ぶりに1ドル130円に到達しました。

「とうとう、日本の不況が露出されちゃったか・・・」

と、感じましたね。

通貨の価値は、国の力を反映します。

ドルが高く円が安いということは、アメリカ強し、日本弱しということです。

なぜ、円安が進んでいるのか?-金利差があるためです

なぜこんなにも、ドルが高くなって(買われて)円が安くなって(売られて)いるかというと、アメリカは金利を上げ、日本は金利を上げないと判断したからです。

銀行にたとえるとわかりやすいかもしれませんが・・・

金利の高いアメリカという名の銀行と、金利の低い日本という名の銀行のどちらにお金を預けたいかと言えば、

アメリカという名の銀行にお金を預けたいですよね。

だからみんなこぞって円を売り、ドルを買い漁っているわけです。

アメリカ利上げ、日本利上げせずの理由は?-景気の違いです

ではなぜ、アメリカは金利を上げ、日本は金利を上げないと判断したのか・・・。

それは、アメリカが好況で、日本が不況だからです。

好況or不況を判断する1つの指標として、“インフレ率”というのがあります。

インフレ率とは、物価(物の値段)がどれだけ上昇したかを示します。

2022年4月時点のアメリカと日本のインフレ率は・・・

アメリカ:7.68%
日本:0.98%

です。

【インフレ率の推移(1980~2022年)】
https://ecodb.net/exec/trans_country.php?d=PCPIPCH&c1=US&c2=JP

インフレ率が高いアメリカは好況、インフレ率が低い日本は不況と言えます。

アメリカの利上げの背景

経済的にはどのような状態が健康的かというと、「ゆるやか~にインフレがおこっている」状態です。

今、アメリカでは、コロナ禍からの経済立て直しで“急なインフレ”が起こっています。

脱マスクが加速して人々の商品/サービスの需要は高まっています。

にもかかわらず、需要の高まりに企業側の供給が追いつかず、急なインフレが進んでいます。

“急なインフレ”を“ゆるやか~なインフレ”にするために、アメリカは利上げの判断をしたわけです。

金利を上げる
⇒企業がお金を借りにくくなる
⇒企業収益が抑えられる
⇒人々の年収が減る
⇒人々の商品/サービスの需要の高まりが抑えられる
⇒ゆるやか~なインフレが実現する

という流れになるわけです。

日本の利上げなしの背景

一方で、日本はコロナ禍からの経済立て直しに出遅れ(といっても、コロナ前からずっと出遅れていたわけですが)、インフレ率は低迷状態・・・。

この状態でアメリカと同じように金利を上げれば・・・

金利を上げる
⇒企業がお金を借りにくくなる
⇒企業収益が抑えられる
⇒人々の年収が減る
⇒人々の商品/サービスの需要が今以上に縮小する
⇒インフレ率がさらに低下する(デフレになる)

金利の上昇を抑える手段として、日本銀行は「連続指値オペ」の実施に踏み切っています。

【連続指値オペの実施について】(日本銀行金融市場局)
https://www.boj.or.jp/announcements/release_2022/rel220420d.pdf

そして、超円安へ!どうなるニッポン?

上記の背景から、アメリカは金利を上げ、日本は金利を上げないと判断したわけです。

そして、2022年5月現在、円安に振り切れている・・・という流れです。

日本の不況が続けば将来的にどうなるのか・・・。

円安なので輸入品(原油などのエネルギー資源も含めて)の価格が高くなります。

僕らの年収も同時に高くなっていれば何も問題ないのですが、日本人の年収は1992年をピークに下落の一途を辿っています。

【平均給与(実質)の推移(1年を通じて勤務した給与所得者)】(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-08-02.html

手元に残る資産が減るのは、目に見えていますね。

個人レベルで対策するしかない!

世界経済とか、日本とかを大きく動かす力を僕らは持ち合わせていないので、この逆風を乗り越えるために“個”で守りを固めていく必要があるわけです。

だから・・・

「資産運用をちゃんとしましょう!」

と、声を大にして言い続けているわけです。

目の前の円安などをみていると、どうしても悲観的な日本の将来しか見えてこないわけですが、

僕らと僕らの周りの人々のことであれば、意外と色々やれることはあるわけです。

未来を臆せず、今を生きていきましょう。

それでは~。


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