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【徹底解説】マイクロソフトの株価チャート【いつ買うべきか】

「GAFAMの一社“マイクロソフト”の株に興味があるのですが、どのタイミングで購入すればよいのでしょうか?」

という質問にお答えします。

こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。

グローバルIT企業の雄として、長きにわたり注目を浴びているマイクロソフト・・・。

「米国の優良企業と言えば、GAFA(グーグル、Amazon、フェイスブック、アップル)だ!」

言われる中、「いやいや、マイクロソフトを忘れちゃいけないでしょ!」

ということで、GAFAにマイクロソフトのMを付け加えた“GAFAM”という文字が出回るようになりました。

本記事では、マイクロソフトの業績向上/株価上昇の背景と、株価チャートから読み解く買いタイミングについて解説したいと思います。

※GAFAMのうち、Amazonとアップルの買いタイミングについては過去のブログ記事で解説しております。興味のある方は以下のリンク先記事を参照ください。

【徹底解説】Amazonの株価チャート【いつ買うべきか】
【徹底解説】アップルの株価チャート【いつ買うべきか】

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最初にお断りしておくと、「チャートだけでは勝てない」というのが僕の持論です。
ファンダメンタルズがしっかりしている企業の株価が上昇する傾向にあるわけで、チャートだけで勝てるほど株式投資の世界は甘くありません。

「ファンダメンタル分析のルールを知りたい!」

という方は、記事「無料相談実施中!株式投資教えます!」に記載されている僕の連絡先までお問合せください。
厳密に数値化されたファンダメンタル分析のルールをご紹介します。
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結論:マイクロソフト株の買いタイミングは、2021年6月12日現在の今!

最初に、マイクロソフト株の買いタイミングの結論を述べたいと思います。

1、株価が253ドルを超えてきたときが、ベストな買いタイミングだった
2、すでにトレンドラインを超えてきているので、2021年6月12日現在の今が買い

ベストな買いタイミングは通り越してしまっていますが、マイクロソフトの株価は今後も上昇していく可能性が非常に高いです。

それでは、この結論至った背景/理由を解説していきたいと思います。

マイクロソフトの業績向上/株価上昇の背景

誰もが知るグローバルIT企業、マイクロソフト・・・。まずは、マイクロソフトの基本情報をざっくりとおさらいしましょう。

時価総額世界第3位

最近ではアップルが時価総額で世界1位となっており、時価総額世界3位のマイクロソフトは昔ほど注目されていないのかもしれません。

■時価総額ランキング(2021年5月現在)
1位:アップル(2兆150億ドル)
2位:サウジアラムコ(1兆8,438億ドル)
3位:マイクロソフト(1兆6,922億ドル)
4位:アマゾン・ドット・コム(1兆6,624億ドル)
5位:アルファベット(1兆1,926億ドル)
6位:フェイスブック(8,362億ドル)
7位:アリババ・グループ・ホールディング(7,817億ドル)
8位:テンセント・ホールディングス(7,572億ドル)
9位:P&G(5,742億ドル)
10位:バークシャー・ハサウェイ(4,930億ドル)

【世界の時価総額TOP20をチェック!上位企業の特徴は?】
https://zuuonline.com/archives/229291

それでも、パソコン市場のOSシェアではWindowsが80.5%を占めており、マイクロソフトの存在感は依然として強いです。(2020年現在)

【Chrome OSのシェアが通年として初めてmacOSのシェアを上回る】
https://iphone-mania.jp/news-348098/

米国第2位の実力

また、マイクロソフトは米国の優良企業500社で構成される“S&P500”にも採用されており、構成比率ではアップルに次ぐ第2位です。

■S&P500の構成比率(2021年3月2日現在)
1位:アップル(6.12%)
2位:マイクロソフト(5.10%)
3位:アマゾン・ドット・コム(4.52%)
4位:アルファベット(3.99%)
5位:フェイスブック(2.15%)
6位:テスラ(1.97%)
7位:バークシャー・ハサウェイ(1.68%)
8位:ビザ(1.37%)
9位:JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(1.31%)
10位:ジョンソン・エンド・ジョンソン(1.20%)

【S&P500 構成上位10銘柄】
https://www.hs-sec.co.jp/foreign_equity/usd_sp500-nasdaq100.htm

米国第2位の優良企業と言っても過言ではありません。

直近の業績も申し分なし

短期投資家としては、投資先銘柄を選択する際に、直近の業績も重要視します。

2021年4月27日(米国時間)に発表されたマイクロソフトの第3四半期決算では・・・

売上高:417億ドル(前年同期比+19%増)
利益利益は155億ドル(前年同期比+44%増)

という結果を出しており、企業としての成長性が伺えます。

【マイクロソフト、好調な第3四半期決算--「Azure」売上高は50%増】
https://japan.cnet.com/article/35170071/

【マイクロソフト、1─3月期はクラウド好調で増収 期待先行し株価下落】
https://jp.reuters.com/article/microsoft-results-idJPKBN2CE2XV

直近では2021年6月24日(日本時間6月25日)に、新しいWindows10が発表される予定です。

会社としても価値ある新しいサービスを開発/提供し続けているので、今後の業績向上/株価上昇が期待できます。

【マイクロソフトが次期Windowsの発表オンラインイベントを6月24日開催】
https://jp.techcrunch.com/2021/06/03/the-next-version-of-windows-on-june-24th/

【Microsoft、再設計された新しいWindows 10を日本時間6月25日に発表】
https://news.mynavi.jp/article/20210603-1898857/

