ブログ

  • 【徹底解説】マイクロソフトの株価チャート【いつ買うべきか】

    【徹底解説】マイクロソフトの株価チャート【いつ買うべきか】

    「GAFAMの一社“マイクロソフト”の株に興味があるのですが、どのタイミングで購入すればよいのでしょうか?」

    という質問にお答えします。

    こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。

    グローバルIT企業の雄として、長きにわたり注目を浴びているマイクロソフト・・・。

    「米国の優良企業と言えば、GAFA(グーグル、Amazon、フェイスブック、アップル)だ!」

    言われる中、「いやいや、マイクロソフトを忘れちゃいけないでしょ!」

    ということで、GAFAにマイクロソフトのMを付け加えた“GAFAM”という文字が出回るようになりました。

    本記事では、マイクロソフトの業績向上/株価上昇の背景と、株価チャートから読み解く買いタイミングについて解説したいと思います。

    ※GAFAMのうち、Amazonとアップルの買いタイミングについては過去のブログ記事で解説しております。興味のある方は以下のリンク先記事を参照ください。

    【徹底解説】Amazonの株価チャート【いつ買うべきか】
    【徹底解説】アップルの株価チャート【いつ買うべきか】

    ******************************************
    最初にお断りしておくと、「チャートだけでは勝てない」というのが僕の持論です。
    ファンダメンタルズがしっかりしている企業の株価が上昇する傾向にあるわけで、チャートだけで勝てるほど株式投資の世界は甘くありません。

    「ファンダメンタル分析のルールを知りたい!」

    という方は、記事「無料相談実施中!株式投資教えます!」に記載されている僕の連絡先までお問合せください。
    厳密に数値化されたファンダメンタル分析のルールをご紹介します。
    ******************************************

    結論:マイクロソフト株の買いタイミングは、2021年6月12日現在の今!

    最初に、マイクロソフト株の買いタイミングの結論を述べたいと思います。

    1、株価が253ドルを超えてきたときが、ベストな買いタイミングだった
    2、すでにトレンドラインを超えてきているので、2021年6月12日現在の今が買い

    ベストな買いタイミングは通り越してしまっていますが、マイクロソフトの株価は今後も上昇していく可能性が非常に高いです。

    それでは、この結論至った背景/理由を解説していきたいと思います。

    マイクロソフトの業績向上/株価上昇の背景

    誰もが知るグローバルIT企業、マイクロソフト・・・。まずは、マイクロソフトの基本情報をざっくりとおさらいしましょう。

    時価総額世界第3位

    最近ではアップルが時価総額で世界1位となっており、時価総額世界3位のマイクロソフトは昔ほど注目されていないのかもしれません。

    ■時価総額ランキング(2021年5月現在)
    1位:アップル(2兆150億ドル)
    2位:サウジアラムコ(1兆8,438億ドル)
    3位:マイクロソフト(1兆6,922億ドル)
    4位:アマゾン・ドット・コム(1兆6,624億ドル)
    5位:アルファベット(1兆1,926億ドル)
    6位:フェイスブック(8,362億ドル)
    7位:アリババ・グループ・ホールディング(7,817億ドル)
    8位:テンセント・ホールディングス(7,572億ドル)
    9位:P&G(5,742億ドル)
    10位:バークシャー・ハサウェイ(4,930億ドル)

    【世界の時価総額TOP20をチェック!上位企業の特徴は?】
    https://zuuonline.com/archives/229291

    それでも、パソコン市場のOSシェアではWindowsが80.5%を占めており、マイクロソフトの存在感は依然として強いです。(2020年現在)

    【Chrome OSのシェアが通年として初めてmacOSのシェアを上回る】
    https://iphone-mania.jp/news-348098/

    米国第2位の実力

    また、マイクロソフトは米国の優良企業500社で構成される“S&P500”にも採用されており、構成比率ではアップルに次ぐ第2位です。

    ■S&P500の構成比率(2021年3月2日現在)
    1位:アップル(6.12%)
    2位:マイクロソフト(5.10%)
    3位:アマゾン・ドット・コム(4.52%)
    4位:アルファベット(3.99%)
    5位:フェイスブック(2.15%)
    6位:テスラ(1.97%)
    7位:バークシャー・ハサウェイ(1.68%)
    8位:ビザ(1.37%)
    9位:JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(1.31%)
    10位:ジョンソン・エンド・ジョンソン(1.20%)

    【S&P500 構成上位10銘柄】
    https://www.hs-sec.co.jp/foreign_equity/usd_sp500-nasdaq100.htm

    米国第2位の優良企業と言っても過言ではありません。

    直近の業績も申し分なし

    短期投資家としては、投資先銘柄を選択する際に、直近の業績も重要視します。

    2021年4月27日(米国時間)に発表されたマイクロソフトの第3四半期決算では・・・

    売上高:417億ドル(前年同期比+19%増)
    利益利益は155億ドル(前年同期比+44%増)

    という結果を出しており、企業としての成長性が伺えます。

    【マイクロソフト、好調な第3四半期決算–「Azure」売上高は50%増】
    https://japan.cnet.com/article/35170071/

    【マイクロソフト、1─3月期はクラウド好調で増収 期待先行し株価下落】
    https://jp.reuters.com/article/microsoft-results-idJPKBN2CE2XV

    直近では2021年6月24日(日本時間6月25日)に、新しいWindows10が発表される予定です。

    会社としても価値ある新しいサービスを開発/提供し続けているので、今後の業績向上/株価上昇が期待できます。

    【マイクロソフトが次期Windowsの発表オンラインイベントを6月24日開催】
    https://jp.techcrunch.com/2021/06/03/the-next-version-of-windows-on-june-24th/

    【Microsoft、再設計された新しいWindows 10を日本時間6月25日に発表】
    https://news.mynavi.jp/article/20210603-1898857/

    マイクロソフト株価チャート(週足)からわかること

    マイクロソフトの週足チャートをみての第一印象は・・・

    「ものすごくきれいな上昇トレンドにあるな・・・」

    です。

    これまで、GAFAMではアマゾン/アップルの株価チャートについて解説してきましたが、マイクロソフトが一番株価が上昇しつづける可能性が高いと思います。

    ※アマゾン/アップルの株価チャートの解説は、記事「【徹底解説】Amazonの株価チャート【いつ買うべきか】」と「【徹底解説】アップルの株価チャート【いつ買うべきか】」を参照ください。

    というのも、マイクロソフトの週足チャートをみると、“上値も下値も切り上がっている”状態がみてとれます。
    これはダウ理論でいうところの“上昇トレンド”を意味しており、今後もマイクロソフトの株価が上昇し続ける可能性は非常に高いと言えます。

    マイクロソフトの週足チャート(2020年6月12日)
    ※黒線は高値と安値をざっくり結んだ線です。
    ※黒点線が上値と下値の切り上がりを示しています。

    マイクロソフト株価チャート(日足)からわかること

    2021年6月3日からマイクロソフトの株価は上昇に転じています。
    2021年6月3日は新しいWindows10発表のオンラインイベント開催が報道された日ですので、新しいWindows10に対する投資家の期待が高まっているように感じます。

    マイクロソフトの日足チャート(2020年6月12日)

    2021年6月24日(日本時間6月25日)の新しいWindows10発表直後に、マイクロソフトの株価がどう動くのか注目しましょう。
    大規模なアップデートがあるかないかではなく、新しいWindows10の機能が投資家の期待を超えるか超えないかで株価が上下します。

    マイクロソフトの日足チャートでは週足チャートと同様に“上値も下値も切り上がっている”状態がみてとれます。
    これはダウ理論でいうところの“上昇トレンド”を意味しており、今後もマイクロソフトの株価が上昇し続ける可能性は非常に高いと言えます。

    マイクロソフトの日足チャート(2020年6月12日)
    ※黒線は高値と安値をざっくり結んだ線です。
    ※黒点線が上値と下値の切り上がりを示しています。

    マイクロソフト株の買いタイミングについて

    週足チャートと日足チャートが示しているとおり、マイクロソフトの株価は完全に“上昇トレンド”にあります。
    ですので、強気の“買い目線”で勝負できます。

    具体的な買いタイミングですが・・・

    1、株価が253ドルを超えてきたときが、ベストな買いタイミングだった
    2、すでにトレンドラインを超えてきているので、2021年6月12日現在の今が買い

    と言えます。

    1、株価が253ドルを超えてきたときが、ベストな買いタイミングだった

    2021年4月27日(①)から2021年6月3日(④)にかけて、マイクロソフトの株価は“上値が切り下がり、下値が切り上がっている”状態でした。
    これはダウ理論でいうところの“持合”を意味しており、マイクロソフトの株価が上昇するのか下落するのかがわかりにくい状態だったと言えます。

    マイクロソフトの日足チャート(2020年6月12日)
    ※黒線は高値と安値をざっくり結んだ線です。
    ※黒点線が上値の切り下がりと下値の切り上がりを示しています。

    ところが、2021年6月12日現在、マイクロソフトの株価は2021年5月26日の高値(③)を超えてきており、ダウ理論でいうところの“上昇トレンド”が確定しています。

    マイクロソフトの日足チャート(2020年6月12日)
    ※黒線は高値と安値をざっくり結んだ線です。
    ※黒点線が上値と下値の切り上がりを示しています。

    ここまでの話を整理すると、

    ・①から④にかけて、株価は持合であった。
    ・②から⑤にかけて、株価は上昇トレンドにある。
    ・①から⑤にかけて、株価は持合から上昇トレンドに転換している。

    実はこの“持合いから上昇トレンドに転換”したときが、ベストな買いタイミングと言えます。
    上昇トレンドを形成し続けている株価よりも、持合いから上昇トレンドに転換した株価の方がのびしろ(上昇しろ?)が大きいです。

    したがって、マイクロソフトの株価に関しては、株価が2021年5月26日の高値252.93ドル(③)を超えたときがベストな買いタイミングだったと言えます。

    マイクロソフトの日足チャート(2020年6月12日)
    ※黒線が2021年5月26日の高値252.93ドル(③)を示しています。

    2、すでにトレンドラインを超えてきているので、2021年6月12日現在の今が買い

    2021年6月12日現在、マイクロソフトの株価はトレンドラインを2回超えています。

    マイクロソフトの日足チャート(2020年6月12日)
    ※黒線がトレンドラインです。

    最初のトレンドラインを超えてきたのは2021年5月20日、2回目のトレンドラインを超えてきたのは2021年6月4日です。

    買いのタイミングとしては2回見逃してしまっていますが、上述したとおりマイクロソフトの株価はまだまだ上昇していくと考えられます。

    本ブログ記事は2021年6月12日に公開していますが、今からでもマイクロソフト株を買うのは遅くないと思います。

    今後のマイクロソフトの株価に注目していきましょう。

    それでは~。

    2021年7月4日更新:マイクロソフトの株価は堅調に上昇!

    マイクロソフトの株価は、すでにトレンドラインを超えてきているので、2021年6月12日現在の今が買い

    と、2021年6月12日時点で買いタイミングを紹介していましたが、2021年7月4日現在、マイクロソフトの株価は堅調に上昇し続けています。

    2021年6月14日の始値(257.9ドル)から2021年7月2日の終値(277.65ドル)にかけて+19.75ドル(+7.66%)も上昇しています。

    マイクロソフトの日足チャート(2020年7月4日)

    2021年6月24日(日本時間6月25日)に新しいWindows10(Windows11)が発表されましたが、投資家にすんなりと受け入れられた様です。

    【Windows11を発表】
    https://news.microsoft.com/ja-jp/2021/06/25/210625-introducing-windows-11/

    マイクロソフトの株価は上場来高値を更新し続け、青天井状態です。

    今後の株価の動きから目が離せません。

    注意
    本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。


  • 【徹底解説】テスラの株価チャート【いつ買うべきか】

    【徹底解説】テスラの株価チャート【いつ買うべきか】

    「テスラ株に興味があるのですが、いつ買えばよいのでしょうか?」

    という質問にお答えします。

    こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。

    今をときめく米国企業の1社として、“テスラ”(TSLA)が注目されています。

    自動車企業各社が“電気自動車”“自動運転”へと舵を切り始めている中で、”電気自動車””自動運転”を売りにしているテスラの業績向上/株価上昇に期待する投資家も多いのではないでしょうか?

    そこで本記事では、テスラ株をそもそも買うべきなのか、買うのであればどのタイミングかについて、株価チャートをもちいて解説したいと思います。

    ******************************************
    最初にお断りしておくと、「チャートだけでは勝てない」というのが僕の持論です。
    ファンダメンタルズがしっかりしている企業の株価が上昇する傾向にあるわけで、チャートだけで勝てるほど株式投資の世界は甘くありません。

    「ファンダメンタル分析のルールを知りたい!」

    という方は、記事「無料相談実施中!株式投資教えます!」に記載されている僕の連絡先までお問合せください。
    厳密に数値化されたファンダメンタル分析のルールをご紹介します。
    ******************************************

    結論:テスラ株の購入をおすすめはできませんが、買うなら順張りで!

