2020年7月30日現在、新型コロナウイルスの新規感染者数がついに1200人/日を超えました。
このままコロナ禍は続くと思いますが、コロナ禍だからこそ株価が上昇しそうな企業はありますでしょうか?
と、疑問に思われている方々向けに記事を書いています。
こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。
いつになったら新型コロナウイルスの蔓延はおさまるのでしょうか・・・
第1波⇒第2波⇒第3波と波打ちながら新型コロナウイルスの新規感染者が減っていくと言われていたのですが、すでに第1波より第2波の方が、新規感染者の数が増えていますよね?
ということは、実は2020年7月30日現在はまだ第1波であり、コロナ禍はまだまだ続くと考えるのが妥当だと個人的には思っています。
【政府の戦略、「経済との両立」欠く 新規感染1200人超】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62063220Z20C20A7EA2000/
本ブログではこれまで、コロナ禍で株価上昇が期待できそうな銘柄を紹介してきました。
【株学習】コロナで株価上昇?クラウドファンディング銘柄
【株価上昇】注目するべき不動産銘柄【GAテクノロジーズ】
【株学習】コロナ蔓延で株価上昇!クラウド銘柄
おすすめクラウド銘柄イノベーションー今後の見通しあり
【ヒカル砲】ロコンドの株価上昇か?-買いタイミングの解説
【株学習】コロナショックで株価上昇が期待できるAmazon銘柄
【株学習】コロナショックで株価上昇が期待できる個別株-巣ごもり編
【検証済み】コロナショック後に株価上昇が期待できる銘柄
【株価上昇中】おすすめワクチン療法銘柄【アイロム他】
本記事では、もう1社、コロナ禍で株価上昇が期待できる銘柄を紹介したいと思います。
ファイバーゲート(9450)です。
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本記事ではファイバーゲートの株価上昇の背景について細かく解説していますが、
背景を詳細に調査した結果からファイバーゲートを投資先として選定しているわけではありません。
あくまでルールに引っかかってきたかどうかで投資判断しています。
もし、ミクロ投資法に興味がございましたら、記事「東京大学大学院卒の私が教えます!株で利益を出せる7つのルール」に記載されている
僕の連絡先までお問い合わせください。
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記事の信頼性
・2015年8月より、株式投資を始めました。
・2019年7月より、副業で株式投資の個別セミナーを運営しています。
・2022年12月現在、75名の個別セミナーの受講生を受け持たせて頂いております。
すでに利益確定!コロナ銘柄ファイバーゲート
ミクロ投資法で株式投資を学んだ塾生が、すでに利益を出しています。
■塾生Aさん(50代女性)
5営業日で約12万円の利益を出しています。株価上昇率24.2%で利益確定しています。
買値:1,659円(2020年7月20日)
売値:2,060円(2020年7月28日)
利益:120,050円
【買い注文画面】
【売り注文画面】
■塾生Bさん(30代女性)
4営業日で約3万円の利益を出しています。株価上昇率20%で利益確定しています。
買値:1,660円(2020年7月20日)
売値:1,992円(2020年7月27日)
想定利益:33,000円
※買い注文の約定画面を頂けていないので、利益は“想定”利益としています。
【売り注文が目】
得られた利益約3万円は、“子供の夏休み”で使うそうです!
2名ともおめでとうございます!
本記事は2020年7月30日に公開しており、リアルタイム性に欠けてしまっているのですが、実は7月17日の段階でメルマガとYouTube動画にて
と、公表しています。
https://www.youtube.com/watch?v=W1iYdCek6nE
メルマガとYouTube動画が配信された翌営業日に、2名の塾生はファイバーゲート株を購入し、それぞれ利益を出したという流れになります。
コロナで株価が上昇すると、ファイバーゲートに注目したきっかけは?
新高値を更新したタイミングで、ミクロ投資法の銘柄選定ルールにファイバーゲートがひっかかりました。
「ファイバーゲートは優良銘柄ではないか?」
と、気になった感じです。
僕は毎日、新高値更新銘柄を15~30分程度で確認しています。
新高値更新銘柄の確認方法は、記事「【株学習】新高値更新銘柄の一覧の出し方【Kabutan】」で紹介していますので、ぜひ、読んでみてください。
コロナ禍もなんのその!ファーバーゲートの業績予想
新高値更新銘柄の一覧でファイバーゲートが表示された後、ファイバーゲートのファンダメンタル分析に取り掛かります。
ミクロ投資法では主に業績予想の増加率に注目します。
※業績予想の増加率だけをみているわけではありません。業績予想以外にも投資ルール(基準)は存在します。
売上の増加率:
営業利益の増加率:35.7%
経常利益の増加率:31.4%
当期純利益の増加率:34.3%
ファイバーゲートの場合は、5月14日の“2020年6月期第3四半期決算”発表にて、業績予想を上方修正しています。
【2020年6月期第3四半期決算短信】
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9450/tdnet/1829853/00.pdf
【業績予想の修正に関するお知らせ】
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9450/tdnet/1829856/00.pdf
ファイバーゲートの買いタイミングは?-株価が新高値を更新した翌営業日
塾生2名の結果をみるとわかると思いますが、新高値を更新した翌営業日の成行でファーバーゲート株を買っています。
「より安く買うために指値を使わないのですか?」
という質問をいただきますが、僕は新高値を更新した翌営業日の始値で成行買いしています。
寄成(よりなり)というやつです。
新高値更新銘柄では、株を売ろうとする投資家が減ります。
理由は簡単で、新高値を更新する前に株を購入した投資家はみな含み益がでているためです。
含み益が出ている状態で株を売ろうとする投資家は少ないです。
(もちろん、含み益の程度にもよりますが・・・)
そうなると何が起こるかと言うと、新高値更新銘柄の上値は“軽く”なります。
軽やかに株価が上昇するイメージです。
現にファイバーゲートの株価は、新高値を更新した翌営業日の始値から、5営業日で26.5%も上昇しています。
2020年7月28日の高値:2,098円
最大株価上昇率:26.5%
ファイバーゲートの日足チャート(2020年7月30日)
新高値更新銘柄の株価は軽やかに上昇する傾向にあるので、より安く買うために指値を入れると買うタイミングを逃してしまう危険性が生じます。
したがって僕は、新高値を更新した翌営業日の始値での成行買いをおすすめしています。
今後のファイバーゲートの株価について-コロナ禍でも株価は上昇する
ここまで本記事を読んだ方の中には、以下のような疑問を抱いた方も多いと思います。
「塾生も結果を出して、ファイバーゲートの株価が短期間で急上昇したのはわかりました。
ただ、今後もファイバーゲートの株価は上昇していきますでしょうか?」
確かに、今後もファイバーゲートの株価が上昇するかは気になるところですよね。
結論、ファイバーゲートの株価は今後も上昇する可能性が高いです。
ここで、YouTube動画でも解説していますが、ファイバーゲートの事業セグメントについて紹介したいと思います。
事業セグメントとは、“企業が収益をあげるための事業を小分けにしたもの”と言えます。
※事業セグメントの厳密な定義は、以下のリンク先を参照ください。
ファイバーゲートの事業セグメントは、“レジデンスWi-Fi事業”と“フリーWi-Fi事業”です。
これはファイバーゲートの決算短信をみるとわかります。
【2020年6月期第3四半期決算短信】
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9450/tdnet/1829853/00.pdf
レジデンスWi-Fi事業では、集合住宅向けのWi-Fiサービスを提供しています。
フリーWi-Fi事業では、商業施設向けのWi-Fiサービスを提供しています。
ファイバーゲートの売上比率をみてみると、レジデンスWi-Fi事業の売上が約75%、フリーWi-Fi事業の売上が約25%です。
売上比率から、ファイバーゲートの売上はレジデンスWi-Fi事業の売上に牽引されていると言えます。
昨今のコロナウイルス蔓延で企業のテレワーク(在宅勤務)導入が進んでいます。
集合住宅でのWi-Fi需要も拡大し、レジデンスWi-Fi事業の売上も増加することが予想されます。
「レジデンスWi-Fi事業の売上向上⇒ファイバーゲートの売上向上⇒株価上昇」の流れが生まれると思うので、今後もファイバーゲート株価上昇の可能性は非常に高いと思います。
2020年8月12日には、ファイバーゲートの2020年6月期決算が発表されます。
決算内容を含めて、今後のファイバーゲートの株価に注目していきましょう。
更新情報:ファイバーゲートの決算内容と今後の株価について(2020年8月13日)
2020年8月12日、ファイバーゲートが2020年6月期決算を発表しました。
そこで、ファイバーゲートの決算内容と今後の株価の予想について解説します。
※動画でも解説しています。“文字”より“動画”派という方は、動画をご覧ください。
https://youtu.be/ViDIaZebeBw
まずはファイバーゲートの決算内容についてですが、見るべきポイントは2つあります。
2021年6月期の業績予想の増加率
2020年6月期の業績の増加率
まず2020年6月期の業績の増加率ですが
営業利益:31.9%増
経常利益:37%増
当期純利益:31.2%増
でした。
【ファイバーゲートの2020年6月期決算短信】
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9450/tdnet/1874461/00.pdf
この数値だけみるとかなり業績の増加率の高い優良企業と考えられます。
2021年6月期の業績予想の増加率
つぎに見てほしいのが、2021年6月の業績予想の増加率です。
営業利益予想:15.8%増
経常利益予想:16%増
当期純利益予想:30%増
です。
【ファイバーゲートの2020年6月期決算短信】
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9450/tdnet/1874461/00.pdf
業績実績と業績予想から言えること-業績向上/株価上昇が鈍化するかも
業績実績と業績予想から何が言えるかというと・・・
どの業績をみても、予想の増加率が実績の増加率より下がってしまっている。
です。
営業利益:31.9%増 ⇒ 15.8%増
経常利益:37%増 ⇒ 16%増
当期純利益:31.2%増 ⇒ 30%増
ですね。
これはあまり良くないです!
なんでよくないかと言うと、「株価は半年から1年先の業績を織り込んでいく」と言われているからです。
業績実績の増加率よりも業績予想の増加率が低いと言うことは、業績向上が“鈍化する”という意味です。
業績向上が“鈍化する”ということは、株価の上昇も鈍化します。
もっというと、投資家が失望し、株価が下落する可能性が高くなります。
現に、夜間取引(PTS)では、8月12日20:36現在、ファイバーゲートの株価は“-6.83%”も下落しています。
PTSの株価が低いからと言って、翌営業日8月13日のファイバーゲートの株価が必ず下がるというわけではないのですが、8月13日のファイバーゲート株はやや下落して寄り付く可能性が非常に高いです。
※PTSについて詳しく知りたい方は、記事「【株学習】PTS確認&活用方法【株価の見方あり】」を参照ください。
今後のファイバーゲートの株価は下落していく可能性が高いと思います。
そのことを念頭において、今後もファイバーゲートの株価を観察してみてください。
それでは~!
注意
本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。
個人投資家 かまくら