マイクロソフト株価チャート(週足)からわかること

マイクロソフトの週足チャートをみての第一印象は・・・

「ものすごくきれいな上昇トレンドにあるな・・・」

です。

これまで、GAFAMではアマゾン/アップルの株価チャートについて解説してきましたが、マイクロソフトが一番株価が上昇しつづける可能性が高いと思います。

※アマゾン/アップルの株価チャートの解説は、記事「【徹底解説】Amazonの株価チャート【いつ買うべきか】」と「【徹底解説】アップルの株価チャート【いつ買うべきか】」を参照ください。

というのも、マイクロソフトの週足チャートをみると、“上値も下値も切り上がっている”状態がみてとれます。
これはダウ理論でいうところの“上昇トレンド”を意味しており、今後もマイクロソフトの株価が上昇し続ける可能性は非常に高いと言えます。

マイクロソフトの週足チャート(2020年6月12日)
※黒線は高値と安値をざっくり結んだ線です。
※黒点線が上値と下値の切り上がりを示しています。

マイクロソフト株価チャート(日足)からわかること

2021年6月3日からマイクロソフトの株価は上昇に転じています。
2021年6月3日は新しいWindows10発表のオンラインイベント開催が報道された日ですので、新しいWindows10に対する投資家の期待が高まっているように感じます。

マイクロソフトの日足チャート(2020年6月12日)

2021年6月24日(日本時間6月25日)の新しいWindows10発表直後に、マイクロソフトの株価がどう動くのか注目しましょう。
大規模なアップデートがあるかないかではなく、新しいWindows10の機能が投資家の期待を超えるか超えないかで株価が上下します。

マイクロソフトの日足チャートでは週足チャートと同様に“上値も下値も切り上がっている”状態がみてとれます。
これはダウ理論でいうところの“上昇トレンド”を意味しており、今後もマイクロソフトの株価が上昇し続ける可能性は非常に高いと言えます。

マイクロソフトの日足チャート(2020年6月12日)
※黒線は高値と安値をざっくり結んだ線です。
※黒点線が上値と下値の切り上がりを示しています。

マイクロソフト株の買いタイミングについて

週足チャートと日足チャートが示しているとおり、マイクロソフトの株価は完全に“上昇トレンド”にあります。
ですので、強気の“買い目線”で勝負できます。

具体的な買いタイミングですが・・・

1、株価が253ドルを超えてきたときが、ベストな買いタイミングだった
2、すでにトレンドラインを超えてきているので、2021年6月12日現在の今が買い

と言えます。

1、株価が253ドルを超えてきたときが、ベストな買いタイミングだった

2021年4月27日(①)から2021年6月3日(④)にかけて、マイクロソフトの株価は“上値が切り下がり、下値が切り上がっている”状態でした。
これはダウ理論でいうところの“持合”を意味しており、マイクロソフトの株価が上昇するのか下落するのかがわかりにくい状態だったと言えます。

マイクロソフトの日足チャート(2020年6月12日)
※黒線は高値と安値をざっくり結んだ線です。
※黒点線が上値の切り下がりと下値の切り上がりを示しています。

ところが、2021年6月12日現在、マイクロソフトの株価は2021年5月26日の高値(③)を超えてきており、ダウ理論でいうところの“上昇トレンド”が確定しています。

マイクロソフトの日足チャート(2020年6月12日)
※黒線は高値と安値をざっくり結んだ線です。
※黒点線が上値と下値の切り上がりを示しています。

ここまでの話を整理すると、

・①から④にかけて、株価は持合であった。
・②から⑤にかけて、株価は上昇トレンドにある。
・①から⑤にかけて、株価は持合から上昇トレンドに転換している。

実はこの“持合いから上昇トレンドに転換”したときが、ベストな買いタイミングと言えます。
上昇トレンドを形成し続けている株価よりも、持合いから上昇トレンドに転換した株価の方がのびしろ(上昇しろ?)が大きいです。

したがって、マイクロソフトの株価に関しては、株価が2021年5月26日の高値252.93ドル(③)を超えたときがベストな買いタイミングだったと言えます。

マイクロソフトの日足チャート(2020年6月12日)
※黒線が2021年5月26日の高値252.93ドル(③)を示しています。

2、すでにトレンドラインを超えてきているので、2021年6月12日現在の今が買い

2021年6月12日現在、マイクロソフトの株価はトレンドラインを2回超えています。

マイクロソフトの日足チャート(2020年6月12日)
※黒線がトレンドラインです。

最初のトレンドラインを超えてきたのは2021年5月20日、2回目のトレンドラインを超えてきたのは2021年6月4日です。

買いのタイミングとしては2回見逃してしまっていますが、上述したとおりマイクロソフトの株価はまだまだ上昇していくと考えられます。

本ブログ記事は2021年6月12日に公開していますが、今からでもマイクロソフト株を買うのは遅くないと思います。

今後のマイクロソフトの株価に注目していきましょう。

それでは~。

2021年7月4日更新:マイクロソフトの株価は堅調に上昇!

マイクロソフトの株価は、すでにトレンドラインを超えてきているので、2021年6月12日現在の今が買い

と、2021年6月12日時点で買いタイミングを紹介していましたが、2021年7月4日現在、マイクロソフトの株価は堅調に上昇し続けています。

2021年6月14日の始値(257.9ドル)から2021年7月2日の終値(277.65ドル)にかけて+19.75ドル(+7.66%)も上昇しています。

マイクロソフトの日足チャート(2020年7月4日)

2021年6月24日(日本時間6月25日)に新しいWindows10(Windows11)が発表されましたが、投資家にすんなりと受け入れられた様です。

【Windows11を発表】
https://news.microsoft.com/ja-jp/2021/06/25/210625-introducing-windows-11/

マイクロソフトの株価は上場来高値を更新し続け、青天井状態です。

今後の株価の動きから目が離せません。

注意
本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。


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