    結論を先に言ってしまうと・・・

    ・上値が重い印象を受けるため、2021年5月29日現在でのテスラ株の購入はおすすめできません。
    ・それでもテスラ株の購入を希望する場合は、順張り戦略を検討しましょう。
    ・具体的な買いタイミングは、2021年5月29日現在、もしくは、テスラの株価が780.74ドルを超えてきたときです。
    ・いずれにせよ、株価が540ドルを割れるときには損切りを検討しましょう。

    です。

    それでは、この結論にまで至った過程を解説したいと思います。

    なぜテスラが注目されているのか?

    テスラが注目されている背景/理由について、ザっとおさらいしたいと思います。

    ・設立17年でテスラの時価総額は、トヨタ自動車の時価総額を超えた。
    ・世界は“電気自動車”“自動運転”を求めている。
    ・仮想通貨にも!?イーロンマスク氏の影響力が大きい。

    設立たった17年で、83年の歴史あるトヨタ自動車の時価総額超え

    テスラが大注目される理由は、圧倒的な企業成長スピードです。

    テスラは2003年7月に設立されました。
    それからたった17年・・・2020年7月にはテスラの時価総額はトヨタ自動車の時価総額を超えました。
    トヨタ自動車の設立は1937年8月・・・。
    トヨタ自動車の83年の歴史的記録を、テスラは17年で塗り替えたことになります。

    【EVの雄テスラが時価総額で「トヨタ超え」、その躍進は本物か】
    https://diamond.jp/articles/-/247679

    そして、企業成長スピードは緩まることを知らず・・・。
    2021年1月現在ではテスラの時価総額は約7000億ドル(約72兆円)となり、ゼネラル・モーターズ/フォード・モーター/トヨタ自動車/ホンダ/フィアット・クライスラー・オートモービルズ/フォルクスワーゲンの6社の時価総額の合計を上回っています。

    【テスラ、時価総額7000億ドル突破 トヨタ・GMなど大手6社の合計価値上回る】
    https://www.afpbb.com/articles/-/3325053

    この企業成長のスピード感が株価上昇の要因になっていることは言うまでもありません。

    テスラの月足チャート(2021年5月29日現在)

    世界が求める電気自動車といえばテスラ

    「2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする」という2020年10月の菅総理の演説から、自動車メーカーは大きなEV戦略を打ち出してきています。

    ・トヨタ自動車は、2030年にハイブリッド車(HV)/電気自動車(EV)/燃料電池車(FCV)を世界で800万台(電気自動車/燃料電池車で200万台)販売することを目指しています。
    ・本田技研工業は、2040年までに新車販売の全てを電気自動車/燃料電池車にすると発表しています。
    ・日産自動車は、2030年代早期に主要市場で販売する全ての新車を電気自動車やハイブリッド車などにすると発表しています。

    【トヨタ 2030年に向けEVやFCVなど全方位で電動化推進へ】
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210513/k10013027271000.html

    【ホンダ、世界販売全てをEV・FCVに 40年目標】
    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC236740T20C21A4000000/

    【日産、2030年代早期に全新型車を電動化—内田社長「チャンスととらえ、覚悟をもって取り組む」】
    https://response.jp/article/2021/01/28/342575.html

    僕自身は投資家仲間の紹介でテスラ車の電気自動車(+自動運転)に試乗したことがありますが・・・・

    ・とにかく社内は静か。
    ・縦列駐車ポイントに到達すると、縦列駐車可能ランプが点灯!ボタン一つで勝手に縦列駐車してくれる。
    ・車高の調整はワンタッチ。GPS機能とあわせて、どこでどの車高で走ったかを記憶。次回、同じ道を走るときは、勝手に車高を調整してくれる。

    などなど、とにかく、“感動”しかありませんでした。

    これから電気自動車の市場はどんどん拡大していくと思います。

    【世界の電気自動車市場は、2030年までに1兆2,993億ドルに達すると予想されています】
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001550.000067400.html

    仮想通貨も大暴落!?イーロンマスク氏の影響力とは

    テスラ社を世界トップクラスの企業にまで成長させた立役者が“イーロンマスク”氏です。
    今では民間ロケット開発企業であるスペースX社なども立ち上げており、実業家として知らない人はいないのではないのでしょうか?

    そんなイーロンマスク氏の影響力は日に日に強くなっています。

    その象徴が“ビットコインでのテスラ車の購入停止”による仮想通貨の大暴落です。

    【イーロン・マスク氏がビットコインでのテスラ車購入停止を指示、ツイート後ビットコインは下落中】
    https://jp.techcrunch.com/2021/05/13/2021-05-12-elon-musk-technoking-of-tesla-orders-a-halt-to-bitcoin-car-payments/

    ビットコインは決済用の仮想通貨として確固たる地位を確立しつつありました。
    しかし、今回のテスラ社の方針転換によりビットコインの価格は大暴落・・・
    その他の仮想通貨も引きずられるように暴落しています。

    テスラの方向転換が実行された2021年5月13日のビットコインの終値は5,630,400円でした。
    2021年5月23日のビットコインの終値は4,047,896円であり、10営業日で-1,582,504円(-28.1%)も下落しました。

    ビットコインの日足チャート(2020年5月24日17:40)

    ビットコインの大暴落は、“イーロンマスク暴落”と呼ばれています。

    イーロンマスク氏の市場に対する影響力は日に日に強まっています。イーロンマスク氏の日々の言動に注目していきましょう。

    テスラの株価チャート(週足)からわかること

    そんな投資家大注目のテスラ株でも、買いタイミングを失敗すれば損失を被ることになります。
    そこで、株価チャートからテスラ株の買いタイミングを分析してみたいと思います。

    テスラの株価は堅調に上昇していましたが、週足チャートをみてみると“上値が切り下がり、下値が切り上がっている”状態になっています。

    これはダウ理論でいうところの“持合い”であり、株価が上昇するか下落するかの方向性がわかりにくい状態を指します。

    テスラの週足チャート(2020年5月24日)
    ※黒線が上値と下値をざっくりと結んだ線であり、黒点線が“上値が切り下がり、下値が切り上がっている”ことを示しています。

    “上値の切り下がり=上値が重い”という印象を受けるため、「株価が下落していく可能性の方が高いのでは・・・」と感じています。

    もし、テスラの株価が540ドルを割れる(下回る)ようであれば、“上値が切り下がり、下値が切り下がる”状態になります。

    つまりはダウ理論でいうところの“下落トレンド”が確定しますので、テスラの株価が下落し続ける確率が非常に高くなります。

    テスラの週足チャート(2020年5月24日)

    ただ、テスラの株価が540ドルを割れることなく、2021年4月12日の週の高値(780.74ドル)を超えてくると、ダウ理論の“上昇”が確定します。

    したがって、順張り戦略をとるのであれば、株価が780.74ドルを超えてくるまで待てばよいと思います。
    (順張りとは、株価が上昇しているタイミングで株を購入することです。)

    テスラの週足チャート(2020年5月24日)

    テスラの株価チャート(日足)からわかること

    テスラの日足チャートをみると、“上値が切り上がり、下値が切り下がっている”状態になっています。

    これはダウ理論でいうところの“持合い”であり、株価が上昇するか下落するかの方向性がわかりにくい状態を指します。

    テスラの日足チャート(2020年5月29日)
    ※黒線が上値と下値をざっくりと結んだ線であり、黒点線が“上値が切り上がり、下値が切り下がっている”ことを示しています。

    先ほど週足で780.74ドルが買いポイントであることを解説しましたが・・・

    「テスラの株価が780.74ドルまで上昇してくるのを待てない!」

    という方は、今からテスラ株を購入してもよいと思います。

    というのも、テスラの日足チャートで示すとおり、テスラの株価はトレンドラインを超えてきているためです。

    テスラの日足チャート(2020年5月29日)
    ※黒線がトレンドラインです。

    テスラの株価チャートから考える買いタイミング

    ここまでで、週足チャートと日足チャートについて解説してきました。

    週足チャートと日足チャートの分析から出せる結論は以下のとおりです。

    ・上値が重い印象を受けるため、2021年5月29日現在でのテスラ株の購入はおすすめできません。
    ・それでもテスラ株の購入を希望する場合は、順張り戦略を検討しましょう。
    ・具体的な買いタイミングは、2021年5月29日現在、もしくは、テスラの株価が780.74ドルを超えてきたときです。
    ・いずれにせよ、株価が540ドルを割れるときには損切りを検討しましょう。

    ぜひ、みなさんの投資の参考にしてみてください。

    それでは~

    注意
    本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

    個人投資家 かまくら


  • 【解説】SPYDの株価チャートをみてどうする?【いつ買うべきか】

    【解説】SPYDの株価チャートをみてどうする?【いつ買うべきか】

    「投資家の間で話題になっているSPYDに興味があるのですが、いつ買えばよいのでしょうか?」

    という質問にお答えします。

    こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。

    「SPYDの買いタイミングについて、僕に聞いちゃいますか・・・」

    というのが正直な感想です。

    というのも、僕の投資スタンスは短期投資で、投資対象は個別成長企業だからです。
    SPYDは長期投資向けで個別企業でもないため、僕に聞くのはちょっとお門違い・・・。

    本記事ではSPYDの株価チャートについて解説はしますが、まずは投資スタンスと投資対象という切り口からSPYDについて説明させてください。

    *******************************************
    最初にお断りしておくと、「チャートだけでは勝てない」というのが僕の持論です。
    ファンダメンタルズがしっかりしている企業の株価が上昇する傾向にあるわけで、チャートだけで勝てるほど株式投資の世界は甘くありません。
    (もちろん、チャートだけで利益を出している株式投資家がいることも事実です)

    「ファンダメンタル分析のルールの方を知りたい!」

    という方は、記事「無料相談実施中!株式投資教えます!」に記載されている僕の連絡先までお問合せください。
    厳密に数値化されたファンダメンタル分析のルールをご紹介します。
    *******************************************

    そもそもSPYDとは何か?

    SPYDとは一言で言うと・・・

    S&P500の中の高配当80銘柄で構成された上場投資信託(ETF)

    です。

    「S&P500ってなに?」
    「高配当・・・持ってるだけでお金をもらえるの?」
    「いやいや上場投資信託(ETF)とよくわからないし、どうやって買うの?」

    と、疑問に思われる方もいるかと思います。

    1つひとつ解説していきます。

    S&P500とは

    S&P500とは、米国企業の中で優良企業と呼ばれる企業500社のこと指します。

    「S&P500に連動したインデックスファンドを買いましょう!」

    と、よく耳にしますがこれは・・・

    「米国の優良企業500社を寄せ集めた福袋があるので、それを買いましょう!」

    という意味です。

    福袋の具体的な中身は・・・

    ・アップル
    ・マイクロソフト
    ・アマゾン
    ・ジョンソン&ジョンソン
    ・フェイスブック
    ・ゼネラル・エレクトリック(GE)

    などの優良企業が入っているので・・・

    「将来的に福袋の価値は上がっていきます!価値が上がったら売りましょう!」

    というわけです。

    SPYDは高配当銘柄を寄せ集めてできた打ち出の小づち

    そして、SPYD自体の説明に入るわけですが、SPYDを一言で言うと・・・

    「S&P500の中の高配当銘柄80社でできた打ち出の小づち」

    です。

    先ほど“S&P500は米国の優良企業500社”と説明しましたが、優良企業500社の中でさらに80社に厳選してできているのがSPYDです。
    しかも80社はすべて“高配当企業”です。
    毎年高い配当金を投資家に還元しているエリート企業集団です。

    そして、SPYDをもっているだけで配当金を得られます。
    これが“打ち出の小づち”と言われる所以です。
    配当金は、持っているSPYDの金額の約4~5%/年です。

    しかも、SPYDは上場投資信託(ETF)なので株のように注文を出せるので、手軽に売買が可能です。

    SPYDは最強か?

    ここまで本記事を読んだ方の中には・・・

    「え?SPYDって、つまりは米国のエリート中のエリート企業集団なんですよね?最強じゃないですか!」

    と、思われた方もいるかと思いますがちょっと待ってください。

    確かに米国優良企業500社の中でもさらに80社に厳選した高配当銘柄は聞こえはいいのですが、“高配当だから良い銘柄”という安易な考え方はやめましょう。

    高配当を提示してなんとか株価下落を防止しているジリ貧企業もありますし、配当金を投資家に還元するのではなく企業活動に活用して業績向上/株価上昇を目指す優良企業もあります。

    どんな投資にも、メリット/デメリットはありますので以下でまとめたいと思います。

    メリット:簡単に分散投資できてキャッシュ(現金)が得られる

    これはS&P500連動インデックスファンドにも言えることですが、簡単に分散投資できます。
    SPYDを買うだけで80社に分散投資することになるので、リスク分散することが可能です。
    80社中の1社が業績不振/株価下落/減配となったとしても、その他79社が健全であればなにも問題ではありません。

    そして魅力的なのが、配当金によるキャッシュ(現金)を得られることです。
    これはS&P500連動インデックスファンドにはないです。
    投資目的が「日々の生活費を少しずつでも得たい」という方には、SPYDはおすすめです。

    (もちろん、キャッシュでSPYDをさらに買う“再投資”もありですが、それであればS&P500連動インデックスファンドでよいと思います)

    デメリット:とはいえ年利約4~5%・・・S&P500の方が資産を最大化できる

    デメリットは年利4~5%・・・という低さです。
    短期投資家(スイングトレーダー)である僕からすると、年利4~5%はあまりにも低すぎる・・・。

    これはもはやSPYDというより、長期投資と短期投資のスタンスの問題ですので、あまり強調するべきデメリットではないかもしれません。

    長期投資家からすれば、年利4~5%は高い方だと判断する方々も多いと思います。

    また、キャッシュ(現金)を手に入れることではなく、持っている資産を最大化することを目的にするのであれば、SPYDよりもS&P500連動インデックスファンドに投資した方が良いです。

    S&P500連動インデックスファンドは年利約7%言われており、SPYDよりもパフォーマンスが高いです。
    ただし、この年利約7%というのは”約20年間”S&P500連動インデックスファンドを持ったときの数値となります。

    ※参考までに、S&P500連動インデックスファンドである「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)@楽天証券」の紹介ページのリンクを貼っておきます。

    【eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)@楽天証券】
    https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000GKC6

    年によっては、S&P500連動インデックスファンドの価格が+10%上昇するときもあれば、-10%下落するときもあります。
    2020年3月のコロナショックの際には、S&P500(ここでは、SPDR S&P500 ETF)の価格は、37,550円(2020年2月21日の終値)から25,600円(2020年3月19日の終値)まで下落しました。
    -31.8%も下落していることになります。

    2020年11月27日のS&P500の終値が37,750円であり、約9カ月かけてコロナショック前の水準にまで上昇してきました。

    S&P500の週足チャート(2021年5月22日現在、SPDR S&P500 ETF)

    SPYDもS&P500連動インデックスファンドも、あくまで長期投資家向けの投資信託です。
    価格が下落しても持ち続ける・・・価格が下落したからこそ買い増すという長期投資家としてのスタンスが重要になります。
    (大暴落の後でも約4~5年で価格は戻ってくると言われています)

    SPYDは長期投資家向けであって、短期投資家向けではない

    上記で説明したとおり、SPYDはあくまで長期投資向けであって、短期投資向けではありません。
    “安く買って高く売る”“高く買ってより高く売る”という利ザヤで稼ぐ短期投資家のスタンスではなく、配当金で稼ぐという長期投資家のスタンスが必要になります。

    したがって、短期的に買ったり売ったりするために重宝されるチャート分析(テクニカル分析)をする意味はほとんどありません。

    そうなると、SPYDを買うタイミングとはいつになるのでしょうか?

    結論、“いつでもいい”です。

    長期投資では“いつ買うか”ではなく“持ち続けられるか”が問題になります。

    「SPYDに長期投資するぞ!」

    と決めたのであれば、最低20年間は持ち続けましょう。
    どんなに相場が下落しようとも持ち続けましょう。
    持ち続ける自信がないのであれば、長期投資はおススメしません。
    つまりは、SPYDを投資対象から外した方がよいです。

    “いつ買うか”ではなく、“どう買うか”

    “いつ買うか”に対する回答は“いつでもいい”ですが、“どう買うか”には2パターンあります。

    1、一括で買う
    2、分割で買う

    1、一括で買うメリット/デメリット

    一括で買うとは・・・例えば、あなたが現金1,000万円分のSPYDを購入しようとしたとき、1回の買い注文で1,000万円分の株を買うことを意味します。

    メリットとしては、1回の注文で終わるので手間が全くかかりません。
    1,000万円分のSPYDを買ったらあとはほったらかしです。
    最低20年間はずっと持ち続けましょう。

    このメリットのためか、現時点で現金を多く持っている投資家は、一括で買う傾向にあります。

    デメリットとしては、SPYDを一括で買った直後に価格が暴落した場合、含み損が膨れ上がってしまうことです。
    なにもできずただただ資産が減り続けるのを待つという精神的なダメージが発生します。
    前述したとおり、大暴落後でも約4~5年で価格は戻ってきますが、わかっていても気持ちが滅入ります。

    2、分割で買うメリット/デメリット

    分割で買うとは・・・例えばあなたが現金1,000万円分のSPYDを購入しようとしたとき、1回の買い注文で100万円分のSPYDを買うこととし、その注文を10回、期間を空けて繰り返すことです。
    1回1回の買い注文をどのくらい期間を空けるかは、“1カ月”としている投資家が多いようです。

    分割で買うメリットとしては、一括で買うときに比べて価格暴落時の精神的ダメージが少ないことです。
    しかも余っている現金で安くSPYDを買い増すチャンスが得られます。
    本記事では詳細を省きますが、まさに“ドルコスト平均法”をフル活用することになります。
    ドルコスト平均法は簡単に言うと、SPYDの価格が高くなっているときに小さく買い、価格が安くなっているときに大きく買うことで投資効率を高める投資法です。

    ※ドルコスト平均法に深く知りたい方は、以下のリンク先を参照ください。

    【ドルコスト平均法とは? 毎月定額で積立てる方法の長所と注意点を解説】
    https://www.axa.co.jp/100-year-life/wealth/20200108/

    デメリットしてはやはり1回1回の買い注文が手間であることです。
    (最近では分割での自動購入を設定することも可能です)

    また、あまりにも細かく分割して投資してしまうと、配当金の恩恵を得にくくなるので注意が必要です。
    打ち出の小づちを徐々に大きくしながら振り続けるよりも、最初から大きな打ち出の小づちを振り続ける方が得られる小判(配当金)は多いです。

    現在のSPYDの株価チャートは?

    2020年3月のコロナショックで大幅に価格が下落したもの、コロナショック前の水準にまで戻ってきています。

    2020年3月のコロナショックの際には、SPYDの価格は39.42ドル(2020年2月21日の終値)から22.33ドル(2020年3月20日の終値)まで下落しました。
    -43.4%も下落していることになります。

    2020年5月22日現在のSPYDの価格が41.45ドルですので、約1年かけてコロナショック前の水準にまで上昇してきました。

    この”約1年”に耐えられるかが、SPYDに長期投資できるかの1つの指標になると思います。

    SPYDの週足チャート(2021年5月22日現在、SPDR PORTFOLIO S&P500 HIGHDIVIDEND E (SPYD))

    投資に絶対はないのですが、“SPYDの価格は大暴落しても戻ってくる”という絶対的なスタンスをとる必要があります。

    直近のSPYDの日足チャートをみてみると、25日移動平均線に支えられるような形で堅調に価格が上昇しています。

    上値が若干切り下がっているのが気になるところですが、短期投資のように細かいことを気にせずに、買ってどっしり構えつづけるのが長期投資の基本的なスタンス(姿勢)です。

    SPYDの日足チャート(2021年5月22日現在、SPDR PORTFOLIO S&P500 HIGHDIVIDEND E (SPYD))
    ※紫色の曲線が、25日移動平均線です。

    結論:SPYDの株価チャートをみることに意味はない

    これまでの本記事の内容を整理すると以下のとおりです。

    ・SPYDは長期投資家向けであるため、株価チャートを見る意味はあまりありません
    ・投資資金(現金)を多くもっている投資家は、SPYDの一括購入を検討しましょう
    ・投資資金(現金)が少ない投資家は、SPYDの分割購入を検討しましょう
    ・いずれにせよ、SPYDは長期で保有するようにしましょう

    投資に絶対はないので、「これから先もSPYDの価格が確実に上昇し続ける」と言い切ることはできません。

    ただ、株価チャートで示したとおり、長期的な視点に立てば、右肩上がりで価格が上昇し続ける確率は非常に高いです。

    そういった意味では、SPYDへの投資はドルコスト平均法と抜群に相性が良いですし、あなたの資産運用に役立てるかと思います。

    それでは~

    注意
    本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

    個人投資家 かまくら


  • 【徹底解説】アップルの株価チャート【いつ買うべきか】

    【徹底解説】アップルの株価チャート【いつ買うべきか】

    「アップル株に興味があるのですが、いつ買えばよいのでしょうか?」
    「チャート分析の方法を教えてください」

    という質問/疑問にお答えします。

    こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。

    2021年5月・・・“ソフトバンクグループの純利益が世界3位に到達”のニュースが広がりました。

    【ソフトバンクG、利益「世界3位」とバフェット氏の背中】
    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB109J70Q1A510C2000000/

    【日本ソフトバンクGの純利益が約5兆円「アップル・アラムコに次いで世界第3位」】
    https://news.yahoo.co.jp/articles/fffee12020f693b517e052a0a56946c0ece08146

    「では、純利益が世界1位の企業はどこか?」

    と気になった方々も多いと思います。

    純利益が世界1位の企業は、何を隠そう“アップル”です。

    1位:アップル(約6兆1905億円)
    2位:サウジアラムコ(約5兆2618億円)
    3位:ソフトバンクグループ(4兆9879億円)
    4位:マイクロソフト(約4兆7882億円)
    5位:バークシャー・ハサウェイ(約4兆5399億円)
    6位:Google(約4兆2994億円)

    アップルはiPhoneを代表とするハードウェア以外にも、ソフトウェア、プラットフォーム、コンテンツなど幅広いビジネスを展開して、純利益世界1位の地位を確立しています。

    本記事では、今後もアップルの業績は向上し、株価の上昇が期待できることを前提として・・・

    「では、いつアップル株を買うべきか?」

    という質問に対して、テクニカル分析をもとにお答えしたいと思います。

    テクニカル分析は他の銘柄でも適用可能ですので、単純にテクニカル分析の勉強にもなります。

    *******************************************
    最初にお断りしておくと、「チャートだけでは勝てない」というのが僕の持論です。
    ファンダメンタルズがしっかりしている企業の株価が上昇する傾向にあるわけで、チャートだけで勝てるほど株式投資の世界は甘くありません。
    (もちろん、チャートだけで利益を出している株式投資家がいることも事実です)

    「ファンダメンタル分析のルールの方を知りたい!」

    という方は、記事「無料相談実施中!株式投資教えます!」に記載されている僕の連絡先までお問合せください。
    厳密に数値化されたファンダメンタル分析のルールをご紹介します。
    *******************************************

    137ドルor120ドル!アップル株を買うタイミング

    結論を先に言ってしまうと・・・

    ・順張り戦略をとるのであれば、株価が137ドルを超えたタイミングでアップル株を買う
    ・逆張り戦略をとるのであれば、株価120ドル付近まで下落してきたらアップル株を買う

    です。

    ここでいう順張り戦略は、株価が上昇しているときに株を買うこと、逆張り戦略とは株価が下落しているときに株を買うことを意味します。

    それでは、この結論にまで至った過程を解説したいと思います。

    アップルの業績と株価の動きの背景

    “純利益世界第1位”という断片的な業績だけでなく、業績の増加率もみるようにしましょう。

    2021年4月28日(米国時間)に発表された、アップルの2021年度第2四半期(1~3月)の決算結果をみてみると・・・

    売上増加率:53.9%増
    純利益増加率:111%増

    となっています。

    また、“株価は半年から1年先の業績を織り込んでいく”と言われているので、次期の業績の予想も確認したいところですが・・・“2021年第3四半期決算の予測”は発表されていません。

    【Apple決算、収益54%増の新記録 iPhone、iPad、Mac売上大幅増】
    https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2104/29/news028.html

    アップルは時価総額約2兆ドル(これまた世界1位)という巨大IT企業であるにもかかわらず、上記のような業績の増加率を記録しています。
    本当に優良企業中の優良企業です。
    基本的に時価総額(会社規模)が大きくなれば大きくなるほど、企業としての動きが鈍くなり(世の中の流れへの対応スピードが遅くなり)、業績の増加率が鈍化するのが普通です。

    ただ、2021年4月28日に好業績を発表したにも関わらず、決算翌日(2021年4月29日)から株価は下落しています。
    2021年4月28日の終値は133.58ドルであり、2021年5月14日の終値は127.45ドルです。
    株価は12営業日で-6.13ドル(-4.59%)下落しています。

    アップルの日足チャート(2021年5月16日現在)

    業績に対する投資家の期待は超えられなかったというのが現状です。
    (投資家はアップルの業績に期待し過ぎでは・・・?)

    アップルの株価チャート(週足)

    アップルと言えど、週足チャートではダウ理論の“持合”となっています。
    週足チャートで、上値(高値)が切り下がり下値(安値)が切り上がっているのがわかります。これが“持合”の状態です。

    アップルの日足チャート(2021年5月16日現在)
    ※黒線は高値と安値をざっくり結んだ線です。
    ※黒点線が上値の切り下がりと下値の切り上がりを示しています。

    株価の動きの傾向(トレンド)には3種類あります。

    1、上昇トレンド
    2、下落(下降)トレンド
    3、持合

    簡単に言ってしまうと、“上昇トレンド”は「株価が上昇する傾向にあります」、“下落トレンド”は「株価が下落(下降)する傾向にあります」ということなのですが、“持合”は「株価がどちらに動くか方向性が定まっていません」ということです。

    特に注意すべきは“上値が切り下がっている”点です。

    アップルの週足チャート(2021年5月16日)
    ※黒点線が上値の切り下がりを示しています。

    “上値が切り下がっている”のは、“上値が重い”サインと言えるのでご注意ください。

    もし、アップルの株価が121ドルを割れる(下回る)ようであれば、ダウ理論の“下落トレンド”が確定します。
    ダウ理論の“下落トレンド”が確定したときには、株価が下がり続ける可能性が高まるので、短期投資家としては保有株を手放すという判断をします。
    (中長期的な視点でアップルの業績向上/株価上昇が期待できる場合は、アップル株を保有し続けます)

    アップルの株価チャートからみる買いタイミングは?

    順張り(株価が上昇しているときに株を買う)戦略をとるのであれば、株価が137ドルを上抜けて(上回って)きたら買いです。
    “上値が重くない”という証明になりますし、ダウ理論の“上昇トレンド”が確定します。

    アップルの週足チャート(2021年5月16日)

    また、逆張り(株価が下落しているときに株を買う)戦略をとるのであれば、株価120ドル付近で株を買うのもアリです。
    週足チャートを見る限り、120ドル付近で株価が反発している(株価が下げ止まり上昇に転じている)ように見えるためです。

    アップルの週足チャート(2021年5月16日)

    それでは~

    注意
    本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

    個人投資家 かまくら


  • 【徹底解説】ANAの株価チャート【いつ買うべきか】

    【徹底解説】ANAの株価チャート【いつ買うべきか】

    「ANA株に興味があるのですが、いつ買えばよいのでしょうか?」

    という質問にお答えします。

    こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。

    上記のようなANA(9202)株に関する質問をよく頂きます。というのも・・・

    「コロナ禍で業績不振/株価下落に陥っていますが、“大きくて潰せない”でしょ?」

    「今の業績不振は一時的なもので、結局コロナがおさまれば業績は回復し、株価が上昇するでしょ?」

    と思っている投資家が多いようです。

    “大きくて潰せない”は、2008年のリーマンショック時に流行った言葉です。英語訳では・・・

    【Too Big to Fail】

    というフレーズですね。

    まさにANAのような“日本の玄関口”“日本の空路”はインフラサービス(日本人の生活には欠かせないサービス)といっても過言ではないので、破綻しようものなら日本国が手助けるだろうと考える投資家もいます。

    (とはいえ、JALは2010年に上場廃止に追いやられているので、ご注意ください)

    また、ANAの業績不振は“一時的なもの”と考えるのは妥当だと思います。
    2021年3月期の最終利益は赤字ですが、2022年3月期の最終利益は黒字転換する会社予想が出ています。

    本記事では、ANAの業績不振は“一時的なもの”であり、今後のANAの業績向上/株価上昇が期待できることを前提として・・・

    「では、いつANA株を買うべきか?」

    という疑問に対して、テクニカル分析をもとにお答えしたいと思います。

    ******************************************
    最初にお断りしておくと、「チャートだけでは勝てない」というのが僕の持論です。
    ファンダメンタルズがしっかりしている企業の株価が上昇する傾向にあるわけで、チャートだけで勝てるほど株式投資の世界は甘くありません。
    (もちろん、チャートだけで利益を出している株式投資家がいることも事実です)

    「ファンダメンタル分析のルールの方を知りたい!」

    という方は、記事「無料相談実施中!株式投資教えます!」に記載されている僕の連絡先までお問合せください。
    厳密に数値化されたファンダメンタル分析のルールをご紹介します。
    ******************************************

    2,817円 or 2,100円!ANA株を買うタイミング

    結論を先に言ってしまうと・・・

    ・順張り戦略をとるのであれば、株価が2,817円を超えたタイミングでANA株を買う
    ・逆張り戦略をとるのであれば、株価が2,100円付近まで下落してきたらANA株を買う

    です。

    それでは、この結論にまで至った過程を解説したいと思います。

    直近のANA関連のニュースと株価チャート(日足)の動き

    2021年5月9日現在、直近でANA関連の大きなニュースが2つありました。

    1、2021年4月23日、2021年3月期の最終損益の予想を上方修正
    2、2021年4月30日、2022年3月期の最終利益の予想を黒字発表

    これら2つのニュースと株価の動きについて解説します。

    1、2021年4月23日、2021年3月期の最終損益の予想を上方修正

    2021年3月期の最終損益の予想が、5,100億円の赤字から4,050億円の赤字に上方修正されました。

    【通期連結業績予想の修正(繰延税金資産の計上等を含む)に関するお知らせ】
    https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/cvfs89/

    赤字が縮小される見通しとなり、投資家心理が改善しました。

    2021年4月23日の翌営業日(4月26日)のANAの終値は2,506.5円であり、前日比で+137円(+5.78%)上昇しています。

    ANAの日足チャート(2021年5月11日)

    株価の急上昇を抑えるために、2021年4月30日の2021年3月期決算前に最終損益の上方修正の予想を発表したかたちとなります。

    2、2021年4月30日、2022年3月期の最終利益の予想を黒字発表

    2021年4月30日、2021年3月期の決算が発表されました。
    注目するべき数値は、2022年3月期の業績予想の増加率です。

    売上の増加率:89.4%(7,286億円→13,800億円)
    営業利益の増加率:黒転(4,647億円→280億円)
    経常利益の増加率:黒転(-4,513億円→50億円)
    最終利益の増加率:黒転(-4,046億円→35億円)
    ※“黒転”は黒字転換という意味です。

    【2021年3月期決算短信】
    https://ssl4.eir-parts.net/doc/9202/tdnet/1959835/00.pdf

    「株価は半年から1年先の業績を織り込んで動く」と言われているので、業績予想の増加率は必ず確認するようにしましょう。

    2021年4月30日の翌営業日(5月6日)のANAの終値は2,536円であり、前日比で+31円(+1.24%)上昇しています。

    2021年5月6日の始値(2,604円)は高かったのですが、終値(2,536円)にかけて株価は下落していきました。
    ローソク足は大陰線となっています。

    ANAの日足チャート(2021年5月11日)

    営業利益、経常利益、最終利益の増加率の予想はすべて黒転となっているのですが、黒転予想の度合(程度)は投資家を驚かせる程のものではなかったということが読み解けます。

    この「黒転予想の度合(程度)は投資家を驚かせる程のものではなかった」という部分が、“投資家心理”と呼ばれています。

    “決算の結果→株価の上昇(下落)”と結び付けている投資家が多いですが、厳密には“決算の結果→投資家心理の変化→株価の上昇(下落)”です。

    “投資家心理の変化”を読み解くのはほぼ不可能ですので、僕自身は決算前に持っている株をすべて売ってしまっています。

    いわゆる“決算ギャンブル”をしません。

    決算発表日の調べ方は、記事「ダメ絶対!決算発表のギャンブル投資」を参照ください。

    ANA株価チャート(週足)の動き

    ANAの株価チャート(週足)上で、高値と安値をざっくりと黒い線で結んでみます。

    ANAの週足チャート(2021年5月11日)

    直近では、“高値が切り下がって、安値が切り上がっている”状態です。
    これはダウ理論でいうところの“持合”です。
    株価は上昇するのか下落するのか、まだトレンドが発生していません。

    ただ、2021年3月15日の週の高値(2,817円)を株価が越えた段階で、ダウ理論の“上昇トレンド”が確定します。

    したがって、順張り戦略をとるのであれば、株価が2,817円を超えたタイミングでANA株を買うのが妥当と言えます。

    投資家の中には「2,817円以上になったら注文を出す」という買いの逆指値注文を入れる方が多いのではないでしょうか。

    ANAの週足チャート(2021年5月11日)

    また、ANAの株価は2,100円台で底堅い動きを見せています。
    (株価が2,100円より下がる可能性は低いです)

    したがって、逆張り戦略をとるのであれ、株価が2,100円付近にまで下落してくるのを待つのもアリです。

    逆張り戦略をとるのであれば、2,100円付近で買いの指値注文を入れておきましょう。

    補足:ANAの株価チャートとRSIの組み合わせ

    ここまででANAの株価チャート(日足、週足)について解説してきました。
    ここからはRSI(相対力指数)について触れたいと思います。

    RSIとは、株の“買われ過ぎ”“売られ過ぎ”を数値化したものです。
    RSIの数値が70~80%であれば“買われ過ぎ”、20~30%であれば“売られ過ぎ”と一般的には言われています。
    ※株価の急上昇時や急落時に関しては、RSIの数値は参考になりにくいと言われていますので、ご注意ください。

    2021年5月11日現在のRSIの数値は“57.01”ですので、“買われ過ぎ”とも“売られ過ぎ”とも言えません。

    ANAの株価チャートにRSIの数値を組み合わせた解釈は以下のとおりです。

    【順張り戦略】
    ANA株の株価が2,817円に到達していたとしても、RSIの数値が70~80%に達している場合は“買われ過ぎ”と判断し、ANA株の買いを見送る場合もあります。

    【逆張り戦略】
    ANA株の株価が2,100円付近まで下落していて、RSIの数値が20~30%に達している場合は“売られ過ぎ”と判断し、強気にANA株を買うという選択もできます。

    「順張り戦略」では見送り、「逆張り戦略」では買いという説明からもピンときた方もいるかと思いますが、RSIは「逆張り戦略」をとる際にもちいる場合が多いです。

    僕自身は「順張り戦略」をとることが多いので、RSIの数値を参考に株の売買をすることはほとんどありません。

    「逆張り戦略」をとろうとしている方は、ぜひ、RSIの数値も参考にしてみてください。

    注意
    本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

    個人投資家 かまくら


  • 【徹底解説】Amazonの株価チャート【いつ買うべきか】

    【徹底解説】Amazonの株価チャート【いつ買うべきか】

    「株式投資でチャートの見方がよくわかりません!」

    「“GAFAM”(グーグル、Amazon、フェイスブック、アップル、マイクロソフト)に興味がありますが、どのタイミングで株を買えばよいのでしょうか?」

    という方々向けに本記事を書いています。

    こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。

    本記事では、ファンダメンタルズがしっかりしているであろう(将来的な株価上昇が期待できそうな)“GAFAM”の1社である、“Amazon”の株価チャートをもとに、チャート分析について解説したいと思います。

    最初にお断りしておくと、「チャートだけでは勝てない」というのが僕の持論です。
    ファンダメンタルズがしっかりしている企業の株価が上昇する傾向にあるわけで、チャートだけで勝てるほど株式投資の世界は甘くありません。

    「ファンダメンタル分析のルールの方を知りたい!」

    という方は、記事「無料相談実施中!株式投資教えます!」に記載されている僕の連絡先までお問合せください。
    厳密に数値化されたファンダメンタル分析のルールをご紹介します。

    Amazonの業績向上/株価上昇の背景

    先ほど“ファンダメンタルズがしっかりしているであろう”と書きましたが、参考にするべきファンダメンタルズの一部である“売上の増加率”と“純利益の増加率”をみるだけでも、Amazonの企業としての強さがうかがえます。

    売上の増加率:44%増
    純利益の増加率:3.2倍
    ※増加率は2021年1~3月期の前年同月比です。

    【米アマゾンの1~3月期売上高、44%増…コロナで通販やクラウド事業好調】
    https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210430-OYT1T50051/

    【米巨大IT5社、大幅増益】
    https://jp.reuters.com/article/idJP2021043001001180

    コロナ禍で(コロナ禍だからこそ)、Amazonの業績は向上しています。
    巣ごもり需要で主力のネット通販事業が好調です。
    企業のテレワーク(在宅勤務)導入が加速し、クラウドサービス(アマゾンウェブサービス、AWS)の売上も伸びています。

    “株価は半年から一年先の業績を織り込んでいく”(半年から一年先の業績が向上していれば、株価は上昇する)

    と言われています。

    ウィズコロナ/アフターコロナの世界でも、Amazonの業績向上の可能性は高いので、今後の株価上昇が期待できます。

    直近のAmazonの株価チャート(日足)

    上記の売上の増加率と純利益の増加率は、2021年4月29日の2021年1~3月期決算で発表された数値です。
    2021年4月29日以降のAmazonの株価はどのように動いているかというと・・・

    Amazonの日足チャート(2021年5月4日現在)
    ※赤色のローソク足が陽線、青色のローソク足が陰線です。

    Amazonの株価は、決算発表日の翌日(2021年4月30日)には年初来高値を更新しています。
    しかし、4月30日/5月3日にはローソク足は陰線をつけており、株価が下落しています。
    “材料出尽くし”感が少し出ています。

    Amazonの株価チャート(週足)

    Amazonの株価チャートをもう少し広い範囲でみてみましょう。

    Amazonの週足チャート(2021年5月4日現在)
    ※赤色のローソク足が陽線、青色のローソク足が陰線です。

    ざっくりと高値と安値を結んだ黒線で示したとおり、ダウ理論でいうところの”持合”から“上昇トレンド”に転換しています。
    まだまだAmazonの株価上昇の可能性が非常に高いです。

    ただ、ダウ理論の“上昇トレンド”よりも、もっと注目するべきポイントがあります。

    それは、以下の週足チャートの黒色のラインで示しているとおり、株価が2,870~3,550ドルの間で“持合”(もちあい)状態であることです。

    Amazonの週足チャート(2021年5月4日現在)
    ※赤色のローソク足が陽線、青色のローソク足が陰線です。黒線が持合の上限と下限を示しています。

    “持合”がみられる株価チャートの解釈の仕方は、投資戦略を“順張り”とするか“逆張り”とするかで変わります。

    詳細は次の章にて解説します。

    Amazonの株価チャートからみる買いタイミングは?

    僕が教えているミクロ投資法の塾では、買いタイミングについても解説しています。
    買いタイミングといっても色々な選択肢があるのですが、本記事では・・・

    1、“順張り”で株価が“持合”の価格帯の上限を超えてきたとき
    2、“逆張り”で株価が“持合”の価格帯の下限付近にまで下落したとき
    3、株価がトレンドラインを超えたとき
    4、株価が新高値を更新したとき

    について解説したいと思います。

    1、“順張り”で株価が“持合”の価格帯の上限を超えてきたとき

    “順張り”とは、株価の上昇を確認してから株を購入することを意味します。

    したがって、株価が“持合”の上限3,550ドルを超えたときに、株を購入します。
    理想としては、ローソク足の実体(始値が3,550ドル以下、終値3,550ドル以上)で株価が3,550ドルを超えてくるときがベストタイミングです。

    Amazonの週足チャート(2021年5月4日現在)
    ※赤色のローソク足が陽線、青色のローソク足が陰線です。黒線が持合の上限を示しています。

    ただし、株価が3,550ドルを理想的に超えたとしても、再度2,870~3,550ドルに戻ってきてしまった場合は、損切することをおススメします。
    ニコラス・ダーバスのボックス理論では、持合の価格帯(いわゆるボックス、Amazonの株価でいうところの2,870~3,550ドル)で株価の動きが停滞する可能性が高くなるためです。

    ※ボックス理論について勉強した方は、書籍「私は株で200万ドル儲けた」を読んでみてください。

    もちろん、株価が“持合”の下限2,870ドルを割れてくる(下回る)ようであれば、損切りする判断も必要になります。
    株価は下落する可能性が非常に高くなるたまです。

    (短期投資で勝負すると決めている場合は迷わず損切りしましょう。中長期目線で株価が上昇する確率が高いと判断する場合は、株を保有し続けます)

    2、“逆張り”で株価が“持合”の価格帯の下限付近にまで下落したとき

    “逆張り”とは、株価の下落を確認して「なるべく安く株を買おうとする」ことを意味します。

    したがって、株価が“持合”の下限2,870ドル付近にまで下落したときに、株を購入します。
    下限2,870ドル付近の価格で指値注文を入れておけば良いです。

    Amazonの週足チャート(2021年5月4日現在)
    ※赤色のローソク足が陽線、青色のローソク足が陰線です。黒線が持合の下限を示しています。

    ただし、株価が大陰線をつけるなどして下限2,870ドルを大きく下回る場合は、損切りする判断も必要となります。

    (“順張り”のときと同じで、短期投資で勝負すると決めている場合は迷わず損切りしましょう。中長期目線で株価が上昇する確率が高いと判断する場合は、株を保有し続けます)

    短期投資家としての利益確定と損切りの価格の決定方法は、記事「もう迷わない!株の利益確定/損切りのルール【何パーセント?】」を参考にしてみてください。

    3、株価がトレンドラインを超えたとき

    Amazonの日足チャートにトレンドラインを引いた図が以下のとおりです。

    Amazonの日足チャート(2021年5月4日現在)
    ※赤色のローソク足が陽線、青色のローソク足が陰線です。
    ※黒線がトレンドラインです。

    「ローソク足の数で最低3本の高値が意識された線」をトレンドラインとしましょう。
    以下のAmazonの日足チャートで「〇」(赤丸)の箇所が、意識されているローソク足5本の高値に該当します。

    Amazonの日足チャート(2021年5月4日現在)
    ※赤色のローソク足が陽線、青色のローソク足が陰線です。

    2021年4月1日に、株価がトレンドラインを超えていることがわかります。
    2021年4月1日に株価がトレンドラインを超えたのを確認し、翌営業日の4月5日の始値でAmazon株を購入するのもOKです。
    上級者はトレンドラインを少し超えた価格で“逆指値”注文を入れたりします。

    Amazonの日足チャート(2021年5月4日現在)
    ※赤色のローソク足が陽線、青色のローソク足が陰線です。

    4、株価が新高値を更新したとき

    Amazonの株価は、2020年8月31日の週に上場来高値3,550ドルを記録していました。
    その後、2021年4月26日の週(厳密には4月30日)に新高値3,553ドルをつけています。

    Amazonの週足チャート(2021年5月4日現在)
    ※赤色のローソク足が陽線、青色のローソク足が陰線です。

    ミクロ投資法では基本的に、ファンダメンタルズの数値がルールを満たしている銘柄を投資先候補とし、新高値更新日の翌日始値の成行で株を購入します。

    したがって、Amazon株を購入する場合、2021年5月3日の始値3,484.73ドルで購入することになります。

    (僕自身、米国株投資はまだ準備中であるため、Amazon株は購入していません。2021年6月22日のKabutan米国株サービスがスタートし次第、米国株に挑戦します)

    日本株の新高値更新銘柄一覧の表示方法や、新高値更新銘柄の株を買うそもそもの理由は、記事「【株学習】新高値更新銘柄の一覧の出し方【Kabutan】」で解説しているので、興味がある方はご覧ください。

    “GAFAM”の1社であるAmazonの株価は、今後も上昇していく可能性が非常に高いです。

    そうなると・・・

    「いつ、Amazon株を購入するべきか?」

    という買いタイミングの勝負になってきます。

    今後も本記事は更新していきますので、ぜひ、買いタイミングをはかるテクニカル分析の参考にしてみてください。

    それでは~。

    2021年6月6日更新:アマゾン関連ニュースと株価の動き

    アマゾン関連のニュースが出てきましたので、ニュースと株価の動きを解説します。

    アマゾン関連のニュース

    2021年6月6日現在までに、以下のアマゾン関連のニュースが投資家の間で話題になりました。

    1、アマゾンのCEOジェフ・ベゾス氏が、アマゾン株を売却
    2、アマゾンが米映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)を買収
    3、ジェフ・ベゾス氏、CEO辞任を表明

    1つひとつ解説していきますね。

    1、アマゾンのCEOジェフ・ベゾス氏が、アマゾン株を売却

    2021年5月中に、ジェフ・ベゾス氏がアマゾン株約67億ドル分を売却しました。
    日本円に換算すると、約7,300億円相当です。

    【ベゾス氏、1850億円相当のアマゾン株を売却-月初から計200万株放出】
    https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-05-12/QSYS5VDWX2PU01

    企業のトップが自社の株を売却するのは、投資家にマイナスのイメージを与えます。というのも・・・

    「企業トップの自社株の保有量=自社の業績向上/株価上昇への本気度」

    と捉える投資家が多いためです。

    企業のトップが自社株を持っているということは、自身の身銭を切って、本気で経営に取り組んでいるという印象が生まれます。

    逆に企業のトップが自社株を売るという行為は、“背任行為”までとは言えないものの・・・

    「え?もう自社の業績向上/株価上昇に見切りをつけたの?」

    という印象を投資家に与えてしまいます。

    この投資家心理の悪化が、株価の下落を引き起こすことがあります。

    2、アマゾンが米映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)を買収

    2021年5月26日、アマゾンは米映画会社MGMを84億5000万ドル(約9210億円)で買収すると発表しました。

    “MGM”と聞いてもピンとこない方が多いかと思いますが、MGMは「ジェームズ・ボンド」「ロッキー」「ファーゴ」「ロボコップ」などの名作を製作した企業です。

    100年近い企業史をもつ老舗中の老舗ですね。

    【アマゾンが老舗映画製作会社MGMを約9210億円で買収、ストリーミング競争にさらなる勢い】
    https://jp.techcrunch.com/2021/05/27/2021-05-26-amazon-is-buying-mgm-studios-for-8-45b/

    そんな老舗中の老舗企業を、時代の最先端を走るアマゾンが買収することになりますが、やはりアマゾンとしては“ビデオプラットフォーム”の覇権をとりにいきたいのでしょう。

    ライバルサービスには、Netflix、Hulu、Disney+などが挙げられます。

    3、ジェフ・ベゾス氏、CEO辞任を表明

    「企業は経営者で決まる」と言っても過言ではありません。
    直近では、代表取締役社長が変わってから、大塚家具(8186)の株価が急上昇しています。

    2021年7月5日の“Amazon創業の日”をもって、ベゾス氏はアマゾンCEOを退任すると報道されました。

    【アマゾンのジェフ・ベゾスCEOが「Amazon創業の日」7月5日に退任と発表】
    https://jp.techcrunch.com/2021/05/27/bezos-will-stepdown-as-amazon-ceo-by-july-5/

    ただ、このベゾス氏のCEO退任は2021年2月の段階で発表されていたので、2021年6月現在で投資家心理に大きな影響を及ぼすものではありません。

    ベゾス氏は完全にAmazonからいなくなるというわけではありません。
    取締役会長職に就き、「新製品や新たな取り組みにエネルギーと関心を注ぐ」とのことです。

    【アマゾン創業者のベゾス氏、CEO退任へ 取締役会長に】
    https://www.bbc.com/japanese/55913921

    ニュースリリース後のアマゾンの株価チャートは?

    それでは、上記3つのニュースを受けて、アマゾンの株価がどのように動いたかを見ていきましょう。

    アマゾンの日足チャート(2021年6月6日現在)

    上記3つのニュースで一番株価に大きな影響を与えたのは「1、アマゾンのCEOジェフ・ベゾス氏が、アマゾン株を売却」です。
    2021年5月3日の始値(3484.73ドル)から、2021年6月4日の終値(3206.22ドル)にかけて、-278.51ドルも下落しました。
    アマゾンの株価は、24営業日で-8.0%も下落していることになります。

    「2、アマゾンが米映画会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)を買収」は、投資家に好意的に受け止められたのだと思います。
    株価が下落している中で、株価の大きな動きはそこまでありませんでした。

    「3、ジェフ・ベゾス氏、CEO辞任を表明」では、株価に大きな動きはありませんでした。
    もともとベゾス氏のCEO退任は2021年2月の段階で報道されていたので、すでに株価に織り込まれていたということになります。

    【ジェフ・ベゾス退任発表。アマゾン創業者が全従業員に送ったメール【全文訳】】
    https://forbesjapan.com/articles/detail/39618

    2021年6月6日更新:アマゾンの株価チャートで買いタイミングの検証

    本記事で紹介した買いタイミングは以下のとおりです。

    1、“順張り”で株価が“持合”の価格帯の上限を超えてきたとき
    2、“逆張り”で株価が“持合”の価格帯の下限付近にまで下落したとき
    3、株価がトレンドラインを超えたとき
    4、株価が新高値を更新したとき

    これらの買いタイミングを1つひとつ検証していきたいと思います。

    検証1、“順張り”で株価が“持合”の価格帯の上限を超えてきたとき

    「株価が“持合”の上限3,550ドルを超えたときに、株を購入する」について検証してみます。

    2021年4月30日に、株価は3,550ドルを超えましたが、その後株価は下落しています。

    前述したとおり、2021年5月3日の始値(3484.73ドル)から、2021年6月4日の終値(3206.22ドル)にかけて、-278.51ドルも下落しました。
    アマゾンの株価は、24営業日で-8.0%も下落していることになります。

    「“順張り”で株価が“持合”の価格帯の上限を超えてきたとき」にアマゾン株を購入するのは不適切だったということがわかりました。

    この買いタイミングを避けるためには、ベゾス氏の退任からのベゾス氏のアマゾン株売却からの株価下落までを予想する必要がありますが、そこまで予測できる投資家が世の中にいるのでしょうか?

    「“順張り”で株価が“持合”の価格帯の上限を超えてきたとき」にアマゾン株を購入した場合は、購入前に設定した損切りラインで確実に損切りすることが重要だと思います。

    検証2、“逆張り”で株価が“持合”の価格帯の下限付近にまで下落したとき

    「株価が“持合”の下限2,870ドル付近にまで下落したときに、株を購入する」についての検証ですが、アマゾンの株価はまだ2,870ドル付近にまで到達していないため検証はできません。

    検証3、株価がトレンドラインを超えたとき

    以下のアマゾンの日足チャートで示しているとおり、株価はトレンドラインを超えてきてはいません。

    Amazonの日足チャート(2021年6月6日現在)
    ※黒線がトレンドラインです。

    今後の株価の動きは要観察です。

    検証4、株価が新高値を更新したとき

    前述したとおり、2021年5月3日の始値3,484.73ドルで購入することになります。

    結果、2021年6月4日現在、24営業日で-8.0%も下落していることになります。

    「検証1、“順張り”で株価が“持合”の価格帯の上限を超えてきたとき」と同様、「株価が新高値を更新したとき」にアマゾン株を購入するのは不適切だったということがわかりました。

    検証結果から言えること

    「1、アマゾンのCEOジェフ・ベゾス氏が、アマゾン株を売却」から、アマゾンの株価は下落の一途を辿っています。
    今のところテクニカル分析面では、「検証3、株価がトレンドラインを超えたとき」で解説した“トレンドライン”が機能しそうな感じですね。

    今後のアマゾンの株価を丹念に追跡することで、テクニカル分析の精度を高めていきましょう。

    2021年8月1日更新:大暴落!Amazon決算発表後の株価に注目

    2021年7月29日、Amazonの4~6月期決算が発表されました。
    注目するべきポイントは、決算発表後のAmazonの株価の動きです。
    決算発表後の株価の動きから「投資家が何を感じたか」(投資家心理)を読み解くことができるためです。
    この投資家心理こそが、株価上昇と下落の要因となります。

    2021年7月29日(決算発表前)のAmazonの終値は、3,599.92ドル。
    2021年7月30日(決算発表後)のAmazonの終値は、3,327.59ドル。

    決算発表前後でAmazonの株価は-7.56%も下落しており、投資家心理は悪化したと言えます。

    Amazonの日足チャート(2021年7月30日現在)

    投資家心理の悪化(Amazonの株価下落)の原因は、業績の増加率が鈍化する見通しであることです。

    【Amazon4~6月、売上高27%増 経済正常化で成長減速も】
    https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN29FGV0Z20C21A7000000/

    【アマゾン、今期売上高の減速予想 ジャシー新体制に試練 株価5%安】
    https://newspicks.com/news/6057428/body/?ref=index

    売上の増加率が鈍化する見通し

    第2四半期の売上の増加率は27%であり、第3四半期の売上高の増加率は16%増となる見通しです。

    これは売上増加率の“鈍化”を示しており、今後株価が下落するサインと考えられます。

    というのも、一般的に株価は半年から1年先の業績を織り込んでいくと言われているためです。
    半年から1年先の業績の見通しが悪い場合、株価は下落していきます。

    今回、四半期ベースでの売上増加率の“鈍化”が予想されているため、「業績低下し株価が下落するだろう」という投資家心理が働いてもおかしくはありません。

    その投資家心理が決算発表前後のAmazonの株価の下落につながっています。

    ちなみに、売上の増加率の鈍化の原因は・・・

    新型コロナウイルス蔓延が止まり始めている
    ⇒経済が正常化してきている
    ⇒“巣ごもり需要”が縮小する
    ⇒AmazonのEC事業の売上増加率が鈍化する

    という一連の流れと言われています。

    Amazonの株価の今後・・・

    2021年7月5日にAmazon創設者ジェフベゾス氏がCEOを退任し、アンディ・ジャシー氏がCEOを引き継いでいます。

    【米アマゾン創業者 ベゾス氏 CEOを退任 今月20日に宇宙飛行へ】
    https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210706/k10013121471000.html

    経営陣の交代は株価変動の大きな要因となります。

    今後のアンディ・ジャシー氏の経営手腕に注目していきましょう!

    それでは~。

    注意 本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

    個人投資家 かまくら


  • 【株価急上昇】ベイカレント株の買いタイミングを解説

    【株価急上昇】ベイカレント株の買いタイミングを解説

    こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。

    これまでにnoteにて、ベイカレントの株価の動きや取引タイミングをリアルタイムで共有していきました。

    KabutanではNGで、四季報ではOKの銘柄について
    KabutanでNG、四季報でOKの銘柄の結果
    【株価上昇】ベイカレント株を買っていいですか?
    ベイカレント株を買っていいですか?②

    本記事では、総まとめとして・・・

    結局、ミクロ投資法のルールを適用した場合、ベイカレントではどれだけの取引チャンスがあったのか?

    について解説します。

    ——————————————
    本記事ではベイカレントの株価上昇の背景について細かく解説していますが、

    背景を詳細に調査した結果からベイカレントを投資先として選定しているわけではありません。

    あくまでルールに引っかかってきたかどうかで投資判断しています。

    もし、ミクロ投資法に興味がございましたら、記事「東京大学大学院卒の私が教えます!株で利益を出せる7つのルール」に記載されている

    僕の連絡先までお問い合わせください。
    ——————————————

    記事の信頼性

    ・2015年8月より、株式投資を始めました。

    ・2019年7月より、副業で株式投資の個別セミナーを運営しています。

    ・2022年12月現在、75名の個別セミナーの受講生を受け持たせて頂いております。

    そもそもベイカレントとは?

    ベイカレント(正式な会社名はベイカレント・コンサルティング)は、経営戦略の立案/実行支援サービスを提供している総合コンサルティン会社です。

    もともとITコンサルティングで創業しており、IT活用による企業改革に強みをもっています。

    2021年現在、新型コロナウイルスの蔓延により、デジタルトランスフォーメーション(DX)ブームが日本中で巻き起こっています。

    デジタルトランスフォーメーションは平たく言えば“デジタル化”なのですが、だいたい以下の2つが主な導入目的になります。

    1、顧客情報を統合し、営業活動/商品開発に活用する

    2、業務の生産性を向上する

    新型コロナウイルスの蔓延からのテレワーク導入からの「2、業務の生産性を向上する」に着手する企業が増えています。

    【DXの取り組み状況を報告 5割超の企業が DXの推進・検討に着手済み、大企業では8割超】
    https://www.atpress.ne.jp/news/227512

    そんな中、「DX化するにはそもそもどうすればいいのか?」や「DX化してみたけれども、思っていたほど成果を出せていない」

    という企業ニーズも増え、ベイカレントへのDX導入案件が増えている様です。

    正直、2020年4月以降、DX関連銘柄の株価は軒並み上昇していました。

    参考までに、これまで本ブログにて取り上げてきたDX銘柄については以下の記事を参照ください。

    【株価急上昇】DX銘柄チェンジの完全解説【結果つき】
    【株価上昇】おすすめDX銘柄【アイル/スマレジ他】
    【株価上昇】注目するべき不動産銘柄【GAテクノロジーズ】

    ここまでつらつらとベイカレントやDXについて解説してきましたが、

    ベイカレント株に注目した理由はミクロ投資法のルールを満たしていたからです。

    どんなにベイカレントが良さそうな企業でも、どんなにDXブームが巻き起こっていたとしても、ルールを満たさなければ取引しません。

    ミクロ投資法の前提

    ミクロ投資法では、「高く買って、より高く売る」を徹底しています。

    多くの株式投資本では「安く買って、高く売る」「ボロ株を買え」が紹介されていますが、投資効率があまりよろしくありません。

    「高く買って、より高く売った」方が、投資効率は飛躍的に向上します。

    ※ボロ株を売買しても投資効率が向上しない理由は、記事「【株学習】ボロ株で投資するべきか?」を参照ください。

    高く買うためのルール

    では、ミクロ投資法でいうところの「高く買って」では、どのようなルールを設定しているのでしょうか?

    ミクロ投資法では「新高値を更新した銘柄」を投資先候補とします。

    「新高値を更新した銘柄」の一覧の出し方は、記事「【株学習】新高値更新銘柄の一覧の出し方【Kabutan】」を参照ください。

    そして、「新高値を更新した銘柄」の一覧から銘柄を1つひとつ確認して、投資先を選別します。

    企業の業績が何パーセント増加している銘柄を投資先とする。

    などの具体的なルールを設けており、ルールを満たす銘柄を何の躊躇もなく買います。

    買値は、新高値更新日の翌日の始値です。

    より高く売るためのルール

    「売りは買いよりも難しい」

    と、一般的に言われていますが、ミクロ投資法では以下のようなルールを設定しています。

    ・買値から+〇〇%で利益確定する

    ・買値から-〇〇%で損切りする

    ・決算日までには保有株を売る

    ※利益確定の価格と損切りの価格の決定方法は、記事「もう迷わない!株の利益確定/損切りのルール【何パーセント?】」を参照ください。

    ミクロ投資法ではこれら3つの場合でのみ、持っている株を売ります。

    ベイカレント株の買いタイミング(1回目)

    ベイカレントの株価が、最初に新高値を更新した日は2020年12月30日でした。

    この時点では、ミクロ投資法のファンダメンタル分析やテクニカル分析のルールを満たしていました。

    ミクロ投資法では、ルールを満たした銘柄の株を新高値更新日の翌営業日の成行で買います。

    したがって、2021年1月4日の始値18,300円でベイカレント株を取得することになります。

    ベイカレントの日足チャート

    ベイカレントの場合は、あらかじめ設定した利益確定の価格/損切りの価格に到達することなく、2021年2月期第3四半期決算を迎えました。

    2021年2月期第3四半期決算の発表日は、2021年1月14日でした。

    したがって、2021年1月14日にはベイカレント株を売却することになります。

    実際にどれほどの利益が出ていたかというと・・・

    新高値更新日の翌営業日の始値:18,300円

    決算発表日の終値:18,530円

    株価上昇率:1.26%

    ベイカレントの日足チャート

    「1.26%しか利益が出ていないじゃないですか!」

    と感じた方々もいるかとおもいますが、これはこれでルールを守っての結果なので、そのまま受け入れます。

    >>決算日を跨いで株を保有しない(決算日の午前中までに保有株を売る)理由は、

    >>記事「ダメ絶対!決算発表のギャンブル投資」を参照ください。

    ベイカレント株の買いタイミング(2回目)

    2021年1月14日に発表されたベイカレントの2021年2月期第3四半期決算でも、

    ファンダメンタルズ(主に企業の業績)はミクロ投資法のルールを満たしていました。

    したがって、ベイカレントの株価の動きを観察し続ける日々は続きます。

    >>ミクロ投資法ではルールを満たす銘柄であれば、何回も取引を繰り返すことがあります。

    次にベイカレントの株価が新高値を更新した日は、2021年2月12日です。

    よって、2021年2月15日の始値19,720円でベイカレント株を取得することになります。

    ベイカレントの日足チャート

    新高値更新日の翌営業日(2021年2月15日)の始値でベイカレント株を買った場合、結果どこまで株価は上昇したかというと・・・

    新高値更新日の翌営業日の始値:19,720円

    2021年4月12日の高値:27,230円

    最大株価上昇率:38.1%

    ベイカレントの日足チャート

    40営業日で株価は最大38.1%も上昇しています。

    投資効率はかなり良い方ではないでしょうか。

    ベイカレント株の買いタイミング(3回目)

    次にベイカレントの株価が新高値を更新した日は、2021年4月8日です。

    よって、2021年4月9日の始値26,410円でベイカレント株を取得することになります。

    ベイカレント日足チャート(2021年4月9日現在)

    その後、あらかじめ設定した利益確定の価格/損切りの価格に到達することなく、2021年4月14日に2021年2月期決算を迎えました。

    実際にどれほどの利益が出ていたかというと・・・

    新高値更新日の翌営業日の始値:26,410円

    決算発表日の終値:25,010円

    株価上昇率:-5.30%

    ベイカレントの日足チャート

    買いタイミング(3回目)でベイカレント株を売買した場合、-5.3%の損切りとなっています。

    株式投資では勝率100%はなく、トータルで利益を出すことが重要になります。

    今回の損切りという結果は、“利益を生むためのコスト”として受け止めましょう。

    ベイカレント株の買いタイミング(4回目)

    2021年4月15日、ベイカレントの株価は前日比で+3,350円(+13.4%)も上昇しています。

    2021年4月14日に発表された2021年2月期第3四半期決算の結果が、投資家の期待を上回ったためです。

    ベイカレントの日足チャート

    具体的に何が投資家の期待以上だったかというと・・・

    1、業績が向上している

    2、増配が発表された

    ということです。

    1、業績が向上している

    やはり、コロナ禍によるDX(デジタルトランスフォーメーション)ブームの追い風を受けている感じですね。

    「うちの会社をどうDXしたらいいの?」

    という導入前のお客様のニーズもあるかと思いますが・・・

    「DXに踏み込んでみたけど、あまり効果がみられない・・・」

    という導入後の課題もすべて案件化しているのでしょう。

    数値的には・・・

    売上増加率:30.0%増

    当期利益:69.4%増

    なので、申し分ない業績となっています。

    【2021年2月期決算短信】
    https://ssl4.eir-parts.net/doc/6532/tdnet/1953748/00.pdf

    2、増配が発表された

    長期投資家が重要視している配当金・・・。

    90円(2020年2月期)⇒170円(2021年2月期)

    と増配になっています。

    【剰余金の配当に関するお知らせ】
    https://ssl4.eir-parts.net/doc/6532/tdnet/1953750/00.pdf

    ここまで本記事を読んだ方々の中には・・・

    「ここまで決算が投資家の期待以上であるならば、今からベイカレント株を購入しても良いのではないでしょうか?」

    と、感じた方もいるかと思います。

    はい・・・ウィズコロナの世界でもアフターコロナの世界でもDXブーム続き、コンサル案件は増加し続けると思います。

    【補足】
    Kabutanでベイカレントの業績の増加率などを見る限り、ミクロ投資法のルールを満たしていません。

    ただし、四季報の情報ではルールを満たしているため、ベイカレント株を積極的に取引していきます。

    具体的な買いタイミング(4回目)

    2021年4月14日に発表された決算の結果が投資家心理を改善したこともあり、4月15日にベイカレントの株価は新高値を更新しました。

    よって、2021年4月16日の始値28,370円でベイカレント株を取得することになります。

    ベイカレントの日足チャート(2021年4月26日現在)

    新高値更新日の翌営業日(2021年4月16日)の始値でベイカレント株を買った場合、結果どこまで株価は上昇したかというと・・・

    新高値更新日の翌営業日の始値:28,370円

    2021年6月30日の高値:40,100円

    最大株価上昇率:41.3%

    ベイカレントの日足チャート(2021年7月1日現在)

    50営業日で41.3%も株価が上昇しています。

    投資効率はかなり良いのではないでしょうか。

    ベイカレント株の買いタイミング(5回目)

    次にベイカレントの株価が新高値を更新した日は、2021年7月16日です。

    よって、2021年7月19日の始値39,650円でベイカレント株を取得することになります。

    ベイカレントの日足チャート(2021年8月13日現在)

    新高値更新日の翌営業日(2021年7月19日)の始値でベイカレント株を買った場合、結果どこまで株価は上昇したかというと・・・

    新高値更新日の翌営業日の始値:39,650円

    2021年9月2日の高値:58,700円

    最大株価上昇率:48.0%

    ベイカレントの日足チャート(2021年9月3日現在)

    31営業日で48.0%も株価が上昇しています。

    投資効率はかなり良いのではないでしょうか。

    もちろん、株価上昇48.0%をきっちりと捉えることは不可能です。

    この48.0%の上昇の中で“欲張りすぎることなく”かつ“ビビりすぎることなく”を利益確定することが株式投資で重要になります。

    感情任せにすることなく、上記の「より高く売るためのルール」で紹介したとおり、きっちりとルールを決めて取引するようにしましょう。

    約120万円の利益確定!塾生が結果を出しました

    2021年9月5日週分のメルマガを配信した後で、塾生から嬉しいニュースを頂きました!

    なんと、ベイカレントで約120万円の利益を出したそうです。

    喜びのLINEメッセージの画面キャプチャを添付します!

    この塾生は他のスクールも利用していたのですが、そのスクールでは経済/金融などのマクロ的な勉強はできたものの・・・

    「で、結局どの銘柄をどのタイミングで売買すればいいの?」

    という疑問を解消できなかったようです。

    今回、ミクロ投資法の初級編と上級編を受けてくださり、LINEに書かれている様に・・・

    「今までの損失と塾代を回収できました!」

    とのことです。

    本当におめでとうございます!こういう連絡を頂けると・・・

    「ミクロ投資法を教えてよかった!」

    と、心の底から喜びを感じられます!こちらこそ、感謝です!

    みなさんも日々相場と向き合い、チャンスを1つひとつものにしていきましょう!

    それでは~。

    注意 本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

    個人投資家 かまくら


  • 株価急上昇!ミンカブのこれまでを全解説【包み隠さず】

    株価急上昇!ミンカブのこれまでを全解説【包み隠さず】

    こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。

    ミクロ投資法のセミナー受講生から喜ばしいLINEメッセージが届きました!

    そこで本記事では、ミンカブ(4436)に着目したポイントを全て解説します。

    必見です!

    着目したきっかけはミンカブの株価の新高値更新

    ミクロ投資法では新高値更新銘柄から投資先銘柄を選定しています。
    一般的な投資本で紹介されている「安く買って、高く売る」ではなく、「高く買って、より高く売る」を徹底しています。
    その方が投資効率が高まるためです。

    2020年12月28日にミンカブの株価は新高値を更新しました。
    この時点で、ミンカブは投資先候補としてリストアップされてきます。
    2020年12月28日時点のミンカブの株価チャート(日足)は以下のとおりです。

    ミンカブの日足チャート(2020年12月28日現在)

    「新高値更新銘柄を見るためにはどうすればいいの?」

    と、疑問に思われた方もいるかと思います。

    新高値新銘柄の一覧の表示方法は、記事「【株学習】新高値更新銘柄の一覧の出し方【Kabutan】」を参照ください。
    新高値更新銘柄の一覧の表示方法から見方まで、わかりやすく解説しています。
    新高値更新銘柄のチェックは僕の毎日のルーティンであり、とても大切な作業です。

    ミンカブに出現!ミネルヴィニのVCPパターン

    株価急上昇のサインとして知られているのが、マーク・ミネルヴィニのVCPパターンです。
    VCPはVolatility Contraction Patternの略で、簡単に言うと・・・

    「株価上昇下落の動きの激しさが落ち着いてくるパターンがみられると、株価上昇の確率が高くなる」

    ということです。

    百聞は一見に如かず・・・ということで、以下のミンカブの日足チャートを見てみてください。
    黒線が短期の高値と安値を示しており、高値と安値の間隔が狭まっているのがわかると思います。

    ミンカブのVCPパターン

    この高値と安値の間隔の狭まりが“株価上昇下落の動きの激しさが落ち着いてくるパターン”であり、株価上昇のサインと言われています。

    本ブログで取り上げているVCPパターン事例は、以下の記事を参照ください。

    株価のロケット上昇なるか。推奨銘柄~VOYAGE~
    株価ロケット上昇中!インターネット広告銘柄~グノシー~
    その技術こそが強みだ!ビッグデータ銘柄、ダブルスタンダード

    VCPパターンについて詳細を知りたい方は、書籍「ミネルヴィニの成長株投資法」(マーク・ミネルヴィニ著)を読んでみてください。

    買い漁る!?機関投資家によるミンカブ株の“買い増し”あり

    ウィリアム・オニールの書籍「オニールの成長株投資法」では、“CANSLIM”で投資をすると投資効率が上がると紹介されています。

    CANSLIMとは・・・

    Current Earnings:当期四半期の一株当たりの純利益(EPS)と売上
    Annual Earnings:年間の一株利益の純利益(EPS)
    Newer Companies, New Products, New Manegement, New Highs Off Properly Formed Bases:新興企業、新製品、新経営陣、正しいベースを抜けて新高値
    Supply and Demand:株式の需要と供給
    Leader or Laggard?:主導銘柄か、停滞銘柄か
    Institutional Sponsorship:機関投資家による保有
    Market Direction:株式市場の方向

    の頭文字であり、まさに分析の観点といえます。

    CANSLIMの中の「I:機関投資家による保有」なくして、ミンカブ株を語ることはできません。
    「I」は、機関投資家が保有している銘柄の株価は上昇する確率が高いという意味です。

    実は世界トップクラスの機関投資家“ゴールドマン・サックス”と“JPモルガン・アセット”がミンカブ株を買い増ししています。

    【ミンカブについて、米ゴールドマン・サックスは保有割合が5%を超えたと報告[大量保有報告書]】
    https://kabutan.jp/stock/news?code=4436&b=n202101070736

    【ミンカブについて、JPモルガン・アセットは保有割合が増加したと報告[変更報告書No.5]】
    https://kabutan.jp/stock/news?code=4436&b=n202101200389

    ※同時期にSBIインベストメントが保有株数を減らしているのは謎です。

    【ミンカブについて、SBIインベストメントは保有割合が減少したと報告[変更報告書No.8]】
    https://kabutan.jp/stock/news?code=4436&b=n202101190700

    ミクロ投資法のルールには機関投資家の保有状況は含まれておらず、機関投資家による買い増し情報が出てきたら「ちょっとラッキー」程度に感じた方がよいです。
    機関投資家による買い増しが発覚した後に株価が下落するケースもあります。

    ※機関投資家の保有状況の詳細を知りたい方は、“株主プロ”で銘柄検索してみてください。機関投資家の保有状況がわかります。

    株価急上昇!決算発表後のミンカブ株!

    2021年2月3日、ミンカブの株価は急上昇しました。
    2021年2月3日のミンカブの終値は4,225円であり、前日比+700円(+19.86%)も上昇しています。

    ミンカブの日足チャート(2021年2月3日現在)

    株価急上昇の要因は、2つあります。

    1、2021年2月2日の決算内容が投資家の期待を上回った。
    2、新規サービス「Kabutan(株探)米国株」に対する投資家の期待が高まった。

    投資家の期待を上回る決算内容

    2021年2月2日に発表されたミンカブの“2021年3月期第3四半期決算”では、まずまず業績が公開されました。
    決算発表の内容で「業績が〇〇%増加していれば優良銘柄」などの明確なルールは完全個別性(1対1)のセミナーで紹介しています。
    興味がある方は、記事「無料相談実施中!株式投資教えます!」に記載されている連絡先にご連絡ください。

    待望のサービス開始!Kabutan(株探)米国株

    2021年2月2日の決算と同時に、ミンカブは新規サービス「Kabutan(株探)米国株」を発表しました。
    2021年6月22日が、サービス開始日となります。

    【「Kabutan(株探)米国株」の提供決定について】
    https://global-assets.irdirect.jp/pdf/tdnet/batch/140120210201453541.pdf

    「Kabutan(株探)米国株」は、日本の投資家待望のサービスと言っても過言ではありません。
    なぜなら、米国株の方が日本株よりも利益が出しやすいと言えるからです。

    今回のコロナ禍でのワクチン開発競争が良い例です。
    世界に先駆けて、米国企業“モデルナ”“ファイザー”が新型コロナウイルスのワクチン開発/販売に成功しています。
    完全に日本の製薬会社は出遅れています。

    新規事業の立ち上げ、スタートアップ企業の立ち上げ、イノベーションの創出に関しては、日本企業よりも米国企業が得意です。
    必然的に米国企業の方が業績向上/株価上昇が見込めます。

    ここまで読んでくださった皆さんの中には・・・

    「だったら、米国企業中心に投資すればいいじゃないか!」

    と思う人もいるかと思います。

    ところが、米国企業への投資には大きな障害があります。

    それは“言語の違いによる情報格差”です。

    そんな障害を取り払うべく誕生したのが「Kabutan(株探)米国株」です。
    「Kabutan(株探)米国株」を利用して、米国株の売買に挑戦する日本の投資家は増えてくるのではないでしょうか?

    僕もミンカブの「Kabutan(株探)米国株」で米国株に挑戦します!

    何を隠そう、僕自身も“言語の違いによる情報格差”で、米国株を売買できていない投資家の1人です。

    ただ今回の「Kabutan(株探)米国株」スタートで、本腰を入れて米国株の取引に力を入れていきます。
    といってもまずは調査です・・・。
    現在のミクロ投資法ルールが米国株でも通用するかを調べます。

    現在のミクロ投資法のルールは、米国の著名な投資家“ウィリアム・オニール”“マーク・ミネルヴィニ”“マーク・ダグラス”“オリバー・ベレス”の投資法をもとに設定されています。

    したがって、現在のミクロ投資法のルールを適用すれば米国株でも利益が出せる可能性が高いです。

    ただ、これは仮説に過ぎないので、ミクロ投資法のルールを1つひとつ検証してく地道な作業がしていきます。

    検証後に米国市場に本格参戦していくことになりますが・・・今からワクワクが止まりませんね笑。

    ミンカブの株価はまだまだ上昇する余地があると思います。

    日々、ミンカブの株価の動きをモニタリングしていきましょう!

    注意 本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

    個人投資家 かまくら


  • ホープの株価上昇を予想!【広告からエネルギーへチェンジ】

    ホープの株価上昇を予想!【広告からエネルギーへチェンジ】

    コロナ禍でも2020年3月末から2020年9月末現在にかけて、日経平均株価はずっと上昇し続けています。

    そろそろ日経平均株価などの大きな流れが下落に転じてもよいかと思いますが、まだ株価上昇に期待がもてる銘柄はありますでしょうか?

    という質問にお応えします。

    こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。

    結論から言うと、2020年9月28日(月)現在、ホープ(6195)という企業に注目しています。

    ※文章よりも動画の方が理解しやすいという方は、動画「ホープの株価上昇を予想します。」をご覧ください。

    それでは、ホープの株価上昇を予想している背景と理由について解説したいと思います。

    ——————————————
    本記事ではホープの株価上昇の背景について細かく解説していますが、

    背景を詳細に調査した結果からホープを投資先として選定しているわけではありません。

    あくまでルールに引っかかってきたかどうかで投資判断しています。

    もし、ミクロ投資法に興味がございましたら、記事「東京大学大学院卒の私が教えます!株で利益を出せる7つのルール」に記載されている

    僕の連絡先までお問い合わせください。
    ——————————————

    記事の信頼性

    ・2015年8月より、株式投資を始めました。

    ・2019年7月より、副業で株式投資の個別セミナーを運営しています。

    ・2022年12月現在、75名の個別セミナーの受講生を受け持たせて頂いております。

    ホープの株価上昇を予想します

    2020年9月25日(金)の市場が閉まった後に、ホープ株に注目しました。

    注目した理由は以下の2点です。

    1、2020年9月25日(金)にホープの株価が年初来高値を更新した
    2、ホープの業績やチャートの形が、ミクロ投資法のルールにひっかかった

    1、ホープの年初来高値更新

    ミクロ投資法では年初来高値を更新した銘柄から投資先候補を選択しています。

    年初来高値を更新した銘柄の株価は上値が軽いため、株価が急上昇する可能性が高いためです。

    ※年初来高値を更新した銘柄を一覧化する方法は、記事「【株学習】新高値更新銘柄の一覧の出し方【Kabutan】」を参照ください。

    2、ミクロ投資法のルールに適合

    ミクロ投資法では企業業績の増加率とチャートの形から、株を買う銘柄を選択します。

    「企業業績が何パーセント増加していれば良い銘柄と言えるか?」

    「チャートの形がどのようになっていれば買ってよいか?」

    などの具体的なルールは、ミクロ投資法の完全個別セミナーにて紹介しています。

    >>ミクロ投資法の完全個別セミナーに興味がある方は、記事「無料相談実施中!株式投資教えます!」に記載されている

    >>僕の連絡先にお問い合わせください。

    ホープの企業業績の増加率については後述しますが、チャートは以下のとおりです。

    2020年9月28日(金)時点で、ホープの株価が年初来高値を更新しているのがみてとれます。

    ホープの日足チャート(2020年9月28日現在)

    もちろん、ホープはミクロ投資法のルールにひっかかっているため、今後株価が上昇する確率は非常に高いと言えます。

    ホープの株価上昇要因の深掘り解説!

    もう少しホープについて深堀りしてみると、ホープには株価上昇につながると思われる要因が2つあります。

    1、売上と利益が急増している

    2、会社自体が広告会社からエネルギー会社へと変化している

    それでは、1つひとつ解説していきます。

    1、売上と利益の急増

    売上と利益のどのくらい急増しているかは、数値を見てしまった方がはやいですね。

    2020年6月期決算短信をみてみると、2019年6月期から2020年6月期にかけて

    売上高:273%増
    経常利益:961.9%増
    当期純利益:779.9%増

    です。

    <2020年6月期決算短信@ホープ>
    https://ssl4.eir-parts.net/doc/6195/tdnet/1873664/00.pdf

    まさに売上と利益が急増しています。

    基本的に“株価は半年から1年先の業績を織り込んでいく”と言われています。

    現状の売上と利益が急増していることはとても良い傾向です。

    ホープが発表している業績予想についても見てみましょう。

    業績予想も2020年6月期決算短信に記載されています。

    2021年6月期の業績予想の増加率は以下のとおりです。

    売上高の予想増加率:75.6%

    営業利益の予想増加率:22.5~71.5%

    経常利益の予想増加率:21.5~70.9%

    当期純利益の予想増加率:24.8~75.9%

    営業利益/経常利益/当期純利益の数値に幅をもたせているのは、コロナ禍で見通しを立てるのが難しいためでしょう。

    そして、ここまで売上と利益が急増している背景に、「2、会社自体が広告会社からエネルギー会社へと変化している」というのがあります。

    2、広告会社からエネルギー会社へ!

    「広告会社からエネルギー会社への変化」は、

    2020年6月期の決算短信の「セグメント情報」から事業の売上比率を計算してみると読み解くことができます。

    2019年6月期の売上では・・・

    全売上における広告事業の売上比率:60.8%

    全売上におけるエネルギー事業の売上比率:36.6%

    そして、2020年6月期の売上では・・・

    全売上における広告事業の売上比率:13.8%

    全売上におけるエネルギー事業の売上比率:85.2%

    エネルギー事業の売上比率が36.6%から85.2%へと変化しており、

    もはやホープは広告会社というよりエネルギー会社と言えます。

    実は企業が事業を大幅に変化させ、売上/利益を急増させると、株価が急上昇するケースは多くみられます。

    ※SNS会社からゲーム会社に華麗に転身し、業績向上/株価上昇を実現したミクシィが良い例です。

    そして、ホープの「エネルギー事業に注力していきます!」という姿勢は、子会社“ホープエナジー”の設立からもうかがえます。

    【子会社設立に関するお知らせ】
    https://ssl4.eir-parts.net/doc/6195/tdnet/1882983/00.pdf

    ホープ株を売買する上での注意事項

    そして、最後にもう1点だけ、ホープについて補足させてください。

    実は2020年9月28日(月)が、ホープの権利付最終売買日です。

    9月28日(月)から29日(火)を跨いでホープ株を保有していると、ホープの配当金や株主優待を得る権利を取得できます。

    そして、権利付最終売買日の翌日9月29日(火)が権利落ち日と呼ばれるのですが、

    一般的に権利落ち日には株価が下落する傾向があると言われています。

    ただ、ホープの場合は、配当金や株主優待目当てで株を保有する投資家は少ないと思われるため、権利落ち日での株価下落は限定的と考えられます。

    ぜひ、2020年9月28日週からホープの株価の動きに注目していきましょう。

    更新情報:おめでとうございます!セミナー受講生の利益確定ラッシュ!(2020年10月14日)

    動画「ホープの株価上昇を予想します。」にて

    「(2020年9月27日現在)ホープはミクロ投資法のルールにひっかかっているため、今後の株価が上昇する確率は非常に高いと言えます。

    2020年9月28日の週からのホープの株価には注目していってください」

    とコメントしたとおり、2020年9月28日からホープの株価は堅調に上昇しています。

    このホープの株価上昇をうまく捉え、利益を出せたセミナー受講生が3名おります。

    セミナー受講生の取引結果を公開したいと思います。

    185,768円の利益確定!50代男性

    ミクロ投資法を学ぶ前に、チェンジ(3962)の株価大暴落で650万円の損失を出してしまった方の取引結果です。

    ミクロ投資法を学んで初めての取引で、185,768円の利益を出すことができました。

    おめでとうございます!

    約12万円の利益確定!30代女性

    ファイバーゲートに次いで2回目の利益確定ができた方です。

    買う前に利益確定の価格を設定し、それまで待ち続けることを徹底できる強みがあります。

    半年前に株式投資を本格的に勉強し、トレダビで練習し、プチ株/ミニ株で練習し、100株単位の売買に切り替えています。

    一歩一歩ステップを踏みながら、順調に資産を増やせている様です。

    現物取引(注文詳細)の約定代金から利益を計算すると・・・

    756,000円-630,000円=126,000円

    約12万円の利益が出ていることになります。

    おめでとうございます!


    ちなみに、ファイバーゲートの詳細とセミナー受講生の取引結果は、

    記事「【5日で株価26.5%上昇】コロナ銘柄_ファイバーゲート」をご覧ください。

    58,429円の利益確定!50代女性

    こちらのセミナー受講生はスイングトレードの中でもかなりデイトレードに近い期間で株の売買をしています。

    今回のホープ株の売買では、注文の入力ミスなどがあったようですが、結果オーライという感じです。

    58,429円の利益を獲得することができています。

    おめでとうございます!

    セミナー受講生からの「利益確定しました!」という返答が来るたびに、内側から喜びが生まれてきます。

    「株式投資を教えてよかった・・・」と、しみじみ感じます。

    今後もホープの株価を観察していきましょう。

    注意 本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

    個人投資家 かまくら


  • チェンジの株価は今後どうなる?【上昇必至】

    チェンジの株価は今後どうなる?【上昇必至】

    「コロナ禍ではDX(デジタルトランスフォーメーション)銘柄の株価上昇が期待できます。
    DX銘柄として“チェンジ”(3962)に注目していますが、チェンジの今後の株価は上昇すると思いますか?」

    と、疑問を抱いている方々向けに本記事を書いています。

    こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。

    DX銘柄としてチェンジに注目するのはとても良いことだと思います。
    僕自身、チェンジを投資対象としています。

    チェンジの株価は今後も上昇していく!

    もちろん、チェンジの株価は今後も上昇していくと予想しています。

    「DXとはそもそも何か」「なぜチェンジに注目しているか」「チェンジ株の過去の売買タイミングはどこか」に関しては、記事「【株価急上昇】DX銘柄チェンジの完全解説【結果つき】」にまとめていますので、ご確認ください。

    それでは、今後もチェンジの株価が上昇していくと予想する理由と買いタイミングについて解説したいと思います。

    ※チェンジの株価が上昇すると予想する理由は、動画「チェンジの2020年第3四半期決算と株価の動き」でも解説しています。ブログより“動画派”という方は、こちら↓をご覧ください。

    チェンジは業績予想の上方修正を発表した

    2020年8月12日に、チェンジ社は2020年9月期第3四半期決算を発表しました。
    2020年9月期第3四半期決算と同時に、業績予想の上方修正も発表しています。

    具体的にどの程度、業績予想が上方修正されたかというと・・・

    売上の予想:48.8%増 ⇒ 55.9%増
    営業利益の予想:142.1%増 ⇒ 214.3%増
    経常利益の予想:173.3%増 ⇒ 254.7%増
    当期純利益の予想:170.4%増 ⇒ 276%増

    です。

    コロナ禍でのデジタルトランスフォーメーション需要の高まりが、チェンジの業績を押し上げると予想されています。

    業績予想の上方修正は、投資家心理を改善しました。

    <2020年9月期第2四半期決算短信@チェンジ>
    https://ssl4.eir-parts.net/doc/3962/tdnet/1831168/00.pdf

    <2020年9月期第3四半期決算短信@チェンジ>
    https://ssl4.eir-parts.net/doc/3962/tdnet/1874335/00.pdf

    <2020年9月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ@チェンジ>
    https://ssl4.eir-parts.net/doc/3962/tdnet/1874337/00.pdf

    チェンジの2020年4~6月期業績の増加率が高い

    「2020年4~6月の業績の増加率」は、もっと注目するべき数値です。

    というのも、ひとつ前の期“2020年1~3月期業績の増加率”がいまいちだったためです。

    <2020年1~3月期業績の増加率(前年同月比)>
    売上の増加率:2.64%増
    営業利益の増加率:-66.1%減
    経常利益の増加率:-49.6%減
    最終益の増加率:-103%減

    2020年1~3月期業績に関しては、前年同月比で営業利益/経常利益/当期純利益が減少しています。

    “株価は半年~1年先の業績を織り込む”と言われているため、四半期ベースの業績が悪化は将来的な株価の下落につながる可能性が高いです。

    というわけで、僕はチェンジを投資対象外としていました。

    ※チェンジの場合は四半期ベースの業績の悪化と関係なく株価が上昇していたので、投資家の期待は相当高まっていると言えます。

    ところが、2020年9月期第3四半期決算では、“2020年4~6月の業績の増加率”が改善されています。

    <2020年4~6月期業績の増加率(前年同月比)>
    売上:54.9%増
    営業利益:165%増
    経常利益:150%増
    最終益:138%増

    この“2020年4~6月期業績の増加率”も「株価が上昇するのではないか」という投資家の期待を高めています。

    “2020年4~6月期業績の増加率”を見て、僕はチェンジを投資対象に戻しました。

    実際にチェンジの株価は上昇している

    2020年8月12日の2020年9月期第3四半期決算の発表後では、チェンジの株価は上昇しています。
    決算発表翌日の始値をベースに計算すると・・・・

    決算発表翌日(2020年8月13日)の始値:9,360円
    2020年8月19日の高値:13,060円

    ですので、5営業日で39.5%もチェンジの株価は上昇しています。

    チェンジの日足チャート

    チェンジ株の買いタイミングはココ!

    僕が教えているミクロ投資法では、“新高値を更新した日の翌営業日に買い注文を入れる”ことをルールとしています。

    ※ミクロ投資法では新高値を更新した銘柄が投資対象候補となります。新高値を更新した銘柄のリストの出し方は、記事「【株学習】新高値更新銘柄の一覧の出し方【Kabutan】」を参照ください。

    したがって、実際には新高値を更新した2020年8月13日の翌営業日である8月14日に買い注文を入れることになります。

    2020年8月14日の始値をベースに計算すると・・・・

    2020年8月14日の始値:10,400円
    2020年8月19日の高値:13,060円
    最大株価上昇率:25.6%

    したがって、4営業日で25.6%もチェンジの株価は上昇しています。

    正直申し上げると僕自身は今回、チェンジ株を買えていません・・・。

    というのも、あまりにもチェンジの株価が高値圏にありすぎてビビりました。

    これがいわゆる成長株投資法の“高所恐怖症”というものですw

    チェンジの週足チャート

    今からチェンジ株を買うのは困難?

    ここまで本ブログを読んでくださった方の中には、以下の疑問を抱く人がいるかと思います。

    「チェンジの株価はすでに高値圏にあり、もうチェンジ株を買うことは困難ですよね?」

    はい。2020年8月20現在ではチェンジの株を売買するのはちょっと危険です。
    新高値を更新した日の翌営業日にチェンジ株を買えていればよかったのですが・・・

    ただ、チェンジに関してはファンダメンタルズ(主に企業業績)がしっかりとしており、まだまだ株価上昇の余地はあります。

    “2020年8月20現在”ではチェンジ株は買いにくいですが、もう少し時間を置くと、チェンジ株もお手頃な株価まで下落してくると思います。

    そのタイミングでチェンジ株を買うべきであり、そうなるともはや、“テクニカル分析”勝負になってきます。

    コロナ禍では、ウィズコロナでも(ウィズコロナだからこそ)業績向上が見込める銘柄に、資金が集中する傾向にあります。

    まさに、DX銘柄の代表ともいえるチェンジは今後も注目され続ける銘柄です。

    チェンジの日々の株価をチェックし、しかるべきタイミングで買えるように準備していきましょう。

    更新情報:どんどん上昇!チェンジの株価(2020年9月6日)

    2020年8月20日時点で

    「チェンジに関してはファンダメンタルズ(主に企業業績)がしっかりとしており、まだまだ株価上昇の余地はあります。」

    とコメントしたとおり、2020年9月6日時点でも株価は上昇し続けています。
    上記同様、チェンジの株価の上昇率を2020年8月14日の始値をベースに計算すると・・・・

    2020年8月14日の始値:5,200円
    2020年9月2日の高値:8,620円
    最大株価上昇率:65.8%
    ※2020年9月1日にチェンジ株は株式分割されています。

    したがって、14営業日で65.8%もチェンジの株価は上昇しています。

    チェンジの日足チャート(2020年9月6日)

    2020年8月28月に出来高を伴う株価の下落が見られましたが、それ以外の日は堅調に株価が上昇しています。
    ※ちなみに、2020年8月28日の株価下落の原因は、“安倍首相の退任”です。大きな流れの下落により、チェンジの株価も下落しました。

    「チェンジ株を買いたいけど、買いタイミングが発生しない」

    というのが、正直な気持ちです。

    チェンジの株価を日々確認して、買いタイミングをはかっていきましょう。

    それでは~

    注意 本ブログの内容は、一個人投資家としての見解です。ブログの内容を踏まえた投資により生じた損失に関しては、一切責任を負いません。よろしくお願いいたします。

    個人投資家 かまくら