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【徹底解説】イーレックスの株価チャート【利益確定済み】

「メールマガジンにて、イーレックスは利益確定済みであると知りました。
どうしてイーレックスの株を売買しようと思ったのですか?
また、イーレックスの株価が急上昇している理由を教えていください」

という質問にお答えします。

こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。

イーレックス利益確定のメルマガを配信したところ、かなりの反響がありました。ありがとうございます。

メルマガでお伝えしたとおり、僕自身はイーレックスの取引はすでに完了しています。
2021年6月25日の始値でイーレックス株を購入し、すでに売却済みです。

「どうしてイーレックスの株を売買しようと思ったのですか?」

という質問に対しては・・・

「ミクロ投資法で磨き上げているルールに引っかかったから・・・」

としか言いようがありません。

※本記事ではイーレックスの株価上昇の背景について細かく解説していますが、背景を詳細に調査した結果からイーレックスを投資先として選定しているわけではありません。
あくまでルールに引っかかってきたかどうかで投資判断しています。

もし、ミクロ投資法に興味がございましたら、記事「無料相談実施中!株式投資教えます!」に記載されている僕の連絡先までお問い合わせください。

本記事では、「イーレックスの株価が急上昇している理由を教えていください」という質問に回答するとともに、イーレックスの株価チャートについて解説したいと思います。

なぜ、イーレックスが注目されているのか

イーレックスが注目されている主な理由に、イーレックスが高知/大分/沖縄にバイオマス発電所を所有していることが挙げられます。

「バイオマスはもう十数年前から注目されていますよね?何を今さらバイオマスが話題になっているのですか?」

と、疑問に思われている方も多いと思います。

ただ、2021年7月現在、バイオマス関連企業は再び注目を集め始めています。

その背景としてまずは“脱炭素社会”“カーボンニュートラル”という言葉をおさえておく必要があります。

“脱炭素社会”とは・・・

地球の温暖化現象の原因とされている温室効果ガスの排出の実質ゼロを目指す社会です。
温室効果ガスには、メタン/フロン/一酸化二窒素、二酸化炭素が含まれますが、主な削減対象は二酸化炭素と言えます。

菅首相が2020年10月の所信表明演説にて、「2050年を目途に、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と発言してから、“脱炭素社会”という言葉が出回るようになりました。

【脱炭素社会とは?日本の課題や取り組み事例】
https://www.apiste.co.jp/column/detail/id=4800

象徴的な出来事として、大手自動車メーカーがこぞってEV(電気自動車)の販売計画を発表しています。
詳細は、記事「【徹底解説】テスラの株価チャート【いつ買うべきか】」を参照ください。

また、2021年7月14日、EUの欧州委員会が新車販売についての方針を発表しました。
2035年に内燃機関車(ガソリン車など)の新車販売を事実上禁止する様です。

【EU、35年にガソリン車販売禁止 50年排出ゼロへ包括案】
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR13DST0T10C21A7000000/

そして、“脱炭素社会”という言葉と同じぐらい注目されている言葉に“カーボンニュートラル”があります。

”カーボンニュートラル”を簡単に説明すると・・・

「空気中の二酸化炭素を吸って育った植物であれば、その植物を燃やして二酸化炭素が排出されたとしても、もともと空気中に存在していた二酸化炭素をそのまま空気中に戻すのと変わらないので、二酸化炭素の排出量はプラスマイナスゼロですよね!」

という発想です。

【バイオマス発電のしくみ】
https://www.chuden.co.jp/energy/renew/biomass/bio_shikumi/

長々と記事を書いていますが、ここまでの話をまとめると・・・

「“カーボンニュートラル”という発想で考えれば、バイオマス発電(植物を燃やして得たエネルギーを電気に変える発電)を活用することは“脱炭素社会”につながる」

と、言えるわけです。

【バイオマス発電とは?仕組みやメリット・デメリットについて】
https://enechange.jp/articles/biomass_power_generation

“脱炭素”“カーボンニュートラル”“バイオマス発電”という観点から、イーレックスは現在注目され、イーレックスの株価が急上昇していると思われます。

イーレックスの株価チャート(週足)について

「なぜ、イーレックスが注目されているのか」では、イーレックスの株価上昇の要因を“ファンダメンタル”面で解説しました。

次いで、“テクニカル”(チャート)面で解説したいと思います。まずは、週足チャートをみていきましょう。

イーレックスの週足チャートを見る限り、約4カ月間、株価は“持合”の状態でした。
“持合”とは、株価が上昇するのか下落するのかわかりにくい状態を指します。
イーレックスの株価は、約1,600~2,100円の間を行ったり来たりしており、ローソク足がかなり“密”な状態になっています。

イーレックスの株価チャート(週足)
※黒線は、約1,600円~2,100円の価格帯を示しています。

このようなローソク足の“密”状態では、株価の急上昇や急落が期待できます。
持合いの価格帯の上限(約2,100円)を株価が超えてきたときが株価急上昇のサインであり、価格帯の下限(約1,600円)を割れてきたときが株価急落のサインと言えます。

今回のイーレックスの場合は、株価が価格帯の上限(約2,100円)を一気に超えて、そのまま急上昇した流れとなります。

イーレックスの株価チャート(日足)について

僕自身は、イーレックスの株価が価格帯の上限(約2,100円)を超えてきた時をピンポイントで狙っていたわけではありません。

ミクロ投資法のいつもどおりの段取りで、イーレックスの株価が新高値を更新してきたタイミングでファンダメンタル分析/テクニカル分析を実施し、ルールが満たされているのを確認できたので、イーレックス株を新高値更新日の翌日(2021年6月25日)の始値で購入しました。

※新高値更新銘柄の一覧の出し方は、記事「【株学習】新高値更新銘柄の一覧の出し方【Kabutan】」を参照ください。

新高値更新日の翌日(2021年6月25日)の始値は2,256円です。
そこからイーレックスの株価は急上昇し、2021年7月15日には高値3,230円をつけています。
株価は15営業日で+43.2%も上昇しています。
投資効率がかなり良いと言えます。

イーレックスの株価チャート(日足)

どこまでも上昇するイーレックスの株価・・・

ここまで本記事を読んでくださった方の中には・・・

「かまくらさんは、すでに利益確定しているのですよね?まだまだイーレックスの株価は上昇していて、もったいなくないですか?」

と、疑問を抱いた方ともいるかと思います。

たしかに、利益をまだまだ伸ばせたかもしれませんが、深追いはしません。

投資の格言に・・・

「頭と尻尾はくれてやる」

というのがあります。

株価の上昇の始まりと終わりの部分を完璧にとらえられなくてもいいんです。
今回のイーレックスの場合で言うと、頭が価格帯の上限(約2,100円)で、尻尾が最高値(3,230円)です。
この頭(約2,100円)と尻尾(3,230円)の間の腹(魚の一番おいしいところ)をいかにおいしくいただけるか(利益を出せるか)が、株式投資の醍醐味になります。

結局、株を買う前に決める“利益確定の価格”をどこに設定するかが重要になるわけです。

※利益確定の価格の決め方は、記事「もう迷わない!株の利益確定/損切りのルール【何パーセント?】」を参照ください。

最後に、今後のイーレックス株の買いタイミングについてですが、一度株価が下落するのを待ちましょう。
株価が下落して、再度新高値を更新した日の翌日の始値で株を購入します。

注意
本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

個人投資家 かまくら